車で走れる砂浜!?海岸線をドライブできる日本唯一の公道「千里浜なぎさドライブウェイ」とは

2023年8月15日(火)放送
車で走れる砂浜!?海岸線をドライブできる日本唯一の公道「千里浜なぎさドライブウェイ」とは

全国の道に特化したバラエティ番組『道との遭遇』では、道マニアがイチオシの道をご紹介。今回は、石川県にある“特殊な公道”を巡りました。(この記事では道情報だけをまとめてご紹介します)

曲線が美しい!華道家がデザインした「あやとりはし」

あやとりはし
画像:CBCテレビ『道との遭遇』

石川県加賀市には1300年の歴史を誇る「山中温泉」があり、温泉街から大聖寺川に向かうと、ユニークな構造をした「あやとりはし」が目を引きます。

まるで“あやとり”のような外観の「あやとりはし」は、1991年に完成。華道家・勅使河原宏さんが、渓谷“鶴仙渓(かくせんけい)を活ける”をテーマに、天に駆ける龍をイメージしてデザインしたそう。

画像:CBCテレビ『道との遭遇』

曲線がとても美しいS字路で、さらに高低差のある橋は珍しいと道マニアは言います。
夜になると橋がライトアップされ、昼間とはひと味違う幻想的な景色が楽しめます。

車で走れる砂浜の公道!?唯一無二の「千里浜なぎさドライブウェイ」

千里浜なぎさドライブウェイ
画像:CBCテレビ『道との遭遇』

能登半島の羽咋市(はくいし)には、車で走ることができる砂浜「千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイ」があります。土木事務所が管理している正真正銘の公道で、車が通れる砂浜は日本でここだけだと道マニアは言います。

普通は、車が砂浜を走るとタイヤがはまってしまって動けなくなりますが、千里浜の砂は他の海岸と比べて粒子が細かく、海水を含むと強く固まるため、タイヤが沈むことなく車を走らせることができるのだとか。

画像:CBCテレビ『道との遭遇』

車が砂浜を走るきっかけになったのは、1955年のこと。とある観光バスの運転手が「広々とした波打ち際を思いっきり走りたい」と試走したところ、問題なく走行できたのが始まりと言われています。

徐々に砂浜を車で走る人が増え、1966年には正式に公道として管理されるようになり、今では観光用道路として年間通して開放されています。日本海に面する千里浜海岸を約8kmに渡ってドライブできるとあって、今では観光名所に。多くの人が訪れる人気のスポットになっています。

8月15日(火)午後11時56分放送 CBCテレビ「道との遭遇」より

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