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ワールドカップベスト4、イングランド対アルゼンチンに潜む因縁とは

ワールドカップベスト4、イングランド対アルゼンチンに潜む因縁とは

サッカーワールドカップ北中米大会はベスト4が出そろい、準決勝では2010年大会で初優勝したスペインと2大会ぶりの優勝を目指すフランス、そしてイングランドと前回覇者のアルゼンチンが顔を合わせます。7月13日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、パーソナリティの光山雄一朗アナウンサー、三浦優奈、CBC論説室の石塚元章特別解説委員が、今後の見どころを語り合いました。

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波乱なきベスト4に本音

FIFAランキング1位から4位の国がそのままベスト4に勝ち上がりました。これはランキングがスタートした1992年以降のワールドカップでは初めてのことだそうです。

実力通りの顔ぶれがそろいましたが、石塚は複雑な様子をのぞかせます。

石塚「興味深いけど、面白くないね。1位から4位までが最後の4か国で残ってますよっていうのは、そうなんだろうなとは間違いなく思いますけど。ちょっと違うところが入ってた方が…」

ノルウェーの船漕ぎ応援やアーリング・ブラウト・ハーランド選手の活躍を見たかったと、名残惜しそうに語ります。

光山「わかります。ジャイアントキリングがあると盛り上がるというのが正直あったりしますし。その気持ちもスポーツ観戦の視点ではよくわかるなぁというところもある」

ピッチ外の因縁

準決勝で顔を合わせるイングランドとアルゼンチンは、ワールドカップでの対戦が今回で6度目。実は両国には長年の因縁があります。

その発端が、1980年代のフォークランド紛争です。

南米アルゼンチンの近くにあるフォークランド諸島を、昔からイギリスが実効支配していました。1982年、アルゼンチンが取り返そうと攻め込み、戦争になりましたが、結局イギリスが勝利します。

フォークランド諸島とはイギリス側の呼び方で、アルゼンチンではスペイン語でマルビナスと呼ばれ、名称も異なります。

この紛争を受けて、1982年大会ではイングランドを含むイギリス勢のボイコットを求める声も上がったといいます。

マラドーナ「神の手」の86年

両国は続く1986年大会で対戦します。

この試合で生まれたのが、ディエゴ・マラドーナ選手の伝説的なプレーでした。手を使って決めた「神の手」ゴールと、5人抜きからのゴールが、立て続けに決まりました。

石塚「絶対ずるいだろそれはという神の手と、本当にちゃんと入れたよねっていうのが続けざまに出た。今のコンピュータとかでチェックする時代だったら、ブッブーだよね。あれ、マラドーナがやるからいいんだよね、伝説になるからね」

マラドーナ本人も、手を使ったことを認めています。

ベッカム退場の98年

因縁はこれにとどまりません。

1998年大会では、イングランドのデヴィッド・ベッカム選手がアルゼンチン選手からの挑発に乗り、相手選手を蹴って退場処分になりました。イングランドは敗れ、帰国したベッカム選手は国内で非難を浴びることになりました。

さらに2002年の日韓大会でも両国は対戦しており、今回はその日韓大会以来のカードとなります。

もうひとつの準決勝はフランスとスペインです。ワールドカップの得点ランキングでは、フランスのキリアン・エムバペ選手とアルゼンチンのリオネル・メッシ選手が8得点で1位に並んでいます。

得点王争いの行方も含め、ワールドカップはいよいよ大詰めを迎えます。
(minto)
 

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