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カレー粉で作るのは料理じゃない?じゃあ、あんたが作ってみろよ

カレー粉で作るのは料理じゃない?じゃあ、あんたが作ってみろよ

『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)のコーナー「華麗なる食卓」では、カレーを筆頭にそれぞれの家庭によって異なる味について投稿を募集。パーソナリティのつボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介しています。12月2日の放送では、このコーナーの元となったカレーライスにまつわるさまざまな話題を取り上げました。

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不用意な言葉で亀裂が

食の話題というのは基本的に無難で話しやすいものですが、時にケンカの原因になりうることがあります。

「僕は友達の飲み会に人数合わせで参加したのですが、女の子に『市販のカレールーで作ったのは料理じゃない』みたいなことを言って、相手にされなくなったことがあります」(Aさん)

まさにリアル『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)。
ちょっとした話題で思わぬ亀裂が入ってしまったようです。

大好きだった父のカレー

家族の昔の思い出と家庭でのカレーの味が結びつくという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「私には忘れられないカレーがあり、それは5年前に亡くなった父が作ってくれたカレーです。

父は電気工事士をしながらうどん店も経営し、とにかく料理が上手でした。
カレーの具はしゃぶしゃぶ用の牛肉、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ。
牛肉はアクが出るので、最初にゆでてアク抜きをしていました。

水は一切使わず牛乳のみ、具材を牛乳で煮込んでカレー粉で味をつけると、とってもなめらかで甘さと辛さが融合した味でした。
何といってもカレーの味が染み込んだ牛肉がおいしくて、私は父のカレーしか知らなかったため、中学の林間学校で作ったカレーが食べられませんでした。
カレーうどんの時は和風だしでカレーを作っていて、お客様にも大好評。

たまに天国から会いに来て、カレーを作ってほしいなと思います。
男手ひとつで育てて文句も言わず、おいしい料理を毎日作ってくれた父をあらためてすごいなと思います」(Bさん)

レシピを知っていたとしても、なかなか再現ができないのが、家庭料理なのかもしれません。

ご当地カレーを紹介

カレーはアレンジがしやすいためか、さまざまなご当地カレーがあります。

「宮崎県都城市に、チキン南蛮カレーを出す店があるとテレビでやっていました。当初はワンプレートではあるものの、カレーとチキン南蛮は別々にしていたそうです。

しかしお客が『カレーのルーとチキン南蛮のタルタルソースが合うぞ』と(いう意見があったと)のことで、カレーのルーにチキン南蛮を投入したようです。

調べてみると、CoCo壱番屋でも期間限定でチキン南蛮カレーを食べられるみたいです」(Cさん)

ご当地カレーといえば、以前、この番組では和歌山県紀の川市で「はっさくスープカレー」があるというおたよりを紹介したことがありました。

レトルトカレーの具は少ない?

レトルトカレーは家で手軽に食べられるのが魅力ですが、値段によって結構違います。

「最近妻が忙しくて夕食の準備ができないので、レトルトカレーをよく買ってきます。
カレーは好きだから続くのは許せるんですけど、たまに煮込み系カレーといいますか、具が溶けてルーだけの時があります。
『あれ、具はどこに行った?』と損した気分になるので許せないです。得てして値段も高いです。

やはりカレーは肉、ジャガイモ、ニンジンが入っていないと食べた気にならないんですが、つボイさんはどう思いますでしょうか?」(Dさん)

つボイ「100円台、200円台のカレーは溶けてしまって、具があまり見当たらない」

こうしたカレーには最初から具がないのか、溶けているのかがわかりません。
「本当は具が入ってるんだ」と思い込みながら、安い値段のカレーを食べたほうが幸せ
なのかもしれません。
(岡本)
 

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