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恐竜時代の海はイカだらけ!北大が覆した定説

恐竜時代の海はイカだらけ!北大が覆した定説

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』、音楽を起点に情報やニュースを届ける「トーマスの箱」のコーナー。6月27日の放送では、ORANGE RANGEの「イカSUMMER」をBGMに、つボイノリオと小高直子アナウンサーが、北海道大学の研究チームが発表した驚きの研究結果について語りました。白亜紀の海はアンモナイトや魚が主役と考えられてきましたが、実はイカが海の主役だったという新発見です。

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白亜紀の海の新事実

つボイが紹介したのは、北海道大学の伊庭准教授らのグループが科学雑誌『サイエンス』に発表した画期的な研究結果。白亜紀後期の海はアンモナイトや魚が主役だったと考えられてきましたが、実はイカだらけだったというのです。

これまでイカの化石は見つからないとされてきましたが、研究チームは特殊な方法で岩石からイカのくちばしのような硬い組織の化石を263個特定することに成功しました。

小高「イカって残りにくいでしょ、軟体動物だから。でも、あの固いくちばしのところね。あれが残っとったんだ。コリコリしとるもんね」

小高はイカをさばくとき、くちばしを「ぐにゅん」と取るのが好きなのだそう。

殻を捨てたイカの戦略

イカは、アンモナイトが持つような殻を捨てた代わりに、餌を取るのに有利な高い遊泳能力を獲得して、機敏に動き回るための知能も発達させたと考えられるといいます。

つボイ「だから、アンモナイトとイカは同じ仲間や。殻を付けてるか付けてないかの話だけ」

小高「殻を脱ぎ去ったわけね。『こんなものいらねえ!』って」

イカが殻を捨てた結果について、つボイは独自の推測を展開。「殻は重く移動がしづらい。その点、イカはぴゅーっと墨を吹いて機敏に動くことができる。アンモナイトはいつしか滅んでしまい、イカは今も生きている」ともっともらしく語ります。

つボイ「アンモナイトは悔しかったやろ。『あん時言うこと聞いときゃよかったな』。アンモナイト。死んでしまったら、なんもナイトなぁ。アンモナイトなぁ」

つボイならではの言葉遊びで、アンモナイトの心境を想像してみせました。

白亜紀から現代のイカ談義へ

研究結果を受けて、番組には投稿も寄せられました。

「イカはアンモナイトの殻を脱ぎ捨てたご先祖様に感謝しなくてはいけない」「白亜紀に生物が大量絶滅した後に多様化した魚や鯨よりも、イカは一足早く海の生態系で地位を築いて、現在まで中心的な存在でい続けている」といった内容です。

そして、話題は現代の食卓へ。

つボイ「この頃イカが少なくなって、ちっとも獲れへん。昔のぎっしり詰まったイカの缶詰が懐かしい。今ね、汁ばっかり。もう全部つゆだく。注文もせんのにつゆだくや。殻を脱ぎ捨てたらもっとイカがいてもいいじゃないかと思いますけど。いいじゃなイカ」

小高「(笑)。イカん、イカん」

つボイ「あれ!軽い返し!すっごい軽い」

小高「まあ、イッカ」

つボイ「まだ返すかい!」

白亜紀の海の新事実について、軽快な掛け合いで語り合ったつボイと小高でした。
(minto)
 

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