中年の星・錦鯉、北野誠と遭遇。
2012年に結成し、結成9年目にしてM1グランプリを制したお笑いコンビ「錦鯉」の長谷川雅紀さんと渡辺隆さんが、5月15日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』に出演しました。パーソナリティの北野誠とは初対面というふたり。氏田朋子を交えて結成秘話などを聞きます。
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錦鯉は2012年結成で芸歴は15年。現在54歳の長谷川さんは、渡辺さんにとって2代目で、かつてピン芸人もしており、芸歴は31年目になります。「引退も頭をよぎったけど、やめるにも勇気がいる」と振り返ります。
北野「やめるのも35歳まで。だいたい35歳までに小ブレイクしておかないと芸人は残らない」
長谷川さんは10年、15年過ぎると「手に職もないし、できることは他にないし、やめてもなぁ」と続けていたといいます。
北野の後輩のお笑い芸人のひとりはアルバイトで居酒屋の店長として就職したそうですが、長谷川さんは10年ほど牛丼屋で働いていたものの、ずっと下っ端のままだったそうです。
錦鯉・渡辺さん
一方の渡辺さんは「錦鯉」が3つ目のコンビ。まったく売れない状況が続き、長谷川さんよりテレビの出演経験が少なく、世に出たのは「錦鯉」が初めてとか。
二人がコンビを結成したいきさつを尋ねる北野。
長谷川さんも渡辺さんも、前の相方と別れた後、ピン芸人になったものの鳴かず飛ばず。
声をかけたのは渡辺さんからだったそうです。
当時渡辺さんは「今生はずっと芸人でいこう、来世は真面目に働こう」と考えていたそうで、売れるかどうかは関わらず、ただ「今世の芸人人生を楽しく送ろう、今世は遊ばせてくれ」と思っていたとか。
M1グランプリ優勝
それでも結成から10年はコンビとしては長い方。
北野「もともとのM1のコンセプトが島田紳助さんが10年やって売れてない芸人にあきらめてもらうために作ったもの」
渡辺「M1は若手の大会ですから、やっちゃいけないことをしてるんじゃないかという思いがありました」
氏田「逆に若手の中で注目がありましたものね」
北野「中年の星と呼ばれているけど、錦鯉が優勝したとき家で軽く涙しました。なんでか。芸人としてわかるんですよ。
やめたい、やめたいとか、売れてないとか、呪詛のように若手芸人を呪うとかやってますから。軽いタッチでぼけやがって。2020年に決勝のファイナリストに残っただけですごいことです」
渡辺「それの達成感すごかったです。ただ、マジカルラブリーの優勝を後ろから見て、悔しいという思いがありまして、来年も出ようかと、それで2021年にもう一度出て、優勝しました」
北野「マジカルラブリーと真逆の漫才ですからね。我々の世代は安心します」
なぜ組んだ?
長谷川「声をかけてもらったときすでに40歳でしたから。よく声かけたなと」
渡辺「僕はただ今世、楽しく生きればいいというので、おじいさんの方が楽しいかなと思っただけで。
僕は34歳の年です。ただコンビ結成した次の日に、うちの事務所に学ラン着たアフリカ人が入ってきたんです。失敗したなと思った。こっちの方がおもしろそうだなと思っちゃった(笑)」
北野「出てきた瞬間、インパクトのあるやつとした方が掴みが楽ですものね。ツッコミはそう思いますね」
「こ~んに~ちは~!!」の誕生
定番のギャグ「こ~んに~ちは~!!」ができた経緯を振り返る渡辺さん。
渡辺「ふと思ったんですよね。ライブで大きい声で『こんにちは~』と言ったらどうなるかなと。
やってみたら、マジで30秒くらい笑いが治まらなかった、こんなにウケるとは思わなかった。その後のネタの方がすべっていました(笑)。これはいいなと思いました」
基本的に渡辺さんがネタを考えることが多いそうです。
転生した?
北野「M1で優勝してから変わったことは何ですか?」
渡辺「優勝した瞬間から変わりましたね。ライトノベルの世界に入ったみたい。転生したみたいでした。『目が覚めたらM1チャンピオンだった件について』みたいな(笑)。なんで我々のこと知ってるの、みんな」
売れるということは幸せなことです。
錦鯉独演会「その男、バカにつき」が、全国で9か所、11公演開催されます。漫才は2時間で7本ほど披露するそうです。
(みず)
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