公演中に骨折したボイメン辻本達規、プロ根性を見せる。
12月13日にZeep Yokohamaにて行われたBOYS AND MENの公演中、メンバーの一人である辻本達規が右かかとを骨折するという出来事がありました。今後の公演は演出を変更して予定通り実施されるようで、辻本は「一刻も早い回復に努めてまいります」とコメントしました。そんな辻本が出演するCBCラジオ『ドラ魂キング』12月19日の放送にて、骨折の裏話が語られました。そこには、突然のアクシデントにも動じないプロの姿がありました。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く骨が折れた!
開口一番「骨が折れた!」と報告する辻本。しかし「全然大丈夫ですよ、元気いっぱい」と普段通り軽快に続けます。
安藤「何が起きたんですか?」
辻本「僕の気持ちと運動能力にかかとの骨が付いてこれず、折れてしまったんですね」
公演中の事故という事で、一部始終を見ていたリスナーからこんな投稿が寄せられました。
「先週の土曜日、横浜で行われたボイメンのライブ見に行っていました。歌って踊ってキラキラしているつーじーの姿に、思わず涙してしまいました。でもなんで骨折してしまったのですか?着地の時にやってしまったんですか?」(Aさん)
「骨折」というとライブが中断という事態にもなりそうなものですが、観客がわからないくらい、違和感なく最後まで進行したのだとか。
ソロ曲で…
今年で15周年を迎えるというBOYS AND MENは、現在周年ツアーの真っ最中。そんな記念すべき15周年の節目に合わせて、ソロ曲を発表したという辻本。
辻本「プライベートでも親交のあるヒャダインさんにお願いして作ってもらったんです」
ツアーも終盤の横浜でのライブ中、ソロ曲のイントロとともに会場2階のセンターに華々しく登場した辻本。
骨折してしまったのは、そのまま1階フロアに飛び降りた時のこと。
辻本「リハーサルもちゃんとやってて、事前に2回くらい跳んで確認してるんですよ。大丈夫だったんです」
ではなぜ本番で骨折するに至ってしまったのでしょうか?
厚みがあれば
辻本「その曲の衣装が、半袖半ズボンの体操服だったんです。胸のところに『達規』って書かれた(笑)。で、靴は上履きだったんですけど、その上履きが薄すぎて」
上履きとは、まさに学校で着用したあの靴だったそう。ちなみにリハーサルの際は別のスニーカーを着用しており、そちらは全く問題なかったようです。
安藤「衝撃を吸収しきれなかったんだ」
辻本「2階が2mちょっとで飛んでも問題なく着地できる高さだったんですが、床のコンクリートの硬さと上履きのクッション性のなさで…」
着地した瞬間に稲妻が駆け抜け、瞬時に「いったわ」と感じ取った辻本。今からソロ曲が始まるというのに、脳内には「これはダメだ」という言葉が浮かびます。
ライブ続行!
しかしここで辻本はそのままソロ曲を歌いあげ、終幕まで中断することなくやり通したのです。
辻本「ソロ曲は左右に動きのある曲なんですが、演出を変えて歌いました」
骨折した直後で当然痛みもある状態、声が震えてもおかしくない状況で、左足一本で最後までライブをやりきった辻本。
しかし、中には異変に気付いた人もいたそう。
辻本「なるべくバレたくないと思っていたんですが、ライブを見に来ていた両親から『足つってただろう』と言われました(笑)」
安藤「苦しい顔がちょっと滲んでたのかな?」
辻本「苦しい顔はしてないです、アイドルだから。ただ、動けてなかったですね」
それでもプロ根性を見せた辻本。
辻本「全治3か月~6カ月だと言われていますが、今までに10本以上骨を折ってきた経験から、2カ月あれば治せると思います」
「やりたい仕事があるので何とか治します」と、ここでもまたプロの気概を見せた辻本。華やかなアイドルの内に秘められた、熱いプロ根性が垣間見える出来事でした。
(吉村)
番組紹介
読んで聴く、新しい習慣。番組内容を編集した記事からラジオ番組を聴いていただける”RadiChubu”。名古屋を拠点とするCBCラジオの番組と連動した、中部地方ならではの記事を配信する情報サイトです。


