「愛♡スクリ〜ム!」5000万再生の裏側 モフモフモーが語る“バズ”とYouTubeのリアル
HIKAKINらと並び「YouTube Fanfest2025」に選出された、今最も勢いのある2人組クリエイター「モフモフモー」。
「登録者数だけを追い求めるのではなく、”どう届けるか”を大切にしてきました」。
そう語ってくれたのは、YouTubeやTikTokを中心に活動するととちゃんとみみちゃん。楽曲制作からショート動画、声優的アプローチまで、2人ならではの強みを武器に活動を広げてきました。
最初は数十回再生だった動画が、いまでは5000万再生を超えるヒットを生み出しています。
今回の取材では、バズるまでの試行錯誤や、SNS時代ならではの音楽活動、そして「まだ夢の途中」だと語る2人の現在地について聞きました。
“YouTuber”って何をしてる?登録者数だけでは測れない世界
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そんな思いからCBCテレビが立ち上げたのが「me:tone編集部」です。
今回は、元SKE48であり現在YouTuber『モフモフモー』として活躍している若林倫香さん(以下、ととちゃん)と相方・みみちゃんにYouTubeのリアルについて聞いてみました。
me-tone編集部:「YouTuberって、結局どんな仕事なんですか?」
そんな率直な質問に対して、ととちゃんは少し考えながら、今の自分たちの活動をこう表現しました。
ととちゃん:「YouTubeの世界の中で自分の立ち位置を見つけながら、より多くの方に楽しんでもらえる作品を届けていくお仕事だと思っています」
音楽系、旅行系、商品紹介系、YouTubeの世界にはさまざまなジャンルが存在します。その中で、元アイドルの2人組であるモフモフモーは、“ショート動画×音楽”という形で、自分たちらしい居場所を作ってきました。
一方で、収益化の仕組みはかなり複雑なのだそうです。
みみちゃんも、YouTubeには一定の再生時間や登録者数など、収益化のための基準があると説明してくれました。
みみちゃん:「誰でも最初からお金が稼げるわけじゃなくって、一定の条件を達成した人だけが収益化ができるんです」
ネット上では数字だけが注目されることも多いYouTubeの世界。しかし2人の話からは、その裏側で「誰に、どう届けるか」を考えながら活動していることが伝わってきました

最初の動画はわずか30再生 悔しさが原動力になった初期時代
いまでは大きな再生数を持つモフモフモーですが、最初から順風満帆だったわけではありません。
活動初期のことについて聞くと、ととちゃんは「失敗ではないけど」と前置きしながら、印象的なエピソードを話してくれました。
ととちゃん:「みみちゃんが作った曲が本当に素敵だったので、”これは絶対届くはず!”って思って投稿したんですけど、最初は30再生とかで」
自信を持って投稿したにもかかわらず、思うように広がらない。その悔しさが、現在の活動につながっていったといいます。
ととちゃん:「“もっと知ってほしい”っていう気持ちをバネに始めたので、試行錯誤からスタートしました」
”良いものを作るだけでは届かないーー”2人はそこから、「どうすればもっと知ってもらえるのか」を考えながら試行錯誤を重ねていきました。

「ぶりっ子で何が悪いの?」が広がった理由 コメント欄から生まれた“共感”
モフモフモーの名前を大きく広げたきっかけのひとつが、楽曲「ぶりっ子で何が悪いの?」でした。
この曲が生まれたきっかけは、動画のコメント欄に届いた「ぶりっこキモい」という言葉だったといいます。
みみちゃん:「そのコメントを見て、”じゃあ曲にしちゃおう!”っていうところから始まりました。」
まずはショート動画として投稿。すると、コメント欄に多くの共感の声が集まりました。
ととちゃん:「“私もこういうこと言われたことある”とか、“気持ち分かる”っていうコメントがすごく多くて。“この感情って、みんな共通なんだ”って思いました」
その反響を受けて、ショート動画だったものをフル楽曲として制作。SNS時代らしく、“視聴者とのキャッチボール”の中で育っていった曲だったのです。
みみちゃん:「SNSで曲が広がったから、カラオケにも入るようになったんです!歌った動画を送ってくれるファンもいるそうで、“ネットの中の曲”がリアルの場でも楽しまれていることに、2人もうれしそうな表情を見せていました。

「愛♡スクリ〜ム!」5000万再生、声優経験とプロデュース力の化学反応
そして現在、「愛♡スクリーム」で5000万再生を突破しているモフモフモー。その背景には、ととちゃんの“声”がありました。
もともとSNSで流行していた楽曲を聞いて、「これ、声真似できるかも」と話したことがきっかけだったそう。ただ、ととちゃん自身は、そこまで特別なことだとは思っていなかったといいます。
ととちゃん:「声優の世界だと、声を真似する練習って結構普通にやるんです。だから”これって人に見せるものなのかな?”って感覚でした。」
そんな中、みみちゃんが「絶対やった方がいい」と強く背中を押しました。
みみちゃん:「ととちゃんは最初遠慮してたけど、私は絶対にやったほうがいいと思っていました。声も似てたし、視聴者のみんなにも見てほしかったんです!」
そのまま思いついた勢いで撮影し、すぐ投稿。その“スピード感”、そして「声優スキル」と「ショート動画」の掛け合わせがバズにつながった理由のひとつでした。
完成度だけでなく、“勢い”や“瞬発力”も求められるSNS時代らしいエピソードでした。

「まだ夢の途中」100万人登録を目指して
初投稿はわずか30再生。そこから試行錯誤を重ね、いまでは世界中の視聴者が集う「YouTube Fanfest Japan 2025」のステージへ。選出の連絡が来た時のことを聞くと、2人とも今でも鮮明に覚えている様子。
ととちゃん:「“これって本当なのかな?”って」
みみちゃん:「前の年から、来年はこのステージに立ちたいね”って2人で話してたので、まさか本当に叶うんだってびっくりしました」
現在の目標は、YouTube登録者100万人。ただ、2人が大切にしている軸は、今も変わっていません。
ととちゃん:「ショート動画も大好きなんですけど、やっぱり自分たちで作っている楽曲も、もっと沢山の人に届けられたら嬉しいです」
夢をひとつ叶えても、また次の夢へ。
ととちゃん:「ひとつ夢が叶っても、また次にやりたいことや目標が増えていくんです。そうやってずっと夢があることって、すごく幸せなことだなって思っています」
今回の取材を通して感じたのは、モフモフモーの活動は“バズ”だけでは語れないということでした。「もっと届けたい」「もっと面白いことをしたい」——そんな気持ちを原動力に、試行錯誤を重ねながら活動を続けてきたモフモフモー。
だからこそ、2人の動画や楽曲には、多くの人が共感したくなる魅力があるのかもしれません。

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