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悲喜こもごものJリーグ最終戦、気になるJ1・J2の試合結果はどうなった?

悲喜こもごものJリーグ最終戦、気になるJ1・J2の試合結果はどうなった?

J2・J3リーグはシーズンを終え、残すは昇格プレーオフ。一方J1リーグも12月6日に長かった2025シーズンが終了します。この時期になると、各クラブから聞こえてくるのが監督をはじめとするスタッフの退任や新監督決定、そして選手の契約更改情報です。12月5日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、城所あゆねが先週から今週にかけてのJリーグの動きについて解説しました。

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優勝は鹿島アントラーズの手に

J1リーグは6日、最終節を迎えます。降格チームは既にアルビレックス新潟・湘南ベルマーレ・横浜FCで確定。優勝クラブは放送時点でまだ決まっていません。可能性があるのは、首位・鹿島アントラーズと2位・柏レイソル。

城所「名古屋グランパスは、今季残念ながら優勝争いには絡めず。悔しい思いをしたんですが」

優勝の可能性が高いのは、アントラーズ。2クラブ以上に優勝の可能性がある場合、優勝シャーレが一番可能性の高いクラブの試合へ運ばれ、次点以降のクラブの試合にはレプリカを準備、それぞれシャーレを手渡すJリーグ関係者が各試合でスタンバイするのが慣例です。

6日の試合結果は、鹿島アントラーズが横浜F・マリノスに2-1で勝利し、9年振りの優勝。アントラーズの鬼木監督は、インタビューの際選手たちに水をかけられて濡れながら答える羽目になったのでした。

J1昇格残り1枠はどのクラブに?

続いては、J2リーグ。
最終節で、逆転で水戸ホーリーホックが優勝し、2位にV・ファーレン長崎が入り、この2クラブがJ1自動昇格を決めました。水戸は、別名「J2の番人」と言われる存在でしたが、初のJ1昇格です。
3位ジェフユナイテッド千葉、4位徳島ヴォルティス、5位ジュビロ磐田、6位RB大宮アルディージャは昇格プレーオフで残り1枠の昇格を賭けて戦います。

城所「最終節前は5位だったベガルタ仙台は、いわきFCと対戦。0-1で敗れて7位となり、昇格プレーオフ進出を逃しました」

昇格プレーオフ第一試合は7日にジェフユナイテッド千葉vsRB大宮アルディージャ、徳島ヴォルティスvsジュビロ磐田が行われ、それぞれの勝者が13日に対戦予定です。

J2残留は逆転ドラマが生まれる

J2残留争いでも、大逆転のドラマが生まれました。
第37節終了時点で、最下位・愛媛FCのJ3降格は確定していましたが、残り2つのクラブが決まらず。
可能性があったのは、19位のレノファ山口と、18位のカターレ富山、そして17位のロアッソ熊本。ただ、サッカーの神様はそう簡単には残留させてくれませんでした。

城所「ロアッソ熊本はヴァンフォーレ甲府と対戦して0-0の引き分け。対するカターレ富山は、ブラウブリッツ秋田と対戦して4-1で勝ったんです。この結果、リーグ終盤でこの試合含め3連勝したカターレ富山が逆転残留を決めました」

カターレ富山が勝ったことで、ロアッソ熊本と勝ち点が並びます。しかし、規定により得失点差で富山が1点上回って逆転残留というドラマが起こったのでした。
これで、J3降格は愛媛FC、レノファ山口、ロアッソ熊本に決定。ロアッソ熊本の選手、スタッフはこの結果に呆然とした一方で、カターレ富山の選手やスタッフ・サポーターは逆転劇に喜びを爆発させました。

そして、J1最終節となった6日の試合結果ですが、グランパスはホーム・豊田スタジアムでアビスパ福岡と対戦。1-0で勝利し、今季は16位でフィニッシュとなりました。

来季の監督は、6日時点で、2024年シーズンまで札幌を率いたミハイロ・ペトロビッチ氏(愛称:ミシャ)が就任確実報道が。7日以降は、各クラブから続々と契約更改・移籍情報が出てくるだけに、サポーターは気の休まらない日々が続きます。
(葉月智世)
 

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