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特殊詐欺にひっかかる?学生で実験をしてみた結果

特殊詐欺にひっかかる?学生で実験をしてみた結果

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「オレオレ詐欺のコーナー」は、日々進化する詐欺の手口を、リスナーの体験談などから共有するコーナーです。3月19日の放送では、心理学を勉強している大学生がオレオレ詐欺にひっかかるかどうか、という中央大学の実験結果について、リスナーから情報が寄せられました。世情にも情報にも強い学生たちの結果はどうなったのでしょうか?つボイノリオと小高直子アナウンサーが投稿を紹介します。

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電話詐欺を再現

今回寄せられた情報は、学生を対象にした詐欺の実験。
警察を騙って個人情報を聞き出す典型的な電話詐欺を再現したところ、被験者の学生が相次いで個人情報を教える寸前までいたったとのこと。

中央大学と日本貸金業協会との共同リリースによれば、実験は昨年12月中央大学文学部の有賀教授(心理学)らが神奈川県警の協力を得て、実施したそうで、被害にいたるまでの心理プロセスを調べることなどが目的でした。

心理学を専攻する学生の中から同意を得られた148人が被験者となり、各自の携帯番号をあらかじめ収集。警視庁二課山田というウソの肩書を名乗って電話がかかってくる。さらに『特殊詐欺の犯人があなたが共犯者だといっている、心当たりはありますか』、などと淡々とした口調で話して、最終的にラインのIDを聞き出そうとする段階で実験終了としました。

有賀教授らが、学生がどのタイミングで電話を切ったかなどを調べたところ、148人のうち25人が電話に出たそうで、そのうち5人がIDを教える直前までだまされたという結果となったそうです。

知らない電話番号に出たのは25人。5人はだまされる寸前までいきました。心理学を学ぶ学生でこの結果です。

知らない電話番号は…

実験結果の分析によれば、電話に出た学生は携帯電話を介した特殊詐欺があることを知らない傾向があり、掛け子役が女性の場合は、電話を途中で切ることに心理的な抵抗も生じていたといいます。

掛け子は具体的な法律名や専門用語を駆使し、強気の態度で臨み、そのため受け手が、この人本物だろうというものを感じて詐欺への疑念を弱めた可能性もあるということです。

有賀教授は『知らない番号からの電話に出る時は必ず、詐欺を予測して欲しい』と注意を呼び掛けたとのこと。

小高「出ることそのものが基本的にひっかかる第一歩」

つボイ「出ないというのでもいいし、また留守番電話にいったん入れてもらって、その内容を吟味してみる手もあります」

もう少しでクリック

小高は最近の体験談を語ります。

小高「この間メールでうっかりクリックしそうになったことがありました。
短い文章で『まなみさんから写真が共有されました』とある。『まなみさんって誰だっけ?友達でいたっけ?』と、一瞬思って、『あ、これ、もしかしてあかん奴!』

写真の共有って友達同士でよくやるけど、『あれ、下の名前だれだっけ?』とクリックしてみるというのにひっかかりそうになって。めちゃくちゃ気をつけているつもりでも一瞬ひやりとしました」

つボイ「ありそうな名前でありそうな事例だとだまされそうになります。権左衛門さんの今年の年貢はどうなった、そんなもん誰もごまかされません」

相手も悪知恵をしぼって、なんとかだまそうとしています。普段気を付けているつもりでも、一瞬のスキにつけ入られるかも。重々気をつけないといけません。
(みず)
 

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