チケット高騰・転売公認・入国拒否、これでいいのかサッカーW杯
華やかなプレーで盛り上がるサッカーワールドカップ。しかしその裏側では、チケットの高騰や転売の公認、相次ぐ入国拒否に、不満の声も上がっています。6月19日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが、こうした声を取り上げました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く富裕層しか観戦できない?
「サッカーワールドカップが開幕して白熱した試合が伝えられておりますが、チケット価格が高騰して、開幕前から、せっかく近場なので見たいが高くて買えないといった不満が渦巻いているそうです」(Aさん)
FIFAは、需要に応じて価格を変動させるダイナミックプライシングを導入しています。さらに転売も認めているためどんどん値上がりし、富裕層しか観戦できません。
不満はチケット代だけではありません。スタジアム周辺の交通費も高騰しているといいます。
「ニューヨーク中心地からスタジアムの最寄り駅まで、通常の鉄道往復運賃は約13ドル弱のところ、この期間中は150ドルにまで値上げされてしまったそうです」(Aさん)
実に10倍以上です。さすがに批判を受けて98ドルにしたそうですが、それでも通常の7倍以上です。
アメリカに開催資格はあるか
「気になるのは、イランの選手が試合当日のみしかアメリカに滞在できないことや、イランのサポーターにチケットを回していないのではないかという話です」(Bさん)
Bさんは、よく「政治とスポーツは別物」といわれるが、ここまでイランを排除しているアメリカにワールドカップ開催の資格があるのか、疑問を感じずにはいられないといいます。
「FIFAの会長はトランプ大統領をよいしょしているようですから、余計に平気でイランを差別しているのではないかと思いますよ」(Bさん)
小高「イランを気遣って参加してもらいますよと言ってるんですけど、行動があまりともなっていないという批判が出てますよね」
つボイ「戦争をやってるからこの国は入れませんとか、オリンピックではあるんですが。アメリカは戦争当事国じゃないんですか?ということで。まあ60日間はやってませんけどね」
随所にトランプ流の影
「随所にトランプ流の影が及んでいるのは思い違いでしょうか。そもそもFIFA平和賞なるものが贈呈された時点でよいしょの始まりでした」(Cさん)
Cさんは、チケットの高騰や転売公認、入国拒否の連発と、スポーツに政治が露骨に介入する大会になることは間違いないと指摘します。
「金金金の破格なビジネスになる今回のワールドカップが、以降の大会にも悪影響が出ることなく、華麗なプレーの舞台であり続けることを願いながら、日本チームの日本らしい活躍を期待しております」(Cさん)
審判すら入国拒否
「審判を務める予定だったソマリア人のオマル・アブドゥルカディル・アルタン氏が、アメリカへの入国を拒否されたため、大会に参加しないことがわかったと国際サッカー連盟が8日に確認しました」(Dさん)
ソマリアは、トランプ政権が実施している入国制限措置の対象とされる39カ国に含まれているためです。
「イラン代表チームのビザについてもそうですが、こういったことがあるから、私はこの手のスポーツイベントが嫌いなんです。なぜFIFAはアメリカ政府に、『そんなことをするなら開催国の資格を剥奪、今回の大会は中止』と言わないんですか?」(Dさん)
スポーツと利権のあいだで
大きな大会では選手の活躍に感動する一方、その裏側で運営側がそれを利権としか見ていないような空気、政治的に私物化する空気もある。小高はそう感じるといいます。
小高「スポーツの感動と、ハードがかけ離れた空気感というのが大きな大会はついて回るような気がして、そこを本当になくしてくれたらいいのになって思います」
つボイ「世界はひとつ、平和っていいなっていう感じさせてもらってたことが多々ありますけど。私ら普通の人間は『アメリカあかんのとちゃうか』と思わせられる」
小高「しかも露骨ですよね。隠さない。だから転売もオーケーにして、どんどん儲けられる。FIFAの考えってそうなんでしょうかね」
試合の中身とは別のところで、お金や政治をめぐるさまざまな声が上がった今大会。お祭りムードの裏側にある違和感が、リスナーの投稿から浮かび上がりました。
(minto)
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