降格圏が迫る!名古屋グランパス今後のリーグ戦は?

リーグ戦では勝てず、一方の天皇杯では順調に勝利と思うようにはいかない名古屋グランパス。リーグ戦の敗戦は、残留争いに巻き込まれかねない懸念もはらんでいます。8月16日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、城所あゆねが10日のJ1第25節・京都サンガF.C.戦と13日の天皇杯ラウンド16アウェイ・東京ヴェルディ戦を振り返りました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くせっかくの久しぶりのゴールが台無しに
10日にホーム豊田スタジアムで行われたJ1第25節・京都サンガF.C.戦に1-2で敗れたグランパス。
前半はお互いにチャンスはありながらも得点を奪えず、0-0で折り返します。後半になると試合が動き始めますが。
城所「後半16分にグランパスのFWキャスパー ユンカー選手が自らシュートを押し込んで先制したんですよ。このシュートは素晴らしかった」
しかし、このまま逃げ切れないのが今季のグランパス。
後半25分にサンガのFWラファエル エリアス選手に同点弾を決められ、さらに後半37分にサンガのDF福田心之助に逆転弾を許し、1-2、そのままタイムアップとなりました。
逆転負けにがっくり
リスナーからの投稿です。
「勝てると思っただけに逆転負けは残念。ただ、グランパスのホーム観客動員数平均3万人越えはすごいことだと思います」(Aさん)
25節に限って言えば、4万人近い来場者数。「鯱の大祭典」とイベントを銘打っていたこと、夏休みだったこともありますが、イベント開催時はやはり来場者数が増える傾向にあると城所も話していました。
「カウンターを食らっての失点は今まで何度も見せられてきました。唯一、キャスパー選手の得点はラッキー。バーに当たったこぼれ球を押し込んだのはラッキーだったね」(Bさん)
城所「こぼれ球に反応したキャスパー選手は素晴らしかったし、反応できたのもすごいと思います」
ケガの多かったキャスパー ユンカー選手にとっても久しぶりのゴール。このまま勝ちたかったところです。
天皇杯は勝ったけど…
一方、13日には味の素スタジアムで天皇杯ラウンド16・東京ヴェルディ戦が行われ、2-1で逆転勝利。グランパスはベスト8に駒を進めました。
試合は前半12分、ヴェルディのMF新井悠太選手に先制されるも、前半26分にグランパスのMF内田宅哉選手が同点弾を決めて1-1で折り返し、後半はMF森島司選手が獲得したPKをMF稲垣祥選手が冷静に決めて逆転し、90分内で試合を勝利で終えました。
城所「味の素スタジアムでの試合、2015年5月以来の勝利!もうさ、味スタって勝てねーなと思ってたけど、やっと幸せな試合を観れました」
なお、16日に埼玉スタジアム2002で開催のJ1第26節・浦和レッズ戦は1-2で敗北。試合終了直後の城所は暗い声でレポート。
城所「前半に2点入れられて、後半1点取り返したんですけど、正直このままじゃヤバいんじゃないかなって。下位(降格圏にいるチーム)との差が詰まってきてるなというのが本音です。厳しい順位だし、試合内容も満足いくものじゃない。言葉が出てこない」
天皇杯は確かに勝ち進んでいますが、リーグ戦で残留争いに巻き込まれつつある今の状況では「リーグ戦の方に重点を置いたほうがいいのでは」と続けました。
次の試合は、23日にホーム豊田スタジアムで開催されるJ1第27節・川崎フロンターレ戦です。
(葉月智世)
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