中日OB・英智が解説。ホームランウイングで野球はこう変わる
2月12日、中日ドラゴンズOB・英智さんがCBCラジオ『ドラ魂キング』に出演しました。今年からバンテリンドームに新設されるホームランウイングによって野球はどう変わるかなど、リスナーの質問に答えていきました。聞き手は西村俊仁アナウンサーと三浦優奈です。
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「バンテリンドームのホームランウイングの設置が進んでいるようですが、実際に見られましたか?」(Aさん)
英智「実際には見てませんけども、あんななさんの報告の画像で確認させてもらいました」
『ドラ魂キング』水曜、金曜アシスタントの「あんなな」こと安藤渚七のXで確認したという英智さん。
安藤の身長は163センチ。フェンスラバーの高さは、安藤が手を伸ばしてもうすぐの高さ。
英智「セブンスターでも持ってやってくれたら、もうちょっとわかりやすいんですけど(笑)」
昭和では、大きさの比較対象として写真に煙草が置かれていました。
英智「壁のラバーに勢いよく足をかけてジャンプすれば、ラバーの頂上とネットの境目ぐらいに右手がかかりそうだったんで、フェンス際でのアグレッシブなプレーも生まれそうな印象です」
外野守備はこう変わる
「球場が狭くなって守備面で気をつけた方がいいことはありますか?」(Bさん)
狭くなる分、ホームランが出やすくなることで外野守備が変わるそうです。阪神のクリーンナップを打つ佐藤輝明選手を例に説明する英智さん。
英智「外野はサトテルさんの時は深く守ってましたよね。だけどクリーンナップの時は逆に前を守るようになっていくんですよね」
今までは後ろに追ってツーベース、スリーベースになる打球も、球場が狭くなる分ホームランになってしまうので追いかける必要がなくなります。
そのため、前に落ちるようなライナーを捕る割合を多くするために前を守るようになるそうです。
逆に下位バッターやホームランが生まれないような選手に対しては、深く守る傾向が見れるようになるとか。
諦める勇気
「フェンスの跳ね返りにも注意が必要」と英智さん。
フェンスラバーのネットを取り付けているパイプにダイレクトで当たると、真っ直ぐにボールが返って来ないことが生まれるとか。
フェンス際を伝うようなボールになることもあるので、フェンスの上の方に当たると思った時は、割と距離を取って跳ね返りを待ち構えることも大切だそうです。
英智「その時は、センターの隣の人とかショートの人も一緒になって来るようなことが求められると思います」
昨年まであった、外野フライを追いかけてフェンス際で大ジャンプして捕るビッグプレーは減ると話す英智さん。今年からはこういうギリギリの打球は全てスタンドインになります。
英智「諦めずに最後まで行くよりは、早めに諦めてフェンスからの跳ね返りに準備をするという打球も増えると思います」
諦める勇気。諦めるか?追うべきか?英智さんは、打球判断をさらに独特の例えで説明を試みます。
英智「路上ミュージシャンはどこでチャンスが来るかわからないですから、何十歳になっても諦めないことも大事ですし、僕みたいに能力がないからって、早めにゴルフをあきらめることも大事です」
とは言うものの、実はゴルフは諦めていないそうです。
さらにCMに入ると、英智さんはこの例えでよかったのか反省していたとか。
走塁も変わる
守備の仕方が変われば、当然、攻める側の走塁の仕方も変わってきます。
球場が狭くなった分、捕球された打球がホームに帰ってくる時間が短くなるため、走者の打球判断が今までとは変わって来るとか。
英智「打球がフェンスに当たるのか捕られるのか。選手の嗅覚でギャンブル的に勝負に出るような走塁も生まれて面白くなると思います」
ホームランウイングができたことで、ホームランや長打が出やすくなるとイメージしがちですが、守備位置やランナーのスタートの切り方なども変わってくるようです。
英智「今までと見え方が変わってくると思います」
(尾関)
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