“山のキャビア”が贅沢な串揚げに!?地元民が愛する名古屋の逸品「創作串揚げ つだ」の串カツの秘密とは?

その町以外ではあまり知られていないけど…地元の人はみんな知っている!その町で生まれ、根づく愛されフード。CBCテレビの加藤愛アナウンサーが全力で調査します。今回は、名古屋市東区の「創作串揚げ つだ」の『キャビアがのった串カツ』と、名古屋市港区にある「JR リニア・鉄道館」の『ドクターイエローのお弁当』です。
“山のキャビア”がたっぷり!大葉の香りがさわやかな串揚げ

名古屋市東区泉にある『創作串揚げ つだ』。愛知出身の店主・津田さんは大阪でフレンチを学んだ後、創作串揚げと出会い修行。13年前に独立し、名古屋で店をオープンしました。さらに名古屋城の金シャチ横丁、去年は東京にも進出し、人気を博しています。

お店に入ると、最初に出てくるのは「活け車海老」の串揚げ。新鮮な食材を使用しているとお客さんに知ってもらうために提供しているそう。

そして、いよいよ食べなきゃ損する愛されフード『キャビアがのった串カツ』が登場!衣にのっていたのは、“山のキャビア”とも呼ばれる「とんぶり」。ホウキギの実を加工した珍味で秋田県の特産品です。三河地鶏のモモとムネ肉をたたいたミンチに、刻んだ大葉を混ぜ、さらに大葉でくるんだものに衣をつけて揚げていきます。
特製マヨネーズソースを糊がわりにつけて、「とんぶり」をたっぷりのせた人気の一本です。

津田さんの串揚げの特徴は、食材の中に油がしみこまないように2種類の衣を使い分け、粉雪のように細かい生パン粉をつけて揚げること。そして揚がった後にくるっと回転!遠心力で余分な油を飛ばし、軽い食感に仕上げています。

店内で次々と出てくる創作串揚げは、一本一本が驚きと感動を呼びます。いくらとサーモンの“親子”串など、津田さんの一流の腕と遊び心から生まれる串揚げが、食通をも唸らせ、東京でもファンを増やしています。
「名古屋でじっくり根を下ろしたい。できれば老舗を作りたい」と、地元愛も感じる言葉を聞かせてくれました。
子どもたちにも大人気!「ドクターイエローのお弁当」

続いての愛されフードは、名古屋市港区にある「JR東海 リニア・鉄道館」の『ドクターイエローのお弁当』。子どもたちから「いつも列に並ぶんだよ」と教えてもらった通り、大人気のお弁当です。
リニア鉄道館は、超電導リニアのしくみや歴代の鉄道車両を展示する人気施設。ここのお弁当を”食べなきゃ損”ということで訪れると、黄色い箱のドクターイエロー型のお弁当が!ドクターイエローとは東海道新幹線・山陽新幹線区間で走る点検用のとてもレアな新幹線車両です。

お弁当を開けると、からあげ、ハンバーグ、エビフライなど、子供たちの大好きなおかずがてんこ盛り!「かわらしいデザインとコンパクトなサイズ感から、お子さまにとても人気になった商品です。土日祝日は少し早い時間になくなってしまうこともあります」と、スタッフの方が教えてくれました。
「お弁当の元になったドクターイエローの車両が6月から東海に来ますので、ぜひリニア鉄道館にお越しいただければ」とのこと。他にも、プラスチックの車両型のお弁当も大人気です。
「津田さんの串揚げもドクターイエローのお弁当も、みんな思わず笑顔になれる、幸せってこういうことだなと思える時間でした」と加藤アナ。名古屋・津田の串揚げとリニア鉄道館のお弁当、食べなきゃ損ですよ!
CBCテレビ「チャント!」2025年5月30日放送より
番組紹介
