まるでステーキのような肉肉しさ!?肉一本で勝負する隠れ家のハンバーガーとは?「今絶対食べてほしいハンバーガー」ランキング!(後編)

爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』!今回は「本格的ハンバーガーの本当においしい店」東海3県トップ10。今絶対食べてほしいハンバーガーランキングは必見!
ハンバーガーの万博!?組み合わせは4000通り以上!

今回は、これまでに食べてきたハンバーガーの数は3000種類以上という、東海3県イチのハンバーガーデララバである東海ハンバーガー協会・林会長がランキングを発表します。
「東海3県ハンバーガーランキング」第5位は、名古屋・今池の「バーガーズリパブリック」。2019年にオープン。1階には5人掛けのカウンター席があり、奥にある秘密基地感漂う階段を上がると、2階には8人分のテーブル席が。
ハンバーガーは23種類。バンズとパティは2種類ずつ、トッピングだけでも11種類!さらに、サイドメニューは共通のサラダと4種類のポテトを用意。組み合わせは4000通り以上になります。店名のリパブリックの意味は「共和国」。「日本新世紀」「テキサスハウディー(アメリカ)」「ダウンアンダー(オーストラリア)」など、国をイメージしたハンバーガーのメニューも。
バンズは自家製!お店で作っています。店主・鈴木さんによると、しっかりとした歯ごたえ、食べごたえのある、パンだけで食べてもおいしいバンズを目指したそうです。
自家製バンズは、香りを出すための北海道産の小麦や、食感を出すための「リスドォル」というフランスパンにも使われる小麦、形作りの小麦の3種類を使用しています。もう1種類のバンズは、パンの代わりにレタスで挟むヘルシーなスタイル。何層にもなったレタスは食べごたえも十分です。
パティは、牛もも肉100%の通常パティと、上パティから選べます。上パティは、リブロースをサイコロ状に切って通常のパティに混ぜているので、より歯ごたえが感じられます。
豊富な具材がスタンバイ!三重県限定バーガーも!

「東海3県ハンバーガーランキング」第4位は、三重県亀山市の「メイカーズ」。2022年オープン。車でしか来られないほど山奥にあるにもかかわらず、午前11時のオープンと同時にたくさんの人が訪れます。ワサビトッピング、サワークリーム&オニオン、ネギ塩など、具材のバリエーションが豊富です。
他のお店と違う一番の特徴は、牛肉ではなくハンドチョップした豚肉100%のパティを使っていること。牛肉で言うA5ランク級の三重県のブランド豚「ええやんさくらポーク」を使用しています。林会長によると、ポークをハンドチョップしているお店は、とても珍しいのだとか。
「厚切りベーコンバーガー」に使われるベーコンは自家製で、パティにも使っているええやんさくらポークのバラ肉を約3時間燻製。ベーコンの厚さは約1㎝にカット。パティとベーコン、ダブルの豚のうまみが味わえます。
人気メニュー「三重バーガー」は、バンズ4枚の間に野菜・豚肉・ソースが“3重”に挟まった三重県限定バーガー。店主・早川さんによると、三重県を盛り上げるべく、2024年6月に三重県内のハンバーガー店が集まり、開発したのだとか。
肉汁を吸わない!もっちりバンズにこだわりあり

「東海3県ハンバーガーランキング」第3位は、岐阜県可児市の「カーリーバーガー」。2017年にオープンし、食べログの「ハンバーガー百名店2024」に選ばれたお店です。
クリームチーズ、大葉、肉みそを挟んだ「ジャパニーズバーガー」や、チリソース、パイナップル、BBQソースを挟んだ「ハワイアンバーガー」など、ハンバーガーは約20種類。
一番人気は「カーリーバーガー」。最大の特徴は、こだわりのパン。可児市の人気店「マエジマ製パン」に専用のバンズを特注しています。店主・加藤理沙さんによると、他の具材やパティに負けない、しっかりしたバンズなのだとか。肉汁を吸わず、もっちりして歯切れの良さがあるとのこと。
上のバンズをはずすと、店内で作る搾りたてのピーナッツバターがのっています。肉のうまみの後、ピーナッツバターの甘い香りがフワッと広がります。
ハンバーガーがコース仕立てに!?フルーツと肉を合わせた進化系バーガー

「東海3県ハンバーガーランキング」第2位は、名古屋市東区の「ジャックスキッチン」。独学でハンバーガーを研究した牛久保明日香さん・喜道さん夫婦による、フルーツと肉を掛け合わせた進化系ハンバーガーが人気です。
この店では、ハンバーガーをコース仕立てで楽しめます。まず、運ばれてきたのは、アミューズと呼ばれる一口料理。その後は前菜、スープと続き、いよいよメイン料理のハンバーガーが登場。今回のメインは「桃とナスのメルバ風バーガー」。桃のコンポートにバニラアイスとラズベリーソースをかけるロンドン生まれのデザート「メルバ」を、ハンバーガーに仕立てた逸品です。
牛久保さんは以前、アメリカンダイナーで働いていた時に、勉強のために訪れたアメリカで、ジャケットを着た大人たちがハンバーガーを食べる姿に衝撃を受けたそうです。それから、大人が楽しめるバーガー作りを研究し、フルーツを掛け合わせるスタイルにたどり着いたのだとか。
野菜はオニオンソテーのみ!究極のステーキバーガー

「東海3県ハンバーガーランキング」第1位は、名古屋・栄の「ビーブロ」。2024年オープンで、雑居ビルの2階にある知る人ぞ知る隠れ家です。
一番人気の「塩バターバーガー」は、野菜はオニオンソテーのみで、肉一本で勝負!分厚いパティの上にはバターがのっています。
ハンバーガーとは別にステーキも提供しているビーブロ。そのステーキ用のサーロインとロース肉を荒く混ぜ合わせてパティにすることで、“ステーキバーガー”と呼ばれる肉肉しさが生まれるのだとか。
バンズはパン屋さんに注文せず、店主・中島侑香さんが自ら焼いています。元々パン好きで、趣味のパン作り中にたまたまバンズを作ったのがお店を始めるきっかけなんだとか。その後、ステーキ肉に合う少し硬めのバンズを作るべく、独学で試行錯誤した期間は、なんと3年とのこと!
CBCテレビ『デララバ』2025年7月2日放送より
番組紹介

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