インドカレー発売?自動車メーカー・スズキの挑戦に注目

自動車メーカーのスズキがベジタリアンカレーを発売し、話題を呼んでいます。本社の社員食堂で好評だったメニューをレトルト商品にしたものです。7月4日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、カレー愛好家のつボイノリオが、味よりも"価格設定"に注目しました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く社員食堂から生まれた本格の味
インドの自動車市場でシェアトップのスズキが発売したのは、インドのベジタリアンカレーのレトルト商品。
日本国内でもインド人従業員が多いスズキは、静岡県浜松市にある本社の食堂で10種類ほどのカレーを提供していて、日本人社員を含め好評なことから、市内でレストランなどを営む会社とレトルトを共同開発しました。
発売したのは、レンズ豆をトマトと煮込んだ「トマトレンズダール」など特に人気の4種類で、パッケージには味のイメージに合わせ、「スイフト」や「ジムニー」といったスズキの代表車種のイラストが添えられています。
価格はいずれも918円で、スズキの公式通販サイトで販売しています。鈴木俊宏社長は「本格的な味を楽しんでほしい」と話しています。
隠し絵で楽しむスズキの工夫
918円という価格に困惑するつボイに、加藤由香アナウンサーがフォローを入れます。
加藤「ベジタリアンカレーですしね。いろいろ手が込んでるんだと思いますよ。2~3回に分けて食べるとか(笑)」
つボイ「ご飯が余ってしょうがない。ルーだけか?ご飯余ったんやんいうことで。ルーの量が多いんやろうか」
つボイにとって重要なのは、やはりコストパフォーマンスのようです。
実はこのカレー、パッケージデザインにも注目ポイントがあります。
カレーの各パッケージにはスイフトやジムニーといった人気車種のイラストが描かれており、全4種類を集めて本のように並べると、背表紙部分に「隠し絵」が浮かび上がる工夫が施されているというのです。
つボイの疑問「3倍の値段、3倍の味?」
カレー愛好家のつボイには、価格に対する持論があるようです。
つボイ「私からすると、400円台から上は"高級カレー"という風に分類されてます」
加藤「じゃ、何か特別な日にこれを食べるとかいうのはどうでしょうね」
加藤がこう提案しても、つボイの関心は相変わらず価格に向いています。
つボイ「味がどんなやろなぁ。918円ってなぁ。私が食べてる300円のカレーの、じゃぁ3倍美味しいか?いうことやわ」
小高と加藤が「好評だから商品化した」と説明しても、つボイの費用対効果への疑問は消えません。
知り合いを探せ!
話題は社員食堂での価格に移りました。
小高「社食から始まってるでしょ、これ」
つボイ「社食ってだいたい安いよ」
加藤「補助が出てたりとか、社員の特権っていうことなんじゃないですかね」
ここでつボイらしいアイデアが飛び出します。
つボイ「社員割引で買えんもんやろか。知り合いおったら買ってもらおう」
自動車メーカーのスズキが手がける本格インドカレーという話題でしたが、結局つボイの関心は価格に集中。つボイがこのカレーを味わえるかどうかは、人脈開拓にかかっているようです。
(minto)
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