太平洋戦争末期、2つの巨大地震が東海地方を襲った。1944年12月の東南海地震と1945年1月の三河地震。それぞれ1000人以上の死者・行方不明者を出す大きな被害となったが、当時、政府は戦時下を理由に徹底したかん口令を敷いた。そんな中、警察から逮捕される危険を顧みず、地震被害を撮影し続けた男性がいた。本人の貴重な証言をもとに、震災の記憶と記録を、後世に継ぐ意義を問う。2011年12月CBCテレビ「イッポウ」放送