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レンタカーでいきなり競馬新聞。数年越しに実現した父子の沖縄旅行

レンタカーでいきなり競馬新聞。数年越しに実現した父子の沖縄旅行

名古屋でラジオパーソナリティやピン芸人として活動する酒井直斗。先日、初めて父と2人でよ沖縄旅行へ出かけたそうです。この旅行、コロナ禍前の2019年頃からの念願だったそうですが、その結果は…。6月25日放送のCBCラジオ『酒井直斗のラジノート』では、酒井が珍道中の一部始終を報告しました。

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父との約束を数年越しで実現

父とは数年前から旅行を計画していたものの、コロナ禍や酒井自身の結婚、第一子誕生などでなかなかタイミングがなかったそうです。
ところが今年61歳の父から「もうそろそろ行かないと、俺は最初で最後の沖縄になるぞ」と言われます。

昨年11月に事務所を移籍した酒井にとって、今回の沖縄旅行が初めての休み申請になりました。

酒井「今回父が行きたいといったのは、青の洞窟。後はエイサーが観られる居酒屋に行きたい、あとはムーンビーチに泊まりたいって」

「ムーンビーチ」とは沖縄本島の真ん中あたりにある恩納村のホテル、ザ・ムーンビーチ ミュージアムリゾートのこと。
かって中日ドラゴンズがキャンプ時の宿泊施設として利用していたことでも知られ、ドラゴンズ好きの父にねだられたそうです。

不審者かと思った

酒井の実家には、両親と姉がいます。
普段は、マシンガントークの母と酒井がしゃべり、父はワンテンポ遅れて話題に乗るタイプで、家族間では絶妙なバランスを保っているそう。

ところが、今回は初めて父と息子だけの旅行です。

酒井「ぐっちゃぐちゃ。もう父も何を言ってるのかって感じだった」

出発は中部国際空港 セントレアなので、金山駅で合流しようと提案した酒井ですが、父から「迎えに来てほしい」と言われました。

当日の朝、酒井が父の迎えに大須の実家まで行くと、家の中は真っ暗。
「まだ寝てるのか?」と思ったら換気扇の下でタバコを吸う父を発見。挙げ句「不審者かと思った」と言われてしまいます。

こどものようにはしゃぐ父

沖縄へ向かう飛行機の中では窓際の席にはしゃぎ、那覇空港到着後は露出の高い女性に喜ぶなど、父のマイペースぶりに唖然とする酒井。

レンタカーを借り、父に「ゆっくり助手席に乗っててよ」と息子らしいことを言ったものの、父の行動は意外なものでした。

酒井「『安全運転で頼むよ』って言いながら広げたのは、競馬新聞。うちの父は競馬好きなんだよ。ワイヤレスイヤホンつけて、片耳自分の世界に入って予想を始める父に『嘘だろ?』って思った」

1時間の道中、助手席で予想に明け暮れる父にあきれつつ、現地ではエイサーに大喜びしたり、まるでこどものように楽しむ父の姿を見て「これも親孝行だしな…」と微笑ましい気持ちと、家族だからこそイラっと来る気持ちがシーソー状態だったようです。
(葉月智世)
 

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