プロが教える!垢抜け眉メイクの基本と愛用コスメ
眉は顔の“額縁”ともいわれ、形・色・質感のバランス次第で顔の印象がガラリと変わります。
トレンドの変化も早く、「どう描けばいいかわからない」と悩む人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、CBCテレビの報道番組「チャント!」「newsX」でメイクを担当するヘアメイク会社éclat.(エクラ)さんに、眉のコンプレックスを抱えている人でも上手に描ける眉メイクの基本ステップを教えてもらいました。
撮影現場でプロが実際に愛用している眉コスメ&ツールも紹介。どんな描き方・アイテムを使えばいいのか、HowTo形式でお届けします。
眉メイクを自然に仕上げる基本ステップ3つ
眉メイクの仕上がりを左右するのは、形・色・質感の3つのバランス。
テレビ局の現場で日々メイクを担当するéclat.(エクラ)さんが実践している、自然に見せる眉メイクの基本ステップを紹介します。
STEP1: 形を整える

・眉頭は、目頭の真上に描くのが理想的
・眉山は、白目の外側の真上にくるように
・眉山は眉頭よりも少し高くすると立体感が出て、顔全体が引き締まります
・ 眉尻は細くシャープに仕上げると、自然で洗練された印象に
STEP 2:ペンシルラインの色をなじませる
・描いたラインをそのまま残さず、パウダーやスクリューブラシでぼかす
STEP 3: 毛の質感をコントロールする
・眉マスカラで色をのせながら、毛の流れを固定し自然な流れの質感を作る
・髪色に合わせるか、ワントーン明るい色を選ぶと、垢抜けた印象を演出
3つのステップを意識するだけで、眉メイクは一気に垢抜けた印象に。
形で顔のバランスを整え、色で自然な立体感を演出し、質感でトレンド感をプラス。これが、プロが教える“洗練された今どきの眉”の作り方です。
プロが愛用するおすすめ眉メイクアイテム5選
テレビ局で働くéclat.(エクラ)さんが、実際の現場で使用しているおすすめの眉メイクアイテムを紹介します。
■キャンメイク 3in1アイブロウ

特徴: ペンシル、パウダー、スクリューブラシが一体となった万能タイプ。
ポイント: 1本で立体的な眉が簡単に描け、持ち運びにも便利。
■ロムアンド ハンオールブロウカラ

特徴: 豊富なカラーバリエーションで、暗い髪色にも自然になじむ眉マスカラ。
ポイント: 毛1本1本に均一にフィットし、ふんわり自然な仕上がりに。
■フジコ マユティント

特徴: 眉の形と発色を長時間キープするティントタイプ。
ポイント: 汗、皮脂、水に強く、長時間の撮影でも落ちにくい。
どのアイテムも、手軽さ、落ちにくさ、色持ちといった、現場のプロが重視する条件を満たしているのが特徴です。
眉毛が少ない・細い人向け!5ステップで垢抜け眉に
「眉毛が生えてこない」「細くて形が決まらない」と悩む人も多いはず。
そんなときは、ペンシル・パウダー・スクリューブラシといった3ツールを使うのがポイントです。
【眉毛が少ない・細い人向け眉メイク方法5ステップ】
STEP1:スクリューブラシで毛流れを整える

● メイクを始める前に、スクリューブラシで毛並みをとかして整える
● 眉毛の薄い部分、濃い部分を把握しておく
STEP 2:ペンシルで形を整え、足りない部分を埋める

● 眉山~眉尻を中心に、一本ずつ毛を描き足すようにペンシルで描く
● アウトラインをくっきりと縁取るのではなく、毛を足すイメージで描く
● 眉尻はシャープに描くと引き締まった印象に
STEP 3:パウダーでふんわりと色をのせる

● 眉尻→眉の中央→眉頭の順に、アイブロウパウダーをブラシでふんわりとのせる
● パウダーは眉の中央~眉尻側からのせると、眉頭の色が調整しやすくなる
● 眉尻は濃い色、眉頭は淡い色を使うと自然なグラデーションになる
STEP 4:眉マスカラでカラーリング

● 毛流れとは逆方向に塗って、毛の裏側までしっかり色づけ
STEP 5:スクリューブラシでぼかす
● 眉マスカラが乾く前に、毛を立ちあげながら整えて立体感を出す
この5ステップを組み合わせることで、細い眉の人でも自然で立体的な垢抜け眉に仕上がります。
\éclat.(エクラ)のワンポイントアドバイス/
眉頭を濃くしすぎると、野暮ったく見えるので、スクリューブラシで、外側から内側にぼかすのがコツ。毛を立ち上げるようにとかすと、立体感のある洗練された眉に仕上がります。
髪色と眉マスカラのトーンを合わせるのが垢抜けの秘訣
近年は眉マスカラを使う人が増えていますが、色選びを間違えると、眉だけが浮いてしまう原因に。
éclat.(エクラ)では、髪色と眉色のトーンを合わせることを大切にしているそう。
CBCテレビ「チャント!」のように落ち着いた印象を重視する場合は、あえて眉マスカラを使わないことも。
【眉マスカラ選びの目安】
● 暗めの髪色:黒髪~ダークブラウン
● 明るめの髪色: ミディアムブラウン~ライトブラウン
● 個性派・ハイトーン:髪よりやや明るめを選ぶ
【失敗しない選び方】
- 色味は必ず実物で確認する
● 手の甲で試し、肌にのせたときの色味を確認する
● 髪色だけでなく、肌のアンダートーン(イエベ・ブルベ)も考慮して選ぶ - テクスチャーもチェック
● 手の甲に塗って少し時間をおき、こすっても落ちにくいか確認
● マスカラ液が固まっても粉飛びせずに密着しているかチェック
\éclat.(エクラ)のワンポイントアドバイス/
実際の液体はパッケージより落ち着いて見えることが多いです。テスターを使って、髪の色より少し明るめかどうかを確認してみてください。
自分の魅力を引き出す“今っぽ眉”は基本+練習でつくれる
ナチュラルな垢抜けた眉は、一見難しそうでも基本の5ステップとツール選びで誰でも実現可能。毛流れを活かしつつ自然な立体感を出すことで、年齢を問わず肌になじむ“今っぽい抜け感眉”に。
美眉を仕上げるコツは、左右対称を意識して練習を重ねること。テレビ局の現場で磨かれたプロのテクニックを参考に、自分の表情をもっと魅力的に演出してみてください。
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