美味しさと栄養、ダブルでアップ!とうもろこしのバター醤油炊き込みご飯
毎週土曜日のCBCラジオ『石塚元章 ニュースマン!!』では、三重県いなべ市にある『農業レストラン フラール』の北村光弘シェフが、新鮮な採れたて野菜と簡単でおいしいレシピの情報をお届けしています。8月1日の放送で紹介したのは、今が旬のとうもろこし。暑い夏でも食欲そそるレシピや、栄養を逃さない食べ方も要チェックです。聞き手はCBC論説室の石塚元章特別解説委員と加藤愛です。
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8月に入り、季節は夏真っ盛り。スーパーの野菜売り場でも、キュウリやトマト、ナスなどの夏野菜たちが賑やかに売り場を彩っています。そんな中でもひときわ「夏の主役」として輝いているのは、鮮やかな黄色が特徴的なとうもろこし。
野菜コーナーに並んではいるものの、とうもろこしは実は野菜ではなく穀物。米、小麦と並ぶ世界三大穀物として、幅広く食べられている食物です。
日本では缶詰や真空パックなどで通年食べることはできるものの、皮つきのものはこの時期にしか流通しません。そんな栄養と美味しさがギュッと詰まった皮つきとうもろこしですが、ついつい無難にボイルしてしまいがち。
定番の茹でとうもろこしももちろん美味しいのですが、今回は夏休み中のお昼ごはんにも大活躍間違いなしな、簡単炊き込みご飯のご紹介です。
夏にぴったり
まずは、意外と見落とされがちなとうもろこしの栄養に注目してみましょう。
北村「とうもろこしは糖質とタンパク質が主成分で、ビタミンと食物繊維も豊富です」
三大穀物と称されるだけあって、エネルギー源となる炭水化物もバランスよく摂ることができる、栄養価の高い食材です。ビタミンB群が特に豊富で、糖質をエネルギーに変換するビタミンB1、代謝を助けるビタミンB2やB6の働きで、酷暑で疲れた体の回復をサポートしてくれます。
北村「特にタンパク質は粒の付け根、胚芽の部分に多く含まれていますので、上手にはがしていただくと良いと思います」
かじる時もなるべく付け根の部分まで食べるようにすると、栄養を逃さず摂ることができるのだとか。
北村「さらにとうもろこしの黄色い色素はゼアキサンチンという成分で、視力低下の予防が期待されていますので、気になる方は食卓に取り入れてみて下さいね」
夏の暑さで食欲がない時は、甘くてさっぱりしたとうもろこしでエネルギー補給、疲労回復をするのもいいかもしれませんね。
そのヒゲ、捨てないで
皮付きとうもろこしを調理する時に、ヒゲを取るのが面倒だと思ったことはありませんか?無数のヒゲが付いていると手間なようにも感じますが、このヒゲがポイントなのです。
北村「とうもろこしはヒゲが多いと粒ぞろいだと言われています。ヒゲの本数と粒の数は比例するので、ヒゲが多いものを選んでいただくと良いですよ」
ヒゲの多さは粒の多さ。美味しい料理のため、少し頑張って取ってしまいましょう。ただし「そのヒゲ、生ごみにしてしまうのはもったいない」と北村シェフ。
北村「ヒゲの茶色い部分はお茶になりますし、根元の緑の部分はお味噌汁に入れても美味しいです。さらにとうもろこしの皮は、中華チマキの笹の葉っぱの代わりにして料理に利用することもできますよ」
そう、とうもろこしはヒゲも皮も余すところなく使えるのです。
芯も活用
そんなとうもろこしを使って紹介するレシピがこちら。
北村「バター醤油香る、とうもろこしの炊き込みご飯です」
作り方はとても簡単。2合分のお米を洗ってザルにあげ、とうもろこしは包丁の先でこそげて、粒をばらしておきます。
北村「炊飯器にお米を入れたら2合の線までお水を入れます。続いてとうもろこしの粒を入れ、芯も入れましょう」
とうもろこしの芯には、強い旨味や甘みの成分であるグルタミン酸などが詰まっています。そのため出汁として活用することで、香りと甘みがご飯全体に広がり、コク深い仕上がりになるのだとか。
北村「そこへ醤油大さじ1杯、バター20グラム、あればコンソメの顆粒を小さじ1杯もしくは固形を1/2個、塩を少々入れてスイッチオン。炊き上がったら十分に蒸らして召し上がっていただくと、香ばしいバター醤油香るとうもろこしの炊き込みご飯の完成です」
石塚「美味しそうだなぁ」
加藤「夏を感じられますね!」
大人もこどもも大好きなバター醤油味が、食欲をそそる一品です。また、とうもろこしに含まれるビタミンEなどは油と一緒に摂ることで吸収率が上がるそう。
バター醤油で調理することで美味しさだけでなく、栄養もアップなとうもろこしの炊き込みご飯、ぜひお試しください。
(吉村)
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