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「絶対ここ以外行かない」小さい浴槽で大評判!?「東海3県この冬行くべき温泉ランキング」第1位の下呂温泉を深堀り!

「絶対ここ以外行かない」小さい浴槽で大評判!?「東海3県この冬行くべき温泉ランキング」第1位の下呂温泉を深堀り!
CBCテレビ『デララバ』

爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』。今回は東海3県の各温泉協会のスタッフ71人に、この冬行くべき東海3県の温泉地を調査!第1位に輝いた、岐阜・下呂市の「下呂温泉」の魅力に迫ります。

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年間100万人が訪れる大人気温泉地!

CBCテレビ『デララバ』

「東海3県この冬行くべき温泉ランキング」第1位に輝いたのは、岐阜・下呂市の「下呂温泉」。1000年以上の歴史を持つ下呂温泉は、飛騨川をはさんだ南北約2キロのエリアに広がっています。約50軒もの旅館やホテルが並び、温泉街には無料の足湯が7か所。連日行列ができる「下呂プリン」や飛騨牛がたっぷり入った「下呂カリーパン」など温泉街グルメもたくさん。毎年100万人が訪れる日本を代表する人気温泉地です。

アンケートでは「温泉の質がいい。ヌルヌルでいい温泉」「温泉街で食べ歩きを楽しみながら、そこにも足湯があり、心から温泉を満喫できる」との声が。

温泉デララバの純温泉協会・山口貴史代表によると、下呂温泉の泉質はアルカリ性単純温泉で、古い角質を落とし、美肌効果が期待されるとのこと。

各旅館では個性的な浴槽で温泉を楽しむことができます。創業76年の旅館「小川屋」の温泉は、畳が敷きつめられた畳風呂。抗菌仕様の畳で、寝転んで楽しめるそうです。下呂で一番の高台に建つ「しょうげつ」は、全室から見事な景色が楽しめます。露天風呂からの眺めは絶景です。

創業94年の「湯之島館」は、建物が国の有形文化財に登録されていて、昭和天皇も宿泊された由緒ある旅館です。派手さはありませんが、ヒノキ風呂の雰囲気が良いと人気です。

「下呂でオススメの温泉宿」ベスト3は?

CBCテレビ『デララバ』

約50か所もあると、どの宿の温泉に入ればいいか迷ってしまうという人も。そこで、番組は下呂温泉に来た観光客に「下呂でオススメの温泉宿」を聞きました(2025年10月調査)。

「下呂でオススメの温泉宿」第3位は「望川館(ぼうせんかん)」。創業207年の下呂で一番の老舗。その名の通り、川を望む旅館です。

目の前には飛騨川が流れていて、川の音を聞きながら温泉に入れます。冬は雪景色も一緒に楽しめ、春には満開の桜も見られます。目の前には、JR高山線の鉄橋があり、1時間に2回ほど列車が走る音も楽しめます。鉄道マニアにも大人気の露天風呂です。

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「下呂でオススメの温泉宿」第2位は「紗々羅(ささら)」。高台の上に建てられた旅館で、貸切露天風呂「ねっこ風呂」には、樹齢700年の貴重なヒノキの根っこをくり抜いた浴槽があります。紗々羅取締役・大前さんによると「当館の社長がくり抜いて作った風呂で、おそらく日本では唯一」とのこと。

天井・柱が全てヒノキの豪華温泉!

CBCテレビ『デララバ』

「下呂でオススメの温泉宿」第1位は、下呂を代表する高級旅館「水明館」。主に3つの建物で構成されていて、それぞれ趣向を凝らした温泉があり、湯めぐりができると大人気の宿です。

「山水閣(さんすいかく)」で楽しめるのは、木々に囲まれた開放的な「野天の湯」。「飛泉閣(ひせんかく)」では、8階から下呂を一望できる「展望大浴場」。中でも注目は、「臨川閣(りんせんかく)」の宿泊者専用の「下留(しもどめ)の湯」。天井や柱は全てヒノキで作られている豪華な温泉です。

下呂の温泉は、宿だけはなく各家庭でも楽しめます。水明館のすぐ近くには、源泉をためた温泉タンクの裏手に、一般の方でも購入できる温泉スタンドがあります。

午後2時になるとスタンドには続々と地元の方が車でやって来ます。1時間でなんと64台も。下呂温泉は観光客以上に地元の人々に愛されていました。

小さい浴槽なのに大人気?秘密はお湯にあり!

CBCテレビ『デララバ』

これまで1300か所以上の温泉に入ってきたという温泉デララバの純温泉協会・山口貴史さんのオススメは、創業60年の「民宿ラムネ屋」。かつてラムネ飲料の製造をしていたのでその名が付いたのだとか。

温泉は男女兼用の小さな浴槽のみですが、宿泊サイトの口コミでは「お湯がすごくいい!」と評判で、全国からお客さんがやって来る大人気の宿です。

番組は、ラムネ屋に朝から晩まで1日密着。人気の秘密を調査しました。

宿を切り盛りするのは奥田さん夫婦。チェックアウトが終わった午前10時。まずは掃除から始まります。お風呂掃除の担当は妻の眞紀さん。お部屋の掃除は2代目の佳久さんです。

この日も夜は満室。午後3時を迎えると、多くのお客さんがやって来ます。連泊していたデララバの石川さんは、20年間、毎月名古屋からやって来ているという常連さん。「本当にお湯そのものがいい。絶対ここ以外行かない」と絶賛します。

ラムネ屋は浴槽が小さいため、時間を決めて入る貸し切り制。入る時間は1回30分。夕方、夜、朝の最大3回入ることができます。夕方の部は午後4時から。それに合わせて温泉をためていきます。源泉をそのまま入れる源泉かけ流しの温泉です。

準備ができたら佳久さんは客室のある2階へ1人目のお客さんを呼びに行きます。ちなみに温泉を出たら、入り口にあるインターホンを押すと、ご主人が次のお客さんを呼ぶ仕組みです。温度は約42℃と少し高めですが、とってもヌルヌルです。

実はラムネ屋は、昼間は食堂としても営業。地元の方で満席になる大人気の食堂です。一番人気の「カツ丼」は、柔らかい肉質の飛騨豚を使った創業当時から続く名物メニューです。

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民宿の夕食メニューは、岐阜の名物「ケイちゃん」。ケイちゃんは、お店ごとに味付けが変わりますが、ラムネ屋は鶏肉を味噌、ニンニク、醤油などのタレに6時間漬けこみます。キャベツの水分で鶏肉がふっくら焼き上がり、食べるとニンニクの風味が広がる、ごはんが進む郷土料理です。

他にも、下呂で育ったアマゴの煮つけや季節の天ぷら、食感がわらび餅のような地元で作った味噌コンニャクなど、下呂の幸が詰まった料理の数々が楽しめます。

夕食の時間が終わると、佳久さんは浴槽へ。新鮮な温泉を味わってもらうため、夕方と夜でお湯を入れ替えるのだとか。

午後8時、入浴の夜の部がスタート。佳久さんも30分ごとの呼び出し作業にそなえて食堂で待機します。浴槽が小さいので温泉の入れ替わりが早く、常に新鮮な温泉が楽しめるのが人気の秘密のようです。

全てのお客さんが入り終えたのは午後10時20分。最後に温泉に入るのはご主人の佳久さんでした。

CBCテレビ『デララバ』2025年12月3日放送より

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