最初のデートから真剣交際まで!婚活のプロに聞いた「失敗しないリアルデート」5つのポイント
デートは、ロマンチックであることも大切ですが、「安心できるかどうか」を確かめる大切な時間でもあります。
名古屋の婚活現場で聞こえてくるリアルな声から見えてきたのは、派手な演出よりも、小さな気遣いや心地よい距離感こそが、ご縁を育てているという事実でした。
最初のデートの場所選びから、NGな態度や言葉、会話のバランス、そして「お家デート」やスキンシップの考え方まで。肩の力を抜いて向き合える“等身大のデート”のための5つのポイントを探りました。
最初のデートは、場所選びから始まる理由
POINT1:最初のデートは「短く・軽く・会いやすく」がちょうどいい

「隣の女性」のリアルな本音を伝え、「今」を生きる女性たちを応援したい――。
そんな思いからCBCテレビが立ち上げたのが、「me:tone編集部」です。
今回は、婚活業界で長く現場を見続けてきたブライダルサロンbouquetの佐藤香織さんに、“相手がまた会いたくなるリアルなデート”について話を聞きました。
婚活で交際が始まると、まず悩むのが「最初のデート、どこに行く?」という問題。
名古屋で婚活をしている女性からも、よく聞かれる声だと佐藤さんは言います。
せっかくなら、よい印象を残したい。
でも、張り切りすぎて疲れてしまうのは避けたい。
そんなときに選ばれているのが、名駅や栄周辺のカフェ、アクセスのいいランチスポットなど、“軽めの食事デート”です。
時間は1〜2時間程度。さくっと会って、さくっと解散できるくらいが、ちょうどいいとされています。
佐藤さん:「最初の1~2回は、軽いお茶かランチくらいが一番いいですね。長時間のデートは、もっと仲良くなってからで十分。“もう少し話したかった”くらいで終わる方が、次また会いたくなります」
いきなり遠出やドライブ、遊園地などの長時間デートは、渋滞や行列など思わぬトラブルが起きやすく、ストレスにつながることも。それよりも、少し余韻が残るほうが、「また会いたい」という気持ちに自然とつながります。
軽めのデートを何度か重ねたあとで、名古屋港水族館や東山動植物園、映画、ディナー、夜景など、少しずつデートの幅を広げていけばOK。
まずは、「一緒にいて疲れないか」「緊張しすぎずに過ごせるか」。そこを確かめるところから始めてほしいと、佐藤さんはおススメしています。
交際が始まった直後の距離の縮め方
POINT2:「私の気持ちは」をきちんと伝える。主語を私にすることも大事
結婚相談所で、プレ交際(お試し期間)が始まる直後に、佐藤さんがよく相談を受けるのが「この段階で、どうやって自分の気持ちを伝えたらいいのか分からない」という悩みです。
好意はある。でも、まだ確信が持てない。
そんな気持ちのままデートを重ねていく中で、ついこんな言い方をしてしまう人も少なくありません。
「そろそろ何回目のデートだから…」
「カウンセラーさんに、そう言うように言われたので…」
佐藤さん:「この言い方をすると、“自分の気持ちじゃないんだな”“仕方なく言っているのかな”と受け取られてしまうことがあるんです」
恥ずかしさや照れ、自信のなさから、つい「誰かの意見」や「状況のせい」にしてしまいがち。
でも、距離を縮める場所で本当に大切なのは、
「私はこう感じている」
「私はこうしたいと思っている」
と、自分を主語にして伝えることだと佐藤さんは言います。
佐藤さん:「たとえば、“私はもう少しゆっくり進めてお互いのことをもっと知りたいと思っています”とか、“私は真剣交際に進めたらいいなと思っています”といったように、自分の言葉で伝えてもらえるといいですね」
会話が盛り上がる、自分と相手の話す割合
POINT3:聞くのは7割、話すのは3割がちょうど良い

一方で、うれしさのあまり一気に距離を縮めたくなる人も少なくありません。しかし佐藤さんがここで注意したいと話すのが、“なれなれしさ”です。
スキンシップ、敬語を外す、呼び名を決める――。こうしたステップは、お互いの反応を見ながら、少しずつ進めていくことが大切だと続けます。
また、「何を話せばいいか分からなくて、ついしゃべりすぎてしまう」という悩みも多く聞かれます。これは女性からも挙がりますが、特に男性からよく寄せられる声なのだそうです。緊張すると、沈黙が怖くなってしまいますよね。
佐藤さんによると、会話は相手7割・自分3割くらいを意識すると、ちょうどいいバランスになるとのこと。
佐藤さん:「自分が思っている以上に、話し過ぎてしまうことは多いもの。今日は“聞き役7割”って決めよう、くらいの気持ちでいると、実際はちょうど5:5くらいの割合になって、会話のキャッチボールが自然と楽しめるようになるはずです。」
人は、「自分の話をちゃんと聞いてもらえた」と感じる相手に、安心感や好意を抱きやすいもの。
デートは、上手に話す場所ではなく、「この人といると、自分は自然体で過ごせるかどうか」を確かめる時間です。
佐藤さん:「最初からうまくやろう、完璧を目指そうとしなくて大丈夫。試行錯誤しながら、お互いの心地よいペースを探りつつ向き合っていけば、ご縁ある方との関係はだんだん深まっていきます」
おうちデートのタイミングは?
POINT4:「この人と暮らす」を想像できることが必要

軽めのデートを何度か重ね、真剣交際に進む頃になると、結婚相談所にはこんな声が増えてくるそうです。
「一緒にいるときの“素”の感じが知りたい」
「結婚したら、どんな暮らしになるのかイメージしたい」
そこで選ばれることが多いのが、昼間のおうちデート。
必須ではありませんが、婚活の現場では“ひとつの確認ステップ”として活用されることがあると、佐藤さんは話します。
おうちデートで見られているのは、部屋の広さやおしゃれさではありません。
・清潔感
・落ち着いて過ごせるか
・生活感が極端に合わなさそうではないか
いわば、「一緒に暮らす前の予習」のような位置づけです。
タイミングの目安は、真剣交際に入ってから、交際2か月前後・デート6回目以降。
これは多くの相談所で共通する、“無理のないライン”だと言われています。
誘い方も、特別な言い回しは必要ありません。
「今度うちでお昼ごはんでもどう?」
「いいですね。じゃあケーキ買っていきます」
そんな自然なやり取りの中で、少しずつ距離が近づいていきます。
豪華なレストランや有名スポットより、
「この人の家、なんだか落ち着くな」
「一緒にキッチンに立つの、悪くないかも」
そんな感覚が芽生えたとき、結婚は“現実の選択肢”になり始めてるかもしれません。
「一線」を越えるということは、成婚するということ?
POINT5:関係が深まるほど未来を考えての行動を
おうちデートの話題になると、佐藤さんのもとには「どこまでOKなんですか?」という質問がよく寄せられるそうです。
この悩みは、実は婚活に限ったものではありません。
職場恋愛でも、友人の紹介でも、“ちゃんとした関係になりたい”と思うからこそ、多くの女性が同じことで迷います。
「流されて後悔したくない」
「でも、拒否したら距離ができてしまいそう」
「慎重すぎるって思われないかな」
相手を大切に思うほど、簡単には決められなくなる。
それは、とても自然な感情です。
結婚相談所では、こうした迷いをできるだけ減らすために、
・同棲NG
・旅行NG
・婚前交渉NG
といったルールが設けられている場合があります。
me:tone編集部:「手をつなぐまではオッケーなんですか?」
佐藤さん:「ダメとは書かれていないので、されている方は多いかなと思います」
ただし、これらのルールに反する行為があった場合、その行為自体が“成婚”とみなされて、成婚料を支払って退会となるケースもあると続けます。
婚活では“ルール”という形で線が引かれていますが、一般の恋愛でも、本質は同じです。
一線を越えるということは、「この人と、先の未来を考えたい」という意思表示でもあります。
佐藤さん:「初回デートで“旅行行こうよ”と言われたら、“私と成婚退会する覚悟はありますか?”って聞いていいんですよ」
この言葉は少し極端に聞こえるかもしれませんが、裏を返せば、相手の覚悟や気持ちをきちんと確認することの大切さを伝えています。
直面すると聞きづらい話ではありますが、佐藤さんは、婚活でも一般の恋愛でも、同じくらい大切な視点だと締めくくりました。

今回、me:tone編集部が感じたことは、リアルデートは「うまく見せる場」ではなく、「この人と一緒にいて、安心できるかを確かめる時間」なのだということ。後半で触れた“一線“の話も、なかなか聞きづらいテーマですが、男女の関係においてとても大切なポイント。お互いが安心して、大切にできる関係を築いてから、その先へ進んでくださいね。
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