『つボイノリオの聞けば聞くほど』（ＣＢＣラジオ）、音楽を起点に情報やニュースを届ける「トーマスの箱」のコーナー。12月12日の放送では、オフコースの「さよなら」をBGMに、つボイノリオと小高直子アナウンサーが、婚姻届や離婚届にまつわるリスナーからの投稿を紹介しました。きっかけは、役所にあるものだけでなく、いろいろな婚姻届があるという投稿。さらに、離婚届にもオリジナルデザインがあることが判明しました。

離婚届はダウンロードさせて

小高「Amazon検索してみ。ハートがパーン割れてるやつとか」

つボイ「容赦ないな（笑）」

「おしゃれでも怨念系でもなんでもいいですから、離婚届はダウンロードできるようにしといてください。窓口で『すいません、離婚届をください』っていう時、なんとも嫌な感じなんで」（Aさん）

小高によると、最近は自治体の公式ホームページから事前にダウンロードできるところが増えているとのこと。窓口で「離婚届をください」と発言する気まずさを避けられるというわけです。

ただし、婚姻届も離婚届も、公式ではない形式の届を受け取る自治体もある一方、正規のものでないと受け付けない自治体もあるため、事前に問い合わせた方がよいと小高は補足しました。

24時間受付の理由

「結婚届は日曜、祝日、深夜、早朝でも受け付けます。法律上の権利に影響するからです。相続の発生が大きいですからね」（Bさん）

つボイはこの投稿に納得します。窓口が閉まっていて届け出ができず、帰る途中に交通事故に遭った場合、相続や権利の問題が大きく変わってくる。届け出た時点で法律上の保護が決まるからです。

小高「そこに市役所のルールが関わってきちゃうと非常にややこしいことになっちゃうので。市役所はたいてい17時に終わったり、土日やってなかったりするんですが、婚姻届は24時間受け付けてる」

ゼクシィからダウンロード

「5年前、息子が結婚の時に、婚姻届はブライダル雑誌ゼクシィのホームページからコピーしたかわいらしいものでした。私は『役所の用紙じゃなくてもいいの？』と、初めてそういうのも使えることを知りました。そういえば今日は、私たち夫婦の33回目の結婚記念日です」（Cさん）

つボイ「今日や」

「残念ですが、あの頃の初々しさはもうありません」（Cさん）

「入籍」という言葉への指摘も

「婚姻届の話題の中で入籍という言葉が出ますが、両人とも初婚の場合は2人で新しい戸籍を作るので、片方が片方の籍に入るのではないと思います。なので、入籍ではなく、2人は対等だという言葉にした方が良いかと思います。夫婦別姓にも影響しそうなので」（Dさん）

小高「そういうツッコミは、ちょっと前に結構ありましたよね。なんで入籍なんだろうって」

つボイ「いろいろ結婚の法律に対しても、今後いろいろな変化があるかもわかりませんね」

離婚届柄のお皿まで登場

Amazonで婚姻届や離婚届を検索していた小高が、思わぬ商品を発見しました。離婚届の印刷がされた四角いプレートです。

つボイ「そこにいろんな寿司なんかを乗せたら、旦那が来て『お、なんで書類の上に寿司が乗っとるんや。離婚届？』っていう。いくらや、それ。どういう人が買うんやろう」

小高「在庫なし」

つボイ「売れとるんや、それ！」

オリジナルの婚姻届に離婚届、そして離婚届柄のお皿まで。なんでも楽しんだもの勝ちということかもしれません。
（minto）