CBC web | 中部日本放送株式会社 / CBCテレビ / CBCラジオ

MENU

話題の「冷やし便座」に反響続々!夏休みの自由研究から怪奇現象まで?

話題の「冷やし便座」に反響続々!夏休みの自由研究から怪奇現象まで?

8月8日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、前日に話題となった「冷やし便座」談義がさらに発展。 夏休みの自由研究のテーマに採用するこどもから、実際に試作経験のあるリスナーまで、つボイノリオと小高直子アナウンサーがアイデアの数々を紹介します。

関連リンク

この記事をradiko(ラジコ)で聴く

夏休みの自由研究に最適?

前日の番組で話題となった「冷やし便座」。「温かい便座があるなら、冷やし便座もあっていいのでは」という素朴な疑問から始まったこの話に、リスナーから反響が寄せられました。

「一緒にラジオを聞いている息子が、突然『これだ!』と大きな声を出しました。びっくりして『何?どうした?』と聞いたら、『夏休みの自由研究と創意工夫。俺、冷やし便座で行くわ』と言ってました」(Aさん)

Aさんの息子さんは「ラジオの前の人にナイスアイデアくれてありがとうとお礼を言っといて」と言って、研究にいそしんだそうです。

小高「テーマ『冷やし便座』でも、冷やし便座を作るのか、冷やし便座の機能を考えるのか。どういう風な視点でやるんでしょうね」

つボイ「冷やし便座の歴史とか」

小高「ない(笑)」

つボイ「縄文時代には…とかずっと」

科学的アプローチで実現へ

「冷やし便座。冷感素材で便座カバーを作ったらいいんじゃないんでしょうかね」(Bさん)

便座の多くはプラスチック製で、冬でもひやっとしないようになっているものの、夏は逆に生ぬるくなってしまいます。冷感素材の便座カバーという現実的な提案から、話は一気に科学的な領域へ向かいます。

「ペルチェ素子を組み込んだ便座ならあっという間に冷えますね。ペルチェとかペルティエとか言います。今、いわゆる『サーモモジュール』という言葉でも呼ばれています」(Cさん)

「冷やす原理は、今流行りのハンディーファンにも搭載されている、電気を流すことで冷却効果のあるペルチェ素子を使うのが良いと思います。電気を使うことと、全体に熱を持ってはいないので、基盤を放熱させるために便座自体を熱伝導の良いアルミ素材で作れば実現可能ではないでしょうか」(Dさん)

小高「なんでそんな、みんなペルチェ素子知ってんの。初めて聞いたよ」

つボイ「世間は詳しいですよ、何にしても」

まさかの経験者現る

さらに、実際に挑戦した経験者からの貴重な意見も。

「昔、作ろうとしたことがあります。ペルチェ素子を便座に付けるというやり方だったんですけども、便座の反対の面は熱を持つわけです。その熱のせいでうまくいかず、挫折しました」(Eさん)

つボイ「ペルチェ素子ってのは、バーって冷えてくだけじゃなくて、ここは冷えるけど、その冷えた分の熱は別のところに移動させていくという、そういう原理ですから」

表面は冷たくなるが、その熱をどう処理するかが課題。単純ではない技術的な問題が浮き彫りになりました。

小高「お風呂の熱にするとかできないの」

つボイ「トイレからお風呂まで、ペルチェ素子の熱を運んでいくシステムというのをまず考えないかんです」

小高「なんか洗濯給水ホースみたいな(笑)難しいかな」

つボイ「ホースの中を熱が通っていくという熱原理がいいですね」

小高「私たち、これ以上考えられないので、誰か夏休みの自由研究で考えてください」

衝撃のネーミング案

「冷やし便座の商品名を考えました。『氷ケツ』とか『クール便(べん)』いかがでしょうか」(Fさん)

小高「なんか別の商品ある感じがするのでやめてあげてください(笑)」

「夏のトイレは冷やし便座以外に、納涼便器はどうでしょう。用が済んだ後に手が出てきて、ずーっとお尻を拭いてくれる」(Gさん)

小高「怖い。ヒヤッとするじゃん!」

つボイ「ヒヤッとする便器です」

夏休みの自由研究から本格的な技術論まで、冷やし便座をめぐる議論は尽きません。そのうち実現するかも?
(minto)
 

この記事の画像を見る

オススメ関連コンテンツ

PAGE TOP