生まれたときの大きさはわずか2cm!?赤ちゃんカンガルーを見逃すな!GWにオススメの名古屋の観光名所SP!(前編・東山動植物園)

爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』!今回はGWにオススメの「そこまで知らんかった!名古屋の観光名所徹底調査」スペシャル。前編は「東山動植物園」を紹介します。
近すぎるキリンに、食べ盛りのチンパンジー!

まずは、年間約280万人が来園し、飼育種類数日本一を誇る「東山動植物園」。今回は、東山動植物園歴20年以上、ガイド本も手掛けたデララバ・吉田はぐさん協力のもと、「GWに見るべき動物」ベスト10を大発表!
「GWに見るべき動物」第10位は「アミメキリン」。オスのトリノ、メスのアメリ、カンナの3頭が暮らしています。牛のように「モ~」と鳴く姿が見られることも!
「GWに見るべき動物」第9位は「チンパンジー」。47歳・オスのチャーリーから3歳・メスのよつばまで、いろんな世代のチンパンジー8頭が同居しています。そのトップに君臨し、群れを束ねるリーダーが28歳・オスのリュウ!食べっぷりも豪快です!
GWに見るべき姿は「草の上で遊ぶ3姉妹」。運動場は春になると、緑が豊かになってきれいになるのだとか。よつばたちが草の上を転がって遊ぶ姿がほほ笑ましいそうです。
春の映え動物ナンバーワンは「シンリンオオカミ」!

「GWに見るべき動物」第8位は「シンリンオオカミ」。北アメリカ北西部に生息するイヌ科の動物。オスのティムとメスのリンの2頭が暮らしています。吉田さんの選ぶ「春の映え動物」ナンバーワン。白いオオカミが緑の中で過ごすコントラストが美しいのだとか。
GWに見るべき姿は「遠吠え」。春は繁殖シーズンが終わり、群れ同士の絆を深める時季で、遠吠えをする機会が増えるそうです。
「GWに見るべき動物」第7位は「アクシスジカ」。インドやスリランカなどの森林に生息する動物。茶色に細かな白い斑点があり、“世界一美しいシカ”とも呼ばれています。
GWに見るべき姿は「柔らかそうなシカのツノ」。アクシスジカのツノは1年に1回生えかわります。秋頃は多くの人がイメージする立派なツノ。冬になるとツノは自然に落ち、春になると皮膚の下から新しいツノが生えてきます。夏になると皮膚がはがれてしまうため、皮膚がかぶったフワフワそうなツノは春しか見ることができません!
暖かい春だから見られる動物の姿が盛りだくさん!

「GWに見るべき動物」第6位は「フクロテナガザル」。オスのケイジは東山動植物園の人気者。愛される最大の特徴は「おじさんのような鳴き声」です。
GWに見るべき姿は「運動場でよく鳴くケイジ」。フクロテナガザルの生息地は熱帯雨林のため、寒い冬は室内で過ごすことが多いそう。暖かい春になると運動場で過ごす時間が長くなってくるので、鳴く確率がアップするのだとか。さらに午前中に鳴く可能性が高いそうです。
「GWに見るべき動物」第5位は「二ホンアナグマ」。名前にクマが入っていますが、イタチ科の哺乳類。オスのテンテンとメスのマチの2匹の夫婦が暮らしています。アナグマは寒くなると冬眠を始めるため、約5か月もの間はほぼ姿を見ることができません。4月中旬頃になると、やっと外に出てくるのだとか。
GWに見るべき姿は「仲良しアナグマ夫婦」。仲むつまじい姿に心が癒やされます。
「GWに見るべき動物」第4位は「二シゴリラ」。中でも、オスのシャバーニは様々なグッズが発売されるほど大人気です。
GWに見るべき姿は「タワーの上でくつろぐゴリラ」。ニシゴリラは、冬は部屋にこもりがちで、夏は日陰に入ってしまいます。春が一番タワーのデッキでくつろいでいる姿を見るチャンスが増えるのだとか。
生まれたときはわずか2cm!かわいすぎる赤ちゃんカンガルー

「GWに見るべき動物」第3位は「オオアリクイ」。中南米の熱帯雨林や草原に生息するオオアリクイは寒さが苦手。冬は室内で過ごすことが多い一方、春は暖かくなってエサとなる虫も増えるので、外で活発に動く様子が見られるのだとか。
GWに見るべき姿は「鋭い爪で木の皮をはがすオオアリクイ」。約10㎝もの長い爪で木の皮をはがし、エサとなるアリを探すそうです。大好物のアリを約60㎝の長さの舌で絡めて食べるのだとか。アリに含まれるすっぱい成分が好みのため、お酢やヨーグルト、オレンジなども大好きなのだとか。
「GWに見るべき動物」第2位は「アジアゾウ」。父のコサラや次女のうららなど4頭の家族と、最年長の54歳(推定)・メスのワルダーが暮らしています。
GWに見るべき姿は「水浴びで大はしゃぎするゾウ」。飼育員さんたちが水をかけてあげると、ゾウたちは大喜び!寝ころびながら気持ちよさそうに水浴びします。ホースでの水浴びは不定期ですが、午後1時30分~2時の間に見られることが多いそうです。
成長期のゾウの体重は1日に1kgずつ増えると言われていまするが、うららはそれを上回るペースで成長中!もとから大きいので見た目では分かりづらいですが、2024年4月から1年間で増えた体重はなんと約420㎏!2022年に生まれたうららも間もなく3歳になり、現在は飼育員さんの指示に従って足を柵の外に出すことを訓練中。採血や足のケアがスムーズにできるように、日々トレーニングに励んでいます。

「GWに見るべき動物」第1位は「アカカンガルー」。有袋類の中で世界最大!脚力も強く、高さ約2m、幅約9mも跳ぶことができます。
GWに見るべき姿は「今しか見られない赤ちゃんカンガルー」。赤ちゃんカンガルーは、メスのターニャの初めての子ども。お母さんの袋から顔を出す様子が見られます。
カンガルーの赤ちゃんは、とても未熟な状態で生まれてきます。大きさは、わずか2cmほど!その小さな体で、母親の袋を目指して自力でお腹をよじ上り、命がけで袋へと入ります。そして、生後8か月ほどで、袋から出たり入ったりを繰り返し、親離れの訓練をするそう。
春しか見られない動物たちの姿をぜひ見に行ってください!
CBCテレビ『デララバ』2025年4月23日放送より
番組紹介

東海地方の皆が知っているつもりである「ド定番」のスポット・話題・人などの知られざるポイントを太田光が独自の目線で徹底深掘り!深い情報を知り尽くしたマニアたちと共に知られざる魅力と驚きの事実を徹底取材で掘り起こしていく地元が大好きになる1時間!毎週水曜午後7:00~放送。