大人気パティシエ「シェ・シバタ」柴田武シェフの魅力に迫る! 構想1年「アムール・デュ・ショコラ」の新作スイーツとは!?

2024年1月24日(水)放送
大人気パティシエ「シェ・シバタ」柴田武シェフの魅力に迫る! 構想1年「アムール・デュ・ショコラ」の新作スイーツとは!?

爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』!今回は、東海地方を超えて世界で愛されるパティシエ柴田武シェフに密着!日本一のバレンタインの祭典「アムール・デュ・ショコラ」(2024年2月14日まで開催)の構想1年の新作スイーツ作りを取材しました!

カカオのジュースを使用!? 「アムール・デュ・ショコラ」のための新作は“チーズケーキ”

CBCテレビ:画像「デララバ」

柴田武シェフは岐阜県多治見市出身の52歳。オーナーを務める「シェ・シバタ」は創業29年で、名古屋市内と岐阜県多治見に4店舗を展開。中国、タイにも進出しています。

柴田シェフは、2009年に日本人で初めて海外にケーキの自社ブランドを出した実力者。フランスの有名チョコレートメーカー「セモア」の世界に3人しかいないアンバサダーの一人です。

そんな柴田シェフが新作を発表する「アムール・デュ・ショコラ」は、世界から150もの有名ブランドが集結する日本一の売上を誇るバレンタインイベント。2023年は、会場のジェイアール名古屋タカシマヤに70万人以上が来場し、売上は34億円と過去最高を更新しました!

密着は2023年7月、ヨーロッパ帰りの柴田シェフを空港で待ち構える所からスタート。大量の荷物はお土産ではなく、アムール・デュ・ショコラのサンプルなどが詰まっているとのこと。柴田シェフにとってアムール・デュ・ショコラは特別な存在で「会場で接客しながら、来年のチョコを考えている。基本1年がかりです」と明かします。

2023年8月時点で構想が固まっていたという新作は「カカオのチーズケーキ」。チョコレートの祭典にチーズケーキは意外ですが、柴田シェフは「カカオもチョコも一緒!チョコレートはカカオ豆を発酵させて作るし、チーズはチーズで発酵している。いろいろ共通点がある」と自信を見せます。

実は柴田シェフは、エクアドルまでカカオの産地に視察に行くほどのカカオマニア!今回用意したのは「カカオパルプ」というカカオから絞りだしたジュース。フルーツジュースのような香りがするカカオパルプをジュレにして、焼いたチーズケーキの上にのせるそうです。柴田シェフは「日本一の売場で、面白いものが買えるのがアムール・デュ・ショコラ。地元のパティシエとしては、他のシェフがやらないぐらいのチョコレート、ショコラ、スイーツを出していきたい」と意気込みます。

構想1年、柴田シェフの2024年のアムール・デュ・ショコラ新作チーズケーキの名は「カカオフロマージュ」!一口食べた太田さんは「酸味が強いですね!これは、おいしいですよ!」と感動。石井アナは「チョコを食べた時の、甘さの後のほろ苦さみたいなものも感じます!これがカカオの風味!」と絶賛です!

「シェ・シバタ」最新人気ランキングTOP5!

CBCテレビ:画像「デララバ」

シェ・シバタでは常時15種類以上のケーキを販売。今回は、シェ・シバタ全体で1日に販売したケーキの最新人気ランキングトップ5を発表します!

5位「クー デ ボワ」。真っ赤なチョコレートをスプレーしたインパクト抜群の生ケーキです。外はバニラのババロアで、中にはラズベリーのジュレとカシスの実。くちどけが良く、「飲み物みたい」と人気です。

4位「ラ セゾン」。しっとりしたスポンジのショートケーキです。焼く温度、時間、オーブンの密閉度など、スポンジにもこだわりが詰まっています。クリームは乳味を感じコクもありますが、糖度を抑えることであっさりしています。

3位「モンキントン」。モンブランと栗きんとんが融合したケーキ。和栗のクリームの中に、無糖の生クリーム、メレンゲ、シュークリーム、アーモンドサブレが入っています。年配の人でも親しみやすい味を追求したスイーツです。

2位「ルティム ショコラ」。68%のコートジボワールのカカオ豆を味わえる濃厚なチョコレートケーキです。ルティムはフランス語で「究極」の意味。中には、最高級タヒチバニラのブリュレ、アーモンドスポンジ、ミルクチョコムースが入っています。

1位「エクレール オ ブールサレ」。多い日は1日に1200個売れる看板メニューです!エクレアは食感にこだわり、シュー生地の皮がしっかり焼き込まれているのが特徴。濃いキャラメルに塩味が加わることで、より甘みを感じることができます。トッピングしたバターが、コクと旨みをしっかり出すのだとか。

くせが強すぎる! こだわりは自身の“キャラクター”づくりにも

CBCテレビ:画像「デララバ」

パティシエながらファンからはアイドルのように愛される柴田シェフ。1995年に地元の多治見市に店をオープンしたのは、24歳の時。オーナーになったものの借金は2500万円にもなり、ほぼ休みなくスイーツを作り続けたそうです。

今では、喜怒哀楽にあふれた“くせ強キャラ”が魅力の柴田シェフですが、昔をよく知るファンからは「当時は普通のコックの白い服を着ていた」との声が。そこで、CBCテレビに眠る秘蔵映像で、柴田シェフの変遷を調査しました!

1998年当時の映像を見ると、28歳の若き柴田シェフは素敵な笑顔で柔らかい雰囲気。ところが17年前の2007年を見ると、発言が変化し、熱い口調になっています!そして、11年前の2013年には、髪形も現在のようなくせ強に!唯一無二のキャラクターは約30年かけて築き上げられていました。

CBCテレビ:画像「デララバ」

柴田シェフは「いくらおいしくても、人に伝わらなかったら、存在価値が分からなかったら、売れない。インターネットが普及して、自分から発信できる時代に変わった。せっかく一生懸命に作っているのであれば、自分のこだわりを伝えなければいけない」と変化の理由を振り返ります。

「おいしいものを作るのは、シェフたちにとって当たり前のことで、どう発信するかが大切。他のシェフに刺激を受けながら、誰もやっていないスイーツを作る!自分を表現することはすごく大事」と思いを語りました。

CBCテレビ『デララバ』1月24日(水)放送

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