妊娠中に気をつけなければならないことはたくさんありますが、中でも注意すべきなのが食べ物や飲み物。食べたり飲んだりしてはいけない物が何か、しっかりと学んでおく必要があります。ただ、その情報が実はどんどん新しくなっているので、常に知識をアップデートしなければなりません。12月9日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)では、同局の『河原﨑辰也いくしかないだろう!』などにも出演している清水藍が、あらためて最新の情報を伝えました。聞き手はパーソナリティのつボイノリオと小高直子アナウンサーです。妊婦さんにお刺身はNG小高が最近聞いてビックリした情報は、「妊娠中は刺身などの生魚は控えたほうが良い」ということ。酒やタバコを控えるのは当たり前で、ビール缶などにも「妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります」と書かれていますが、昔は年末年始に実家に帰った時、めでたい、栄養をつけてほしいということで鯛の刺身などを勧める光景も当たり前にありそう。しかし、最近の女性にとっては生魚がNGなのは常識で、清水も知っていました。ただ、生ものがダメなのは魚だけには限りません。生ハムや加熱殺菌していないナチュラルチーズなどはなるべく避けて、食品を十分に加熱して食べたほうが良いとのことです。これは、妊娠中は免疫機能が低下して、食中毒など食べ物が原因の病気になりやすいため。特に注意すべき病原体としては、リステリア菌やトキソプラズマ原虫が挙げられます。お母さんには症状が出なくても、お腹の中の赤ちゃんに悪影響が出る恐れがあり危険とのこと。他にもNGな食べ物そう考えると、刺身だけではなくさまざまなものに注意しなければなりません。ステーキもよく焼いて食べた方が良く、回転寿司に行った場合でもエビフライ巻やハンバーグ軍艦、コーン軍艦やツナなどを選んだ方が良さそうです。それなら魚でも火が通っていれば問題ないのかというと、そうとは限りません。実は厚生労働省が発行している「これからママになるあなたへ食べ物について知っておいてほしいこと」というパンフレットには、いくつかの注意事項が書かれています。マグロや金目鯛など食物連鎖の上位にいる大型の魚には、小さな魚から取り込んだ水銀が多く残っているため、食べすぎないように注意が必要。ただ神経過敏になる必要はなく、1週間に1人前程度であれば問題ないそうです。他にも肉や魚のパテやスモークサーモンなどもリステリア菌による食中毒の可能性があるため、避けた方が良いとのことです。イラッとしないで最新の知識を入手高齢者の中には「自分がこどもを産んだ時は普通に食べてたけど問題がなかった。今の嫁は気にし過ぎる」と考える方も多いでしょうが、それはたまたまこどもに影響が出ずに済んだだけかもしれません。食べてもらおうと思って刺身や生ハムなどを用意したにもかかわらず、妊娠中のお嫁さんに断られた場合でも、「せっかくあなたのためにごちそうを用意したのに!」と怒らないようにしなければなりません。医学のさまざまな研究によって、新しく情報が増えていきます。私たちの常識もアップデートしていきましょう。(岡本)