コワモテのドラゴンズ名参謀森繁和氏が助っ人サノーとアブレウのこれからについてズバリ語る!
「とある妄想しがちなファンのドラゴンズ見聞録」
CBCテレビ「サンデードラゴンズ」(毎週日曜日午後12時54分から東海エリアで生放送)を見たコラム
「行ってこいって言われれば行く」名参謀の意外なスタイル

強面な風貌とギャップのあるユーモアを併せ持つ森繁和氏、2004年にドラゴンズの投手コーチに就任すると、吉見一起投手、浅尾拓也投手など球史に名を残す投手を育ててきた。そして2010年からはヘッドコーチとして落合博満監督を支えた名参謀でもある。2016年途中からは監督としてチームを率いたが、一番大きな功績は新外国人の獲得にあった。
「ピッチングコーチだからスカウトでもないしね。行ってこいって言われれば行く」
そう語る通りに海外に行って自身の目で選手を見極めるのが、森氏のスタイルだった。圧倒的なパワーを誇りホームラン王を手にしたトニ・ブランコ選手。その成績は、452試合出場、安打427、本塁打111、打点309、打率.262という数字を残した。首位打者に輝き、シーズン最多安打を記録したダヤン・ビシエド選手も長年にわたり活躍した。「愛情を込めて教えてくれたコーチや監督のことを誇りに思っている」と語るライデル・マルティネス投手は育成契約からの出発だったものの、クローザーへと上り詰め、日本球界を代表する守護神へと成長した。
森繁和氏が何を重視してスカウトしてきたのか、数々の名選手獲得の謎に迫る!

マルティネス投手を筆頭に、逸材を安く獲得してチームで育てていくというのが森繁和流のやり方だ。そんな最強の目利き能力を持つ森氏が何を重視してスカウトをしてきたのか、その謎に迫っていく。
質問.投手は何を重視して、スカウトをしてきたのか?
「やっぱり速いボールを投げられる、魅力のあるピッチャーで、あとは一つでも変化球が投げられることですね。(コントロールは?)コントロールはなくても技術的には向上はできるんですけど、スピードボールを上げるのは難しいですね」
質問.野手は何を重視して、スカウトをしてきたのか?
「どっちかというとパワー。飛ばす力を持っている人、性格や練習の態度。ちょっと一杯飲ませてみるとかね。はっきりいうと酒癖もですね」
現地に行って調査しないとわからない部分をしっかりみて、成績だけでなくて日本でどのように成長するかという部分を大事にしているのは森氏ならではと言えるだろう。また、素質として大きな部分であるパワーやスピードを重視するのも、現代野球では重要な部分であり、そのあたりも先見の明があったのだろう。
サノー選手、アブレウ投手の今後の活躍は!?森繁和氏の目利きで見る真の姿とは!

話は変わってドラゴンズの今年の助っ人たちについての率直な評価、展望を森氏に迫っていく。
質問. ミゲル・サノー選手は森氏の目にどう映っているのか?
「沖縄キャンプでも競技場で何回も会ったり、必ず手袋を外して挨拶に来て握手を求めてくれたりね。ドミニカでも会ってはいるんですけど、かなり日本好きで、日本に溶け込みやすいタイプで、その努力する姿勢が日本に合っていると思います。長打力が魅力ですからね、ただ率はまだまだこれからだと思います。これからもっと打ってくれると思います」
質問. アルベルト・アブレウ選手は森氏の目にどう映っているのか?
「スピードボールがあって、ピッチャーとしては魅力があるんですけども。セットアッパー、クローザーとして埼玉西武ライオンズでやってきましたし、他球団も欲しがってはいたんですけども、セットアッパーやクローザーよりも楽なところで投げさせる方がいいかもしれません。(まずは7、8回あたり?)そこがいいかもしれません。先発もやりたいと言ってますからね」
2人の評価に対しても、サノー選手は努力家な性格の部分から伸び代を感じているところや、アブレウ投手は性格やモチベーションからか、プレッシャーのかかる場面ではないところでさらに輝く可能性を示していた。まだまだ故障していた中継ぎ陣が本調子になってこればいずれかの配置転換も可能であろう。マルティネス投手の成長が1番顕著だったが、ドラゴンズに入っての成長をまだまだ期待したい2人なので、これからの変化に目が離せない。コワモテの森氏をニッコリと笑顔にさせてしまうようなそんな活躍を祈って応援したい。頑張れサノー選手!アブレウ投手!頑張れドラゴンズ!
澤村桃










