「あ行の名字」で「4月生まれ」は人生で有利?研究で明らかになった意外な事実
12月2日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』では、「マネーポストWEB」の記事から、名字や生まれ月が人生に与える影響について取り上げました。「あ行の名字」や「4月生まれ」は本当に有利なのか、北野誠、松原タニシ、なかしが自身の体験も交えながら語り合いました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くエリートになりやすい?
日本の学校は五十音順で出席番号が決まることが多いため、「あ行の名字」の生徒は、積極性や創造性が養われやすいという研究があります。
また、小学校低学年では勉強や運動の面において4月生まれにアドバンテージがあると指摘する声も。では、「あ行の名字」で「4月生まれ」は本当に人生において有利なのでしょうか。
この研究を行なったのは、西南学院大学経済学部の山村英司教授(行動経済学)。ノーベル賞受賞者から首相、都道府県知事、最高裁判事、経団連幹部まで、日本で「エリート」と呼ばれる人々約2,000人の名前を調査しました。対象は結婚で名字が変わりにくい男性に限定しています。
調査の結果、エリート集団における「あ行の名字」の割合は、日本人全体と比べて少なくとも2パーセント高いことがわかりました。
「やらされる」機会が増える
新学期など、先生がまだ生徒の名前を覚えていない時期は、とりあえず出席簿の上から順に当てていくことも多いもの。
必然的に、あ行の生徒は「自主的に問題を解決しなければならない」「答えを出さなければならない」場面に立たされることが増えます。自分で考えて対処する経験が積み重なることで、自主性が養われていくというわけです。
松原「僕、松原なんで結構後ろの方。後ろの方のやつは『サイキック青年団』ばっか聞いてましたね」
後ろの方の出席番号の人たちは先生との繋がりが少なく、自分たちのこそこそ話として深夜ラジオを聞くなど、オタク気質が多い傾向があったと松原は振り返ります。
4月生まれのアドバンテージ
さらに、小学校低学年では勉強や運動の面において4月生まれにアドバンテージがあると指摘する声も多くあります。
4月生まれと3月生まれでは1年近く違うため、体も大きい。4月生まれの方が受験に有利といわれており、現実に東大などでも4月・5月生まれの合格率が高いというデータが出ているといいます。
松原「それで考えたら、やっぱ桑田真澄さんってすごいですね。4月1日生まれやけど、1番最後の4月ですから」
4月1日までが1学年となるため、桑田真澄さんは学年で1番下になります。PL学園で投げていた時も、2年生でありながらほぼ1年生のような状態。1年生で投げていた時は、実質的には中学生のようなものだったと松原は指摘します。
「あ行」と「4月生まれ」
なかしのクラスメイトのあべくんは文武両道で、成績も優秀でスポーツもできたとのこと。誕生月は5月と、やはり早めです。
4月生まれの松原も、小学校の頃は成績が良かったと振り返ります。
学級委員や日直が多いのも、やはりあ行の名字。一見大変そうですが、こうした経験の積み重ねがエリートへの道に繋がっているのかもしれません。
(minto)
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