中日・田中幹也選手が10キロ増量した結果

中日ドラゴンズは、6月6日からの千葉ロッテマリーンズ戦で同一カード3連勝を飾りました。土日のヒーローは田中幹也選手。試合後、光山雄一朗アナウンサーが本人に取材したそうです。6月9日の『CBCラジオ #プラス!』では光山が三浦優奈相手に、今シーズンの田中選手の好調ぶりについて解説しました。
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田中選手にとってプロ通算3年目となる今シーズン。
光山は開幕に向けて準備してきたことを本人に尋ねました。
まずは「増量」。
去年はシーズン通して試合に出ると5キロほど落ちてしまい、バットが満足に振れなかったそう。
そこでオフに入ってからは増量にも励みました。左手の骨折でリハビリしている間も増量は続き、10キロ増やすことに成功。
三浦「だからか!太ももあたりとかすごい大きくなってる気がしていて」
増量したことによりバッドに力強さが出てきた実感があるようです。
実際に森野将彦打撃・作戦コーチも田中選手の打球速度が上がってきていると評価していたそうで、増量が成果に繋がっています。
バッティングの意識を変えた
田中選手は他にもバッティングの意識改革を行ないました。
本人の中では、昨シーズンは力のない弱いフライアウトが多かったことが課題として残ったそうです。
原因は1軍ピッチャーのキレのあるボール。自身がボールの芯を捉えたつもりでも実際にはボールの下にバットがいくとのこと。
そこで今シーズンはボールの上を叩くようなイメージでバッティングに臨んでいます。
光山が試合前のバッティング練習を見学していた際、田中選手の打った球はゴロやライナーが多かったとのこと。
ホームランも打てる練習の場にも関わらず、低い軌道を描くことに疑問を抱いていた光山ですが、「ボールの上を叩く意識をする練習だったのか」と腑に落ちたそうです。
光山「このパンチ力を活かした一発もありますし、バントなどの小技も上手いですし、そしてヒットを放ってチャンスメイクをするっていう、様々な打撃面での期待をしてしまう田中幹也選手になってますね」
応援歌、バリバリ聞こえてるらしい
今年から田中選手個人の応援歌がつきました。
本人に感想を聞くと笑いながら「いいですね、あれ」といった反応が。
歌詞も気に入っており、「もうちょっと集中しろ」と言われるくらい聞こえているんだとか。
ファンの応援が選手の背中を押しているようです。
ちなみに、この3連戦で行なわれた「ガールズシリーズ」と銘打った推しコンテストでは田中選手は4位に選ばれました。
この話題についても光山が本人に振ると、ニヤッと笑いながら一言訴えたそうです。
「もうちょっと僕に投票してください。目指すは1位です」
(ランチョンマット先輩)
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