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ラーメン数珠つなぎ第八弾!豚と水が織りなす淡麗スープと歯応え抜群の麺!「拉麺 mellow(メロウ)」

ラーメン数珠つなぎ第八弾!豚と水が織りなす淡麗スープと歯応え抜群の麺!「拉麺 mellow(メロウ)」
CBCテレビ:画像「デララバ」

東海地方の人気ラーメン店の店主からイチオシをいただく「人気ラーメン店主がおすすめするラーメン数珠つなぎ」企画。第八弾は「達磨食堂」オーナー日沖さんおすすめの、緑区にお店を構える人気ラーメン店「拉麺 mellow(メロウ)」を取材しました!

独創的でバシッとうまい!記憶に残るインパクト抜群のラーメン店「拉麺 mellow」

今回伺ったのは名古屋市緑区にお店を構える「拉麺 mellow(以下mellow)」。緑色の3階建ての建物が目印です。

CBCテレビ:画像「デララバ」

「mellow」はもともと愛知県長久手市で「ラーメン めろう」としてお店を構えていましたが、2022年4月に現在の場所で新規オープン。

CBCテレビ:画像「デララバ」

店内はグリーンとナチュラルウッド、植物柄の壁紙などボタニカルな雰囲気。ステンドグラスのライトがかわいらしい。カウンター席が11席、包み込まれるような座り心地の椅子が嬉しいポイント。

CBCテレビ:画像「デララバ」

入って左側に券売機。メインメニューのほか、定期的に限定麺も展開しているので、気になる方は「mellow」公式SNSを参考に。駐車場は店舗敷地内に3台分あります。店舗壁面や券売機にも記載がありますが、近隣他店の駐車場や路上駐車は決してしないようにお願いします、とのことです。

濃厚なのに後味のキレがいい!豚骨と水だけで作るスープがうますぎる「豚と水のそば」

まずは看板メニュー「特製豚と水のそば 1,250円(税込)」をご紹介。

CBCテレビ:画像「デララバ」

運ばれてきた瞬間から豚骨の食欲をそそる香りが。特製は通常のメニューに吊るし焼豚2枚、味玉1個が追加されます。

CBCテレビ:画像「デララバ」

見るからに濃厚なスープはメニュー名の通り、臭みを消すための香味野菜などはいっさい使用せず、ずん胴に大量の国産豚骨と水を入れ24時間以上炊いたものにしょうゆベースのかえし(タレ)を合わせたもの。豚骨らしいまろやかな風味とほんのりビターなコク。素材はシンプルなのにとても複雑な味わいが楽しめます。濃厚にも関わらず塩辛さがなくスッキリとした後味は、まさに豚骨ラーメンの新境地。

CBCテレビ:画像「デララバ」

店内の製麺室で作る自家製麺は角の立った中太ストレート麺。力強い弾力と歯がグッと入っていく食感が楽しめ、濃厚なスープの中でも小麦がしっかりと存在感を主張しています。

CBCテレビ:画像「デララバ」
CBCテレビ:画像「デララバ」

店内仕込みの「吊るし焼豚」はじっくりと火を入れることで、余分な脂がそぎ落とされた肉肉しい食感が特徴。芯までしっかり味が染みており、これだけでご飯がすすむおいしさ。

CBCテレビ:画像「デララバ」

ローストしたキャベツもスープとの相性を考えられたもの。シャキッとした食感とみずみずしい甘さが際立ちます。高菜も濃厚なスープに酸味をプラスする名脇役。 スープと麺、トッピング類がそれぞれ主張しながらも、まとまりのある一杯に大満足必至です。

クリアな見た目と味のギャップに思わず驚く!燻製の香りとコシのある太麺「薫香そば(汁なし)」

次は暑い夏にぴったりの汁なし系「薫香そば(汁なし)950円(税込)」。

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岩のりと吊るし焼豚2枚、フライドオニオンと刻み玉ネギ、そして卵黄が2つものった贅沢な見た目。しっかり混ぜて豪快にズズッとすすると、燻製の力強い香りが口いっぱいに充満し、鼻を抜けていくのがとても心地良い。見た目とのギャップに驚きを隠せません。燻製の香りの正体は、火がついた炭を油の中に入れ、香りを移した「炭オイル」と自家製の「燻製醤油」。岩のりが放つ磯の香りも混ざり合い、多層的な味わいが楽しめます。

CBCテレビ:画像「デララバ」

讃岐うどんより弾力があり甘みも強く、インパクト抜群の燻製の香りにも負けない極太ストレート麺。「麺は温かいものもできますけど、冷たい方がおすすめです」とオーナーの古澤さんが言う通り、冷たい麺はタレの味と燻製の風味をより強く味わうことができます。今までにない新感覚の油そばに、きっと誰もが驚くことでしょう。

まるで飲み物!とろっとろ食感の焼豚がまぶされた「豚煮込み飯」

ラーメンのお供にちょうどいいサイズの「豚煮込み飯 300円(税込)」。

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とろっとろに煮込まれた焼豚はご飯と絡み合うようにほぐされており、まるで飲み物のようにするすると喉を通っていきます。

CBCテレビ:画像「デララバ」

ご飯も一粒一粒がしっかりとした食感に炊き上げられ、甘辛い味付けに練りがらしがアクセントになり、いくらでも食べられるおいしさ。ラーメンのスープを少しかけて食べるのも味の変化が楽しめておすすめ。サイドメニューにもしっかりとこだわりが詰まっています。

オーナーの好奇心と「好き」が詰め込まれた「mellow」

オーナーの古澤さんは、名古屋のデザイン系ベンチャー企業出身。会社が東京へ事業展開した際、古澤さんも東京へ。もともとラーメンにあまり興味がなかったそうですが、東京の人気ラーメン店を食べ歩いているうちに、その奥深さと魅力にハマってしまったそう。

会社が都内で移転するタイミングで、独立を決心。すでにラーメン店を立ち上げる意志が固まっており、自身が作りたかった魚介豚骨系に定評のある、名古屋市北区の有名店「豚そば ぎんや黒川本店」で修業。さらに調理や味覚のバリエーションを広げるために、一流イタリアンなどで働き、2012年3月、長久手市に「ラーメン めろう」をオープンしました。

当時から行列のできる人気店でしたが、第二子の誕生を機に住居兼店舗を探し、現在の場所で再オープン。(「ラーメン めろう」は後継者に任せ、2023年1月まで営業)「2人目の子供が生まれ広い所に住む必要がありました。また、前の店舗は居抜きだったので、次は自分の好きな空間を作ってやりたかったんです。もともとラーメン店で独立したのも、自分が好きなものに囲まれて、好きな素材を使って、それを楽しんでもらいたかったので」と言う古澤さん。現店舗は古澤さんのテイストがしっかり詰め込まれています。

「mellow」には「時がたって味が出た・芳醇な・まろやかな」という意味があり、古澤さんが作るラーメンにぴったりだということで店名に。その名の通り、提供するラーメンはまろやかな味わいでとても奥深く、まさに記憶に残る味。

今回ご紹介した定番メニュー以外にも煮干しをふんだんに使用したメニューやつけ麺、そのほかここでしか味わうことのできないジャンルレスな限定麺も展開。10年以上ラーメンを作り続け、常に新しい味に挑戦し続ける「mellow」。訪れるたびに感動の味を楽しむことができます。


店舗名
拉麺 mellow(メロウ)

住所
名古屋市緑区徳重5-1301
営業時間
11:00〜14:00
18:00〜21:00

定休日
火曜日、祝日 
※そのほか不定休あり。公式SNS要確認

ライター名
南野 武

※記事内容は配信時点の情報です。

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