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野球選手が目の下につけてるアイブラックって何?

野球選手が目の下につけてるアイブラックって何?

7月1日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、パーソナリティの加藤里奈が「アイブラック」について解説しました。「アイブラック」とはスポーツ選手が目の下に塗る黒いグリース、もしくはその場所に貼るステッカーです。どんな効果があるのでしょうか?

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アイブラックを付ける目的

アイブラックを付ける目的は眩しさの軽減です。太陽や照明の光が目の下で反射してボールが見づらくなるのを防ぐそうです。

現在は塗るグリースタイプ、貼るステッカータイプが販売されているそうです。

アイブラックの歴史は意外に古く、1942年にアメリカのフットボールチームの選手が使ったことが始まり。商品になっていなかった当時は、選手自身が蜜蝋と煤で作ったとか。

加藤「蜜蝋も触ったことありますけど、べっとりするよ。だからちょっとねっちょりした物で、目の下に描く感じだと思います。そこが始まり」

黒だけじゃない

2005年には、南カリフォルニア大学のアメリカンフットボール選手が、アイブラックに地元の市外局番を書いたり、地元の場所を示すSEと書いたりしたことから、黒だけでなくオリジナルのアイブラックも流行り始めました。

アイブラックを日本で製造している会社を加藤が調べたところによると、和歌山県にあるプリントテクニカという会社が見つかったそうです。

同社では「水と空気以外は何でも印刷できる」がモットーという技術力を活かし、タトゥーシール式のアイブラックを製造。
阪神タイガースの佐藤輝明選手がつけていて、タイガース承認モデルも販売されているそうです。

今年から中日ドラゴンズ承認アイブラックも販売。黒のアイブラックにチームのロゴや背番号が入っています。
全13選手のアイブラックがあるので、ファンは推しの選手の物をつけてみてはいかがでしょうか?

形もいろいろ

加藤「私もつけてみたんですけど、転写する方式なのでつけてる感は少ない。顔にシール貼るとちょっと重たい感じになっちゃうけど、これは気にならないし、水にも汗にも強いから剝がれにくいです」

またアイブラックは色だけでなく形もいろいろ。

例えばドラゴンズの辻本倫太郎選手が付けているのは「コルク」という種類。太い筆でサッと書いたような形で最後がかすれ気味になっています。
また岡林勇希選手は、中ぐらいの筆でしっかりと書いて、最後だけフンッと跳ね上げた「ハネ1」という種類。

「ハネ2」は最後を下に下げて、Lを横にしたような形。村松開人選手、中田翔選手のモデルがあります。

アウトドアにもオススメ

もちろんオーソドックスな形状の丸型もあり、こちらは福永裕基選手や木下拓哉捕手のタイプ。

「同じ素材の映える系のものも売ってて、ドラゴンズのロゴが入ったハートが3連になっているやつ。応援のフェイスペイントみたいに楽しめる物もあって、それもめっちゃ可愛いの!」

黒だけでなく青、白、朱色を使っているので確かに映えます。

加藤「これからアウトドアに行かれる方、野球観戦に、写真を撮る時にワンポイント欲しいなという人たちはぜひ使ってみて下さい」
(尾関)
 

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