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タネのように見える部分が果実だった!流通関係者が明かす「いちご」の真実

タネのように見える部分が果実だった!流通関係者が明かす「いちご」の真実

一年中味わえますが、クリスマスケーキのトッピングで特に冬の印象が強い「いちご」。12月22日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、名古屋市中央卸売市場名古屋青果の安藤さんが「いちご」に関するトリビアを披露。意外と知られていない真実が明らかになります。聞き手は光山雄一朗アナウンサーと三浦優奈です。

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意外ないちごの真実

多数のスイーツに使用されることから、一般的に果物のイメージが強いいちご。
実は、厳密に言うと野菜に分類されます。

そして、私たちが普段実だと思って食べている赤い部分は果実ではないそう。
果実にあたる部分は、表面についている種のように見える部分だそうです。

そのひとつひとつに本当の種が入っており、赤い部分は茎の先端が変形して膨らんだものだそうです。 

今年の入荷状況

いちごはハウス栽培が中心で、日本全国で生産されています。
各地でオリジナル品種の開発も進んでおり、最近では栃木県の「とちあいか」、埼玉県の「あまりん」、愛知県の「愛きらり」などが注目を集めています。

産地の1位は栃木県、2位が「あまおう」で知られる福岡県、続いて熊本県と愛知県が並びます。

今年はいちごも他の農産物と同様に、夏の高温の影響を受けました。
苗の植え付けを遅らせた産地が多く、出荷は全体的に遅れ気味でしたが、ここに来てようやく入荷量が増えてきています。
クリスマスを過ぎ、年末年始頃には最初の出荷ピークを迎える見込みです。

先端が広がってるものの方が美味しい?

最近のいちごは、そのまま食べても十分に甘くおいしい品種が増えています。
生で食べる場合は、大粒のいちごがおすすめ。

さらに、形は三角形よりも扇形のように先端が広がっているものが良いとのこと。
いちごは先端部分に甘みが乗りやすいため「扇形の方が甘い部分の面積が広く、食べごたえがある」と安藤さん。

旬を迎えたいちごは、品種や形に注目して選ぶことで、より一層おいしさを楽しむことができます。
ぜひこの時期ならではの味わいを、日々の食卓でじっくり堪能してみてはいかがでしょうか。
(ランチョンマット先輩)
 

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