自転車の「青切符」始まる。世間の反応は?
自転車で交通違反をした16歳以上の人に、警察が反則金の納付を通告できる交通反則通告制度、いわゆる『青切符制度』が始まりました。日常的に使用している人も多い身近な乗り物だけに、自転車ルールの徹底を目指す今回の法改正は非常に注目を集めています。4月1日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』にも、疑問や関心、懸念など多くの投稿が寄せられました。イヤホンは?どこまで取り締まるの?など気になる点を踏まえつつ、新たなルールとの付き合い方に触れています。
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今回の法改正には交通ルールの指導の徹底や、違反処理の時間短縮を図る狙いがあり、走行中にスマートフォンを使用する「ながら運転」や、遮断機が下りた状態で踏切に入る「遮断踏切立入り」などが対象です。
「ながら運転」はスマホを手に持って通話するだけでなく、自転車にホルダーで固定したスマホの画面を注視することも違反となり、1万2,000円の反則金が科されます。ブレーキがないピストバイクで走行する違反も、指導や警告なしの罰金が想定されています。
この他は悪質な場合を除き、原則は口頭や書面での指導や警告を前提としているようです。
自転車を利用する人たちが増えたことで自転車による事故も増えてきている一方で、そのルールは長らく徹底されてはいませんでした。
小高「やっぱり法律でしっかり決めておかないと、『安全な運転』って一体どういう状態なのかが曖昧になってしまうので。そこが具体的な法律になった形ですね」
何が罰則に?
罰則規定が増えたことで、「これってどうなの?」と疑問に感じる人も多いようです。
「自転車走行時に歩行者信号と車両側信号のどちらに従うのかも難しいですが、イヤホンの着用で違反になるのは勘弁してもらいたいです。私は大概スマホのナビを音声で聞きながら目的地まで向かいます。画面を見ながら運転するより安全ですよね?」(Aさん)
つボイ「私は耳を塞がないタイプのイヤホンに変えました。イヤホンで完全に耳を塞いでしまうと、音による安全確認ができないので」
小高「イヤホンが全部だめというわけではなく、外の音がちゃんと聞こえるかというのがひとつの基準になっているみたいですね。必ずしもすべてが違反に当たるとは限らない、という通達のようです」
イヤホン使用に関しては「周囲の音が聞こえない状態」であれば違反で、5,000円の反則金の対象となるようです。何が罰則に当たるのかは、まだまだこれから周知されていく必要がありそうです。
どこまで取り締まるの?
また、こんな意見も寄せられました。
「違反者を取り締まっている最中に他の違反者を見つけたら、呼び止めて取り締まるのでしょうか。違反者の全てに対応できるお巡りさんがいるとは思えません。たまたま見つけて『運が悪かっただけ』というのは、辞めて欲しいです」(Bさん)
小高「お巡りさんといえども人間が取り締まることなので、なかなかすべてを完璧に、というのは難しいかもしれませんね」
実際、車の違反取り締まりにも似た部分があります。ただ交通安全の法律が何のために定められているのかというと、それは命を守るためです。
小高「お巡りさんがいようがいまいが、守らなといけないし安全運転を心掛けないといけない。人情としては私もそう思うことはありますが…」
法律の趣旨は私たちの命を守ることであって、捕まったり罰金を取られないために守るものではありません。
まずはやってみる
つボイ「一度やってみて、あまりにも不自然ならこれから法改正もあるかもしれませんから」
何にしてもまずはやってみない事には分からない、とつボイ。
小高「いきなり罰則が強化されたので、いろいろ気になることや疑問はあるでしょうが、まずは守ってみて、その上で不備があったら声を上げていく。自転車のルールを私たちがここから作っていこう、という気持ちでやっていくのが一番いいんじゃないでしょうか」
また今回改正された道路交通法に関しては、警視庁が内容をまとめたポータルサイトを立ち上げています。
小高「イラスト入りでとてもわかりやすいポータルサイトだったので、皆さんも一度確認してみるといいんじゃないかと思います」
「罰則強化」と聞くとつい身構えてしまいますが、安全に関していま一度考える良い機会になるのではないでしょうか。
(吉村)
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