3歳から楽しめる「台湾ラーメン」に、臭みなし「ニラレバ丼」!?イメージを覆す人気町中華の常連メシを紹介

熱々の麻婆豆腐に、ほくほくの炒飯。人気町中華に存在するのが、常連客が必ず注文するメニュー、通称「常連メシ」です。
子どもも食べられる台湾ラーメンや他にはない珍メニューがある名古屋市守山区の台湾ラーメン「江楽(えらく)」を調査しました。
モヤシが決め手!?「江楽』の台湾ラーメンが常連客を魅了する理由とは

営業中はほぼ満席状態が続く「江楽」。この店の常連メシは「台湾ラーメン」です
(常連客)
「台湾ラーメンでは、ここが一番好き」
常連客に、このお店の「台湾ラーメン」の最大の特徴を尋ねました。
(常連客)
「モヤシがおいしい!シャキシャキ!」
中には、モヤシが苦手な人でも、この店のモヤシならむしろ食べたいという声も。一般的な台湾ラーメンでは、台湾ミンチや輪切り唐辛子が主役ですが…。

(店長・萱場剛さん)
「(台湾ラーメンに)モヤシを入れる店は少ない。うちは1日30キログラム使用!」
「江楽」ではモヤシが主役となり、店長の「野菜をメインに食べてほしい」という想いが込められています。中には、野菜大盛りで注文する常連客も多いそう。人気の秘密はモヤシだけではありません。
(常連客)
「辛いだけじゃなくて、コクがある。ダシが効いてるのかな?」
(店長・萱場剛さん)
「素材本来の味で勝負してます」
香味野菜をふんだんに使い、鶏ガラと豚骨を10時間以上煮込んだ自慢のスープ。営業時間中は厨房の片隅で、じっくり煮込まれています。
台湾ラーメンなのに“辛さなし”!?辛さ6段階で3歳から楽しめる

店長のこだわりが詰まった「台湾ラーメン」。店内を見渡すと、小学生も食べていました。
(小学校1年生)
「(Qどれくらい食べられる?)ぜんぶ!辛いからおいしい!」
「台湾ラーメン」と聞くと、辛さが強い料理というイメージがあり、子どもには合わないと思われがちですが、「江楽」では辛さなしを選ぶことができ、子どもでも安心して食べられます。
(店長・萱場剛さん)
「台湾ラーメンは辛いイメージがありますけど、うちは『辛さなし』も選べる!辛いのが苦手な方にも対応できるようにしているので、家族連れにも来てもらえるなって。幼稚園の子が小学生になって辛さ控えめ食べられるようになった、中学生になって普通の辛さが食べられるようになったとか(成長を見守れる)」

「江楽」では、辛さなし・辛さ控えめ・普通・ちょい辛・辛口・激辛と辛さを6段階から選べます。辛さなしなら、子どもも安心して食べられます。
また、トッピングの「太肉チャーシュー」も人気です。常連客の多くが注文するこのチャーシューは、店長が居酒屋時代に作っていた角煮が原点で、甘めの味付けが辛い「台湾ラーメン」と絶妙にマッチしています。
他の店とは一味ちがう!レバーの臭みなしの「ニラレバ丼」

他の店にはない「江楽」の珍メニュー、それが「ニラレバ丼」。常連客がこぞって大絶賛するこのメニューは、絶妙な味わいが特徴で、つい誰かに教えたくなるような魅力を持っています。
(常連客)
「え!?何コレ?めっちゃおいしいんだけど♥」
一見、ニラレバ炒めをご飯にのせただけのように見えますが、この「ニラレバ丼」にはひと味違った特徴があります。レバーに臭みがなく、レバーが苦手な人でも食べやすいと大人気です。
(店長・萱場剛さん)
「鶏のレバーを使ってる。臭みがぜんぜん無い」
鶏レバーは、ペースト状にした特製レシピの食材を使用し、油で混ぜながらじっくり熱を入れることで、独特食感と風味を引き出しています。そこにニラを加えて炒め、ご飯にのせたら、唯一無二の「ニラレバ丼」が完成!
他の店とは一味違う「江楽」の常連メシが、客の心を惹きつけています。中にはこんな常連客も…。
(常連客)
「『江楽』が食べたくて、引っ越してきた」
昔ながらの変わらない味と、「江楽」のオリジナル中華を求めて今日も常連客がやってきます。
CBCテレビ「チャント!」2025年4月17日放送より
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