CBC宮部和裕アナが熱弁!『トムとジェリー』の魅力

ネコの「トム」とネズミの「ジェリー」が巻き起こすドタバタ劇を描いたカートゥーン・ギャグアニメの代表作『トムとジェリー』。名古屋PARCO(名古屋市中区)では、「誕生85周年記念 トムとジェリー展」が開催中です。5月2日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、「トムとジェリー展」に足を運んだ宮部和裕アナウンサーが、安藤渚七に『トムとジェリー』の魅力を伝えました。※画像はイメージです
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「♪トムとジェリー仲良くケンカしな」でお馴染みのあの歌と軽快なリズムとともに始まったコーナー。
安藤「この歌大好き。ルンルンしちゃう」
宮部「いつ聞いても、何歳になってもわくわくしちゃうよね」
「こどもの頃よく見ていました。言葉を発していなくても、トムとジェリーのやり取りにはとても笑いました」(Aさん)
宮部「そこなのよ!」
トムとジェリーは会話をすることがほとんどなく、笑い声や叫び声、ジェスチャー、他のキャラクターの会話などによって物語が進行します。
宮部「海外のアニメで当時は翻訳もされてなかったけど、この仲良くケンカぶりがめっちゃわかるんだよね」
セリフがほとんどないにも関わらずアニメーションの表現や音楽だけで展開がわかるという構成が、全世界で年齢問わず愛され続けている所以なのでしょう。
なにで見てた?
宮部「僕は今51歳なんですが、小学生の頃に夕方放送されてましたね。いま考えると再放送だと思うんですけど」
日本では1964年にテレビ放送が開始され、以後何度も再放送されています。放送開始当時はモノクロ放送だったようです。
宮部「当時はまだ録画もなかった時代だったので、『そろばん塾が早く終わらないとテレビの放送に間に合わない!』と思って急いだものです」
今でこそDVDや配信サービスなどで好きな時に好きなものを見ることができますが、当時はそうもいかず。同じような思いをしていた人もいるのではないでしょうか。
安藤「私の時はレンタル屋さんで借りてきて見ていましたね。あとは歯医者とか耳鼻科とかの待合室で流れてて。待ってる時間はすごく嫌なんだけど『トムとジェリー』で気を紛らわしてました(笑)」
前述したように音声がほとんどなくとも楽しめる構成になっているので、そういった医療機関などでこどもの退屈しのぎに用いるにはぴったりだったようです。
グッズも豊富に
宮部「『トムとジェリー展』でも売ってたんだけど、いまって学習教材もあるんだね!計算ドリルとか単語帳とか」
トムとジェリーが優しくサポートしてくれるなら、苦手な勉強も頑張れるかもしれません。
安藤「確かに、昔からずっと色褪せないですよね」
グッズ展開はこども向けにとどまらず、さまざまな企業とのコラボや新商品も続々販売されています。大人も夢中でグッズを集めてしまう魅力が、トムとジェリーにはあるようです。
宮部「なんだか見てるとさ、全てのドタバタコンビの始まりだったのかなって思えてくるんだよね」
安藤「『喧嘩するほど仲がいい』って、この二人のために作られた言葉なんじゃないかってくらいですね」
愛され続けて
そんな話題を受けて、リスナーからも投稿が寄せられました。
「『トムとジェリー』は小学校の時、家ではもちろん学校のビデオや、歯医者でも見ていました」(Bさん)
「アニメに出てきたチーズ、子どもの頃は食べてみたいと思っていました」(Cさん)
たくさんの人が幼い頃から二人の追いかけっこに親しんでいたことが窺えます。
宮部「かつてはカートゥーン・アニメーションの作品の始まりと終わりに、必ずライオンが『ガオーッ』って吠えてるシーンから始まるんですけど、それが楽しみで」
安藤「そうそう!『始まるぞ!』ってわくわくするんですよね。あー、見返したくなってきた!」
誰が見てもいつ見ても、くすっと笑えてハラハラできるドタバタコメディ。今もなお世界中の人々を笑顔にし続けるこのアニメーションは、もしかしたら唯一無二かもしれません。
(吉村)
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