休館中に目撃...シャチトレーニングのハプニングにウミガメの恋!名古屋港水族館飼育員が激撮!

休館中に目撃...シャチトレーニングのハプニングにウミガメの恋!名古屋港水族館飼育員が激撮!

休館中の水族館で飼育員が激撮!おもしろ映像

緊急事態宣言でお出掛けできない中、名古屋港水族館の飼育員さんが休館中に目撃した生き物たちのおもしろ映像をお届け!
生態を知り尽くした飼育員さんならではの視点で撮影された貴重な瞬間もご紹介します。

■シャチのトレーニングでまさかのハプニング!

まず最初に、休館中も休まず行うシャチのトレーニングで起きたハプニング映像。プールの中を悠々と泳ぎ、タイミング良く尾ひれで「バシャッ!」と大量の水を豪快に飛ばすオスのアースくん。かっこいい!

しかし、同じ技をメスのリンちゃんが行うと・・・あらら、空振り。うまく水を捉えることが出来ません。

めげずに再び挑戦。すると、「バシャッ!」と良い音がしたものの、映像を撮影していたスタッフに水が直撃してしまいました。おちゃめなリンちゃん、大迫力です!
「何トンもあるからだを水上に全部持ち上げられるくらいの力なので、尾ひれの力はかなり強力です」と飼育員さん。
緊急事態宣言が解除されたら、「シャチの公開トレーニング」を見に行きたいですね!

■世界でここだけ!ナンキョクオキアミの祈り

体長約5センチ、体重約1グラムの小さな小さなナンキョクオキアミの繁殖・展示をしているのは、世界で名古屋港水族館だけ!
エサは動物性や植物性のプランクトン。

繊細に動く細~い細~い脚をよ~く見てみると・・・プランクトンをかき集めている姿がまるで「お祈り」をしているよう。
「手のように見える胸脚は、先が細かく枝分かれをしているため、まるで熊手で枯れ葉をかき集めるような感じでプランクトンをかき集めているんです」と飼育員さん。
そう、祈っているのではなく、ただエサを食べているだけでした!

■監視カメラが捉えたウミガメの恋

さまざまな生き物が繁殖シーズンを迎える春。ウミガメの中でも絶滅危惧種に指定されているタイマイの交尾の様子を監視カメラがキャッチしました。

大胆にもオスがメスの上に重なったまま10分以上も同じ体勢に・・・。こんなに長い時間水中に潜っていても大丈夫なの!?

「タイマイは長いと100分ぐらい潜りっぱなし。水槽だと20~30分は平気で潜っています。ウミガメは赤血球の中にある酸素を取り込む物質・ヘモグロビンの量が人間よりはるかに多いから、心配ないですよ」と飼育員さんが説明をしてくれました。

今回交尾をしたメスは、屋内施設としては世界で初めて産卵・ふ化に成功した名古屋港水族館生まれの個体だけに、飼育員さんも赤ちゃんの誕生を期待しています!

4月28日に教育プログラム「生き物情報局」を新たに開設した名古屋港水族館。タツノオトシゴなど生き物から学べる動画を配信しているので、ぜひ、チェックしてみてください。

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