未来のミスタードラゴンズ根尾昂の本音に迫る 京田不在のショートを守れない心境はいかに!?

未来のミスタードラゴンズ根尾昂の本音に迫る 京田不在のショートを守れない心境はいかに!?

【サンドラを観られなかった全国のドラ友と共有したい番組のコト】

CBCテレビ「サンデードラゴンズ」(毎週日曜日12時54分から東海エリアで生放送)をみたコラム

このコラム(?)は「サンドラ」を見られなかった全国のドラ友に話したい! との思いから番組の内容を綴る、竜党のみなさんに向けた、竜党による、竜党のためのコラム(?)である。
6月13日の放送で共有したいトピックスは、サンドラ解説者5人がカードに書いた質問でドラゴンズの注目選手を直撃する企画・・・題して『レジェンドカード』。今回のターゲットは、開幕から1軍で奮闘する“未来のミスタードラゴンズ”こと根尾昂選手。ここまでの活躍といえばプロ初ホームランで満塁弾という快挙を成し遂げ、守備では球際の強さをみせるファインプレーや持ち味の強肩でチームを救うなど記憶に残るシーンも多い。

「サンデードラゴンズ」©CBCテレビ

そんな根尾選手の本音に迫る解説者は立浪和義さん、井端弘和さん、川上憲伸さん、赤星憲広さん、吉見一起さんの5人。バッティングの現状のことから将来的に希望する打順、そして気になる“ショートへのこだわり”についても本音が明かされた。根尾選手が一枚目に選んだカードは・・・春季キャンプで臨時打撃コーチとして指導を受けた立浪さん!!

立浪カード『今の自分のバッティングをどう分析しますか? また何を意識していますか?』

「サンデードラゴンズ」©CBCテレビ

根尾昂:4月、5月といろいろ考えてきた事は、構えたときの上半身とか手の動きとか細々とあるんですけど、今はもう一度原点に戻って(立浪さんに教わった)足でしっかり間をとるというか、投手と間合いを合わせるというのを今は大事にしています

吉見カード『いま自分に必要なことは何ですか? そして将来的には何番を打ちたいですか?』

「サンデードラゴンズ」より根尾昂選手©CBCテレビ

根尾昂:バッティングもそうですし、状況判断ですかね。7番、8番で後ろがピッチャーの状態でノーアウト1・2塁であったり、ノーアウト2塁で(打席が)回ってくることが多いので、もちろん自分で返したいという気持ちはあるんですけど、やっぱりどこか犠牲にしてというか、簡単に終わるケースが非常に多いので。粘り強く状況に応じたバッティングが出来ればと思っています。(将来打ちたい打順は?)3番ですね!

―――根尾選手が「3番!」と即答した理由には、少年時代に見ていたドラゴンズの“ある3番打者”のイメージが強く残っているからとのこと。根尾選手が思い浮かべるドラゴンズ最強の3番打者とは・・・

根尾昂:福留さんですね。首位打者を取られた時もそうでしたし、ランナーがいる場面でのバッティングも凄く覚えているんで。打線の中で一番勝負強い選手が座るというか、4番につなぐっていう役割ももちろんあると思うので。読みとかっていう部分も含めて3番に座るのが理想ですかね

赤星カード『一軍で打席を重ね開幕時より対応できていると思いますが、本人にしかわからない感覚を教えてください』

「サンデードラゴンズ」より根尾昂選手©CBCテレビ

根尾昂:開幕以前のオープン戦とか特に左投手なんですけど、もちろんセンター方向には打ちにいっているんですけど、引っ張れるボールに対して引っ張り切れていなかったりとか、手が出なかったというか。ポイントが前でさばけていなかったという所が少しずつ前でさばけるようにはなっているとは思います

―――根尾選手が自身の成長に手応えを感じたヒットがあった。その一打とは・・・

根尾昂:日本ハムの堀さんから初球のボールを打ったんですけど、形としてはあまりよくなかったんですけど。打球方向などを踏まえると開幕当初だとレフトの方にフライを打ったりしていたのかなと思います

川上カード『僕は根尾選手を(ミート力4、走力7、守備力4、肩8、パワー8)と評価しますが、この評価をどう思いますか? ここに(+3)できるとしたら、どこにどれだけプラスしたいですか?』

「サンデードラゴンズ」©CBCテレビ

根尾昂:ごもっともかなと(笑)。その通りかなと思います。(+3できるとすれば)ミートに+3ですかね! ミートできるような形でまず(打席に)入っていける事みたいなところが一番今の僕には大事なのかなと思うので。まぁ(ボールの)見え方もそうですし、打席での考え方もそうですし。もちろん守備力もパワーも欲しいんですけど、打つことが僕は必要だと思っているので、パワーよりはミート力かなと思いますね

井端カード『京田選手が登録抹消されましたが、ショートはやらないのですか?』

「サンデードラゴンズ」より根尾昂選手©CBCテレビ

根尾昂:キャンプが終わる段階で、外野でレギュラーを獲るという所に一回切り替えて、今(その目標を)一番においてはやっているんですけど、やっぱり頭の隅の方で、やっぱりショートで守りたいっていう気持ちはありますね。僕もいつ登録抹消になるかわからないっていう気持ちはもちろん持っていますし、一軍で野球ができることに感謝しているので。試合にスタメンで出るときはしっかり内野ノックも打ってもらって、いつでも(ショートで)いける準備はしているので、「いけ!」と言われたらいきます

イチ視聴者(筆者)の番組感想まとめ。「根尾選手は記録以上に記憶に残る選手だ!!」

「サンデードラゴンズ」に出演する立浪和義さん©CBCテレビ

今週のサンドラを観た感想・・・。企画のVTR明けに根尾選手の“いまのバッティングの状態”について立浪さんは次のように解説されていました。

 立浪氏:開幕からずっとやってきて根尾選手本人も課題は分かっていると思います。ただ分かっていても毎日結果は出ますから。なかなかうまく出来ない部分は多いと思います。根尾選手はミート力を上げたいと言っていましたが、大事なことはもう少しトップをしっかりと早く作ればミート力は上がってくると思います。いろいろな意見もあると思いますが、今は試行錯誤しながら試合の中で“感覚”を自分で掴んでいってもらいたいですね

 根尾選手のここまでの打撃成績は、『打率1割7分3厘、得点圏打率1割5分8厘、本塁打1、打点12』。数字的には物足りなく感じてしまうのですが・・・、筆者の個人的な感想としましては、「えっ!!もっと打ってるんじゃないの!?」です。いや、本当に嘘偽りなく。そうイメージしたのにはひとつのデータが関係していました。根尾選手がバンテリンドームで打点を挙げたのは6試合。実はこの6試合すべてでドラゴンズは勝利を収めているのです。勝利に貢献する印象的な一打が多いことが、きっと数字以上の活躍をイメージしてしまうのでしょう。
また根尾選手の打撃の師である立浪さんは根尾選手のこれからへの期待も話されていました。

「サンデードラゴンズ」より根尾昂選手©CBCテレビ

 立浪氏:根尾選手には結構チャンスで回ってくるんですよね。これからも試合に出るためにはもう少し安定感(が必要)!  今は大振りが目立つのでコンパクトに強く振る、そういったバッティングを心がけてほしい。(首脳陣が)ベンチから見ていて使いたいと思えるような内容に変えていってもらいたいですね

 先代のミスタードラゴンズの金言を生かしてさらなる飛躍を!! あっ、でも、スミマセン。イチ視聴者の素人ファンとしては、根尾選手のあの体が倒れんばかりのフルスイングは結構好きです!!

(このコラムを書いたのは・・・サンドラ視聴歴約30年のアラフォー竜党親父)

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