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芸能人が重大な報告をラジオで行う理由

芸能人が重大な報告をラジオで行う理由

1日にタレントの有吉弘行さんが、ラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系)の生放送中に、第2子の出産を報告しました。昔は結婚や出産の報告を会見やマスコミ各社へのFAX送付で行ったり、最近ではSNSで報告することも増えてきましたが、ラジオで行うケースも少なくありません。そこで、2月6日放送『CBCラジオ #プラス!』では、芸能記者の中西正男さんが人生の一大事をラジオで発表する理由について解説しました。聞き手はパーソナリティの石坂美咲と竹地祐治アナウンサーです。

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ラジオならではの特性

有吉さん以外では、お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史さんや、シンガーソングライターの星野源さんは自身のラジオ番組で結婚を発表。

お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太さんもこどもさんの誕生をラジオで発表されています。

ラジオ番組のパーソナリティを務めている芸能人は、何か自分の身に起こったことを番組で発表することが多いようですが、これはラジオというメディアの特性と関係しているようです。

中西さん「テレビに比べてラジオはしっかりしゃべることができますし、音楽以外は基本しゃべるだけ。

『事実、Aになりました』ということだけじゃなくて、なんでAになったのか、Aになって今どう思ってるのかというところまで自分の言葉でしゃべれるのがラジオやから。

みなさんそういう味を求めて、ラジオでしゃべらはんねやろうなと思いますけどね」

テレビ番組はVTRを観たり、さまざまなコーナーを進行したりしないといけないですし、短期間でトークのオチを求められます。

それと比べて、ラジオはしっかりと時間を取って話すことができるので、短く話すことで誤解を招いてしまうということがない点で、選ばれているのかもしれません。
 

ラジオで話すことのメリット

中西さんは芸能関連の記事を書く以外にテレビやラジオの出演もされていますが、同じようにラジオで話すことのメリットを感じられているのでしょうか。

中西さんの本業は記事を書くことであるため、本来は記事に集約させてはいるものの、文章だけでは伝わりきれない面もあると語ります。

それは発表する側の芸能人も同じで、例えば「芸能人のAさんが結婚した」という事実を世の中に伝えようとする場合、今ならSNSで伝えることがありますが、字面だけでなかなか温度感は伝えにくいもの。

しかし、ラジオは自分の声で伝えることができるため、ニュアンスも伝わりやすいということになります。

さらにラジオ番組で共演者がいる場合は、その人に茶化してもらうことで、「プライベートなことを大層に発表して」という空気を消すこともできます。
 

受け手との距離が近い

また、リスナーさんとの距離が近いというのも、テレビにはない特徴。

中西さんは「届いてほしい人に届いてくれるのもある」と語りました。

一方、ラジオでの発言を切り取られてSNSなどで挙げられ、「なんて乱暴な物言いをするのか」と炎上するというケースを中西さんは挙げ、苦言を呈しました。

中西さん「親しい人やからこそわかるニュアンスでしゃべってることが、文字だけSNSで拡散されていったら、元ネタの味も(わからず)、何やったら聞いてもない人が拡散させていくというのは、果たして誰が得する構図やねんとは思いますけどね」

マスメディアでありながら、送り手と受け手の距離が近いラジオは、SNS全盛の今でも、他のメディアにはない特性を持ち続けているといえそうです。
(岡本)
 

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