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二軍開幕目前!「一軍との違い」と「中日・ドラ1高卒野手」の成績を調べてみた

二軍開幕目前!「一軍との違い」と「中日・ドラ1高卒野手」の成績を調べてみた
アナウンサーコラム
日めくりドラゴンズ

二軍開幕目前!「一軍との違い」と「中日・ドラ1高卒野手」の成績を調べてみた

 2019年3月14日(木) 10:10
榊原 悠介
榊原 悠介

あす2019年3月15日、一軍の開幕よりも一足早く、ウエスタンリーグが開幕する。先日実戦デビューしたばかりの注目のルーキー・根尾昂選手も、まずはこのウエスタンで実戦経験を積んでから、一軍の舞台へと活躍の場を移すことだろう。

ウエスタンとイースタン

開幕に合わせて、今一度、一軍と二軍の違いを比較してみたい。

まずリーグの分け方から異なる。一軍は「セントラル・リーグ」と「パシフィック・リーグ」であるのに対し、二軍は「ウエスタン・リーグ」と「イースタン・リーグ」という分け方がされている。

セントラル・リーグ :広島・ヤクルト・巨人・DeNA・中日・阪神
パシフィック・リーグ:西武・ソフトバンク・日本ハム・オリックス・ロッテ・楽天

ウエスタン・リーグ :阪神・ソフトバンク・オリックス・広島・中日
イースタン・リーグ :巨人・ヤクルト・ロッテ・DeNA・楽天・西武・日本ハム

その名の通り、一軍の本拠地を、西日本に置く球団がウエスタン・リーグ、東日本に置く球団がイースタン・リーグ。ナゴヤを本拠地とする中日はウエスタンだ。
現在は、ウエスタン・リーグが5球団、イースタン・リーグが7球団。2004年までは6球団ずつだったが、同年オフにオリックスと近鉄が合併。新球団の楽天が本拠地を仙台に置いたため、現在のようなリーグ編成となった。

試合数と規定投球回、規定打席

1シーズンの試合数は、各球団おおむね130試合前後が予定されている。ただ、中止になった場合は代替試合を行わないため、一年間に戦う試合数はチームによって異なってくる。昨シーズンの中日は、134試合の予定が組まれていたが、雨天中止の影響で最終的には117試合だった。今シーズンの中日二軍は、131試合が予定されている。

一軍の交流戦と同じように、ウエスタンとイースタンの交流試合も数試合組み込まれている。今シーズンの中日は、開幕して間もない3月23日(土)24(日)の2日間、ジャイアンツ球場で巨人との交流試合が予定されている。昨シーズンは5月末にナゴヤ球場で巨人との交流試合が3試合組まれた。

規定投球回、規定打席は、一軍のそれよりも少なく設定されている。
規定投球回は、チーム試合数×0.8(一軍はチーム試合数×1)
規定打席は、チーム試合数×2.7(一軍はチーム試合数×3.1)
である。
ただ、二軍で結果を残せば、シーズン途中で一軍に呼ばれる可能性も高くなる。昨シーズンは、ウエスタン・イースタン共に、規定投球回に達した投手はわずか2人ずつである。

中日ドラゴンズの高卒野手

過去15年の中日のドラフト1位の中で、高卒野手は根尾昂(2018年ドラフト)で4人目。
他の3人は、平田良介(2005年ドラフト)、堂上直倫(2006年ドラフト)、高橋周平(2011年ドラフト)と、いずれも規定打席に到達したことのある選手だ。

平田良介

平田は1年目、ウエスタンで3本塁打。2年目のシーズン終盤に一軍に定着すると、クライマックスシリーズ、日本シリーズでもスタメン出場。日本一を決めた試合では、日本ハム・ダルビッシュ有から決勝の犠牲フライを放った。9年目の2014年に規定打席に到達し、今ではチームの中心打者だ。

堂上直倫

堂上の1年目は、1軍出場こそなかったものの、二軍では230打席に立ち4本塁打。
4年目の2010年シーズン途中からはセカンドのレギュラーに定着してリーグ優勝に貢献すると、10年目の2016年にはショートのレギュラーとして131試合に出場。初めて規定打席に到達した。今シーズンは、セカンドのポジションで開幕スタメンを狙う。

高橋周平

高橋は、1年目からウエスタンで7本塁打を記録して本塁打王を獲得。一軍でも2本塁打を放ち、ルーキーイヤーから非凡な打撃センスを見せつけた。中日の高卒新人のホームランは森野将彦以来。18歳4ヶ月は、高卒新人としては最年少の記録だった。
4月生まれの根尾は来月には19歳となるため、最年少記録の更新は不可能だが、1年目でホームランを打てば、チームでは高橋以来の高卒新人の本塁打となる。

ドラ1高卒野手の成績©CBCテレビ

いずれの選手も、1年目はウエスタンリーグで着実に結果を残し、その活躍を足掛かりに一軍のチャンスを掴んだ。
きのう初めて一軍のオープン戦に出場した根尾。結果は空振り三振だったが、焦ることはない。
本人も「1年目は土台作り」と話していたように、この1年を有意義なシーズンにしてほしい。
そして根尾に限らず、ウエスタンで活躍して一軍切符をつかむ若竜の登場に期待したい。

【CBCアナウンサー 榊原悠介
中日ドラゴンズ検定1級。日付からドラゴンズの過去の試合を割り出せる特技を持つ】

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