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高さ10mほどの“切り通しトンネル”!?千葉・房総半島にある珍しい隧道を紐解く旅

高さ10mほどの“切り通しトンネル”!?千葉・房総半島にある珍しい隧道を紐解く旅
CBCテレビ『道との遭遇』

全国の道に特化したバラエティ番組『道との遭遇』では、道マニアがイチオシの道を紹介。今回は、千葉・房総半島にある“隧道”を巡りました。(この記事では道情報だけをまとめてご紹介します)

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【動画】なぜ上部が四角い形に?道マニアが考察!“切り通しトンネル”が造られた理由はこちら【4分54秒~】

坂大師堂に通じる切り通しトンネル

CBCテレビ『道との遭遇』

千葉県富津市(ふっつし)に、「燈籠坂大師堂(とうろうざかだいしどう)」へと通じる素掘りの隧道があります。赤い鳥居から先は参道になっており、その先にはかつて弘法大使が行脚中に腰を休めたという「燈籠坂大師堂」が存在。海上安全と大漁を願い、ゆかりある弘法大師空海を本尊としてお祀りしています。

CBCテレビ『道との遭遇』

素掘りの隧道を抜けると、縦長の形をした「切り通しトンネル」が姿を現します。高さは10mほどあり、上部が四角い形をしているのが特徴。不思議に思った道マニアは、「石材を切り出す石切りの技術を使っていたのではないか」と言います。

すぐ近くの鋸山(のこぎりやま)には大規模な石切場があり、この地域は古くから“石”は大事な産業でした。

そのため、この場所も道をなだらかにするためだけではなく、石を切り出す目的もあったのではないか、と道マニアは考察します。

隧道内にある“謎の横穴”は一体なんのため?

CBCテレビ『道との遭遇』

房総半島の真ん中に位置する君津市(きみつし)には、先が見えないほどほぼ直角に曲がる「梅ノ木台一号隧道」があります。

CBCテレビ『道との遭遇』

その隧道を抜けた先には「梅ノ木台二号隧道」があり、隧道内で突然分岐する謎の横穴が。隧道は車両が通行できる幅があるのに対し、横穴は人が通れるほどの幅しかありません。「(横穴から先が)下り坂になっているのも珍しい。こんな造りの隧道は、他で見たことがない」と道マニアは言います。

CBCテレビ『道との遭遇』

横穴から隧道を抜けると目の前にはダム湖が広がり、岸壁に沿うように設けられた階段が。さらに、その先には岩壁に埋め込むような形で造られたお社のようなものがあります。

地元の住民によると、こちらにあるのは「山王(さんのう)神社」。三島ダムが完成したのは昭和30年。三島ダムができる前、かつては浅瀬の川だったそうで、橋を渡って対岸にある集落や神社を行き来していました。

CBCテレビ『道との遭遇』

しかし、ダム湖により道が沈んでしまうため、高い位置に2本の隧道を掘り、道を付け替えることに。

ダムの完成を見越して昭和20年には2本の隧道は造られており、その際に住民たちが力を合わせて神社へ繋がる道として横穴を掘ったとのこと。

「川を渡って神社へ行っていた頃、もともとの道中にあった祠なども一緒に統合した」そうで、「山王神社」には祠や岸壁に掘られた穴がいくつか見られます。

地域の人が交代で月に1度神社を清掃しているそうで、隧道から神社に通じる横穴は今も重宝されています。

CBCテレビ「道との遭遇」2025年11月25日(火)午後11時56分放送より

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