当選者が換金に来ない!年末ジャンボ1等7億円の行方はいかに?
「師走」の名の通り、この時期はあっという間。クリスマスに忘年会、年賀状の用意や大掃除と、年越しまで慌ただしくも楽しいイベントが目白押しです。12月3日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』でも、そんな年末らしい話題についての投稿を、つボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介します。
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まずは12月で最も華やかなイベント、クリスマスに関する投稿です。
クリスマスといえばプレゼント。恋人や家族や友人など親しい人に、日ごろの感謝を込めて贈り物をするという人も多いのではないでしょうか?
「12月が始まり、今年最後の締めくくりの月です。私は宝石店に勤めて30年になります。昨日は遅番で今日は早番で4時間程しか寝ていませんが、元気です」(Aさん)
つボイ「宝石店だって聞くと何となく優雅なイメージがありますが、忙しいんですね」
小高「やらなきゃいけないことがたくさんあるんですよ」
クリスマスを控えたこの時期、やはりプレゼントの大本命であるジュエリーを扱うお店は多忙なのかと思いきや、意外とそうでもなかった様子。
定番ではなくなってきたジュエリー
「年々クリスマスプレゼントに宝石を買われるお客様が少なくなってきました。特に今年は金の高騰が原因で、私のお店でもすべてが値上がりです。
世の中あらゆる分野で物価が高騰しているので、生活していくのにやっとで皆さん宝石どころではないんでしょうか?もう少しみんながゆとりを持てるようなクリスマスやお正月を迎えられるといいのに、と思います」(Aさん)
物価高の波がここにも波及していているようです。近年は特に若者の間でジュエリー離れが起こっているとも言われています。回復しない景気に上がり続ける物価という状況では、宝飾品に手が伸びにくいのもやむを得ないのかもしれません。
つボイ「そんなこともあって宝石店はちょっと苦しいみたいですが、余裕のある方は宝石でも買って素敵な年末を過ごしてもらいたいですね」
「クリスマスといえばジュエリーのプレゼント」という価値観も、変遷してきていることがうかがえました。
年末の風物詩
一方こちらはなんとも景気のよさそうな話。年末の定番、宝くじの話題です。
「愛知県一宮市にある高額当選が何度も出ている宝くじ売り場で、去年の年末ジャンボの1等7億円が出たそうなのですが、いまだに換金されていないようです。
年明けの1月6日が期限だそうで、テレビやネットでもニュースになっています。
ちなみに換金されなければ愛知県と一宮市に入ることになっており、公共事業に使われるそうです」(Bさん)
つボイ「年末ジャンボはキャリーオーバー制を取っていないのでこういう形になるんですね」
宝くじは夢を買っている説
いわゆる宝くじ売り場には各地に高額当選の出るところがあり、一粒万倍日などの縁起の良い日には行列ができていることもあります。
「僕の住んでいる蒲郡市にも、2年前までは1億円以上の当選を出す店がありましたが、お店を閉めてしまいました。僕はそこでサマージャンボ宝くじを購入して1万円と3千円と300円が当たったのが最高金額でした。
それ以外の店では3千円が一度当選しただけで、駄目だとわかっていても買わないと当選しないと思い買ってしまいます。
嫁さんからは『バッカじゃないの?3千円あったら美味しいもの沢山食べられるのに』と言われています」(Bさん)
この時期にはあらゆる家庭で交わされていそうなやり取りです。ロマンを求める夫と冷めた目で見る妻。これも12月だなぁと感じる風景の内のひとつかもしれません。忙しいながらにワクワクする、この時期特有の雰囲気を感じられる投稿でした。
(吉村)
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