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「野球人生を懸けた一年に」竜浮上のキーマン・福永裕基選手、2026年覚悟のシーズン始まる

「野球人生を懸けた一年に」竜浮上のキーマン・福永裕基選手、2026年覚悟のシーズン始まる
「サンデードラゴンズ」より福永裕基選手(C)CBCテレビ

【ドラゴンズを愛して半世紀!竹内茂喜の『野球のドテ煮』】CBCテレビ「サンデードラゴンズ」(毎週日曜日12時54分から東海エリアで生放送)

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ドラさげの開幕三連敗

祝開幕!と躍る心を抑えながらテレビ桟敷で観戦したカープとの三連戦。結果は皆さんご存じの通り、悪夢の三連敗。まさかまさかの逆転負けを食らった初戦からすべてにおいて狂いが生じたのか、投手は好投するものの打線は沈黙。特に三戦目は完全試合を免れてホッとする始末。すべて1点差負けとはいえ、完全に力負けした印象。まだ始まったばかりとはいえ、先が思いやられる負けっぷりに今シーズンのチームスローガンである“ドラあげ”どころか、気持ちはいつの間にか“ドラさげ”(泣)。気持ちを切り替えて、31日から始まる地元バンテリンドーム開幕の読売ジャイアンツとの三連戦で溜まりに溜まったストレスを発散させるようなスカっとした勝利を見せてもらいたい、そう願うばかりである。

さて今回のサンドラは、福永裕基選手の特集。昨シーズンは2度も長期離脱した影響で出場20試合にとどまり、不本意なシーズンを送った福永選手。レギュラーの座を求め、昨秋のみやざきフェニックス・リーグ、そして高知秋季キャンプに参加。徹底的にバットを振り込み、泥だらけになりながらもボールを追った。入団4年目とはいえ、今年で30歳。ドラゴンズ浮上のキーマン、野球人生を懸ける覚悟の姿を追った。

今年にかける強い覚悟

「サンデードラゴンズ」より福永裕基選手(C)CBCテレビ

“30歳になる年ですし、若手でも全然ないと思うので”

やらないといけないという危機感だけを持って、2026年ペナントレース開幕を迎えた福永選手。口にした本心からは今年にかける強い覚悟がにじんでいた。春季キャンプをケガなく乗り越え、オープン戦では16試合に出場し、打率.279、4打点をマーク。守備ではファースト、セカンド、そしてサードと様々なポジションをこなした。得意とするサードにこだわりを見せるそぶりはない。どこでも構わない。とにかく開幕から一軍の舞台で活躍できることを目指し、シーズンオフから今まで汗を流し続けた。
貪欲に出場機会を求めるのは昨年の不本意な結果が背景にある。

福永選手「昨年スタートする時にすごく期待してもらいましたが、それに応えられなかったというか、裏切ってしまったことが悔しかったですね」

それは一年前。2025年3月18日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクホークスとのオープン戦で右ひざの靱帯損傷。さらに復帰2戦目となった5月28日、神宮球場での東京ヤクルトスワローズ戦ではヘッドスライディングを試み、左手関節骨折をし、二度の長期離脱を余儀なくされた。当時の心境を福永選手はこう語る。

福永選手「大きなケガをする事が少なかったので、初めてくらいの感情がありました」

野球人生を懸けた一年に

「サンデードラゴンズ」より福永裕基選手(C)CBCテレビ

初めての感情、それはシンプルに野球をやりたいという思い。野球ができない辛さ、悔しさを一年の間に十分過ぎるほど味わったという。終わってみれば、昨年の成績は20試合の出場にとどまり、打率.173、1本塁打、3打点というストレスが溜まる一年を終えた背番号7はシーズン終了後、危機感をにじませるコメントを残していた。

福永選手「来年(2026年)ダメだったら、自分的にもなかなか厳しい立場になるわけで、野球人生を懸けた一年にしたい」

勝負の年、福永選手の思いは強い。しかし何故そこまで強い意志を感じさせる言葉を選んだのか?それは自身への不甲斐ない姿を払拭させる意を込めていた。二度にわたる大ケガ。それによってフィールドの上に立つことができなかったジレンマ。不完全燃焼に終わり、結果が残せなかったことがすべて。“野球人生を懸ける”という重い言葉はまさに本心そのものであった。

目指すは高いOPS

「サンデードラゴンズ」より福永裕基選手(C)CBCテレビ

悔しさを必ず晴らす。
表情は常に穏やかな福永選手。
だが心は燃えている。

まずはスタメンに名を連ねること。そしてレギュラーを掴むことが一番の目標だ。打撃面でまず結果を残さないといけないのは承知の上。だから守備位置にはこだわらない。与えられたポジションでしっかり結果を残す。そして野球人生を懸けた一年(出塁率+長打率)を残すことを今シーズンの課題にあげる。

そして迎えた3月27日敵地マツダスタジアム、カープとの開幕戦で5番サードとしてスタメン出場。タイムリーを含む2安打を放つ活躍を見せた。まずは好スタートを切った“野球人生を懸けた一年”。覚悟のシーズンは一体どんな結果が待ち受けているのだろうか。

福永選手「少しでもやり切った良い一年だったなと言えるプレーができる日を増やしていきたい」

たった4つしかない内野のポジションを狙うライバルは多い。ただ勝負する相手はチームメイトではなく自分自身。良く打ち、そして無難に守るだけ。プロ4年目にして最高の成績を残したといえる結果を残すことしかない。その姿を期待して、われらドラゴンズファンは毎試合福永選手に熱いエールを送っていこうじゃないか!チャンスの場面でランナーを返す福永選手の猛打が一年続くことを期待したい。

がんばれ福永!
がんばれドラゴンズ!
燃えよドラゴンズ!

竹内 茂喜

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