夏休み最後の夜。田舎中に響き渡った音の正体とは?

我が子のことがなんでも愛おしく感じられるのは親バカですが、一方で欠点も目につくものです。親ならではの視点で、我が子のバカ自慢エピソードが寄せられるのが、CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の名物コーナー「バカ息子、バカ娘のコーナー」。9月3日の放送では、夏休み明けならではのエピソードも寄せられました。つボイノリオと小高直子アナウンサーが投稿を紹介していきます。
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まずは4歳の誕生日を迎えたAさんの孫の話。
「我が家で私と一緒に遊んでいた時、孫がボソッとひと言『ボクさあ、もう4歳になっちゃった』と少し悲しそうに言うんです。それを聞いて私は大笑いしてしまいました」(Aさん)
つボイ「もう4歳って、まだ4歳やないか(笑)」
4歳になったら、指しゃぶりをやめようねとか、寝るときに赤ちゃんの時から使っているブランケットを使うの止めようね、などと言われていたことが「もう4歳になっちゃった」という発言に繋がったと説明するつボイ。
小高「『赤ちゃん行動を卒業しましょうね』と言われがちな年頃だな」
「孫の少し悲しげな表情と言い方がめっちゃ可愛かったです」(Aさん)
1時間は何分?
転職してから張り切って出社しているというBさんの娘。バイトをしていた頃のダラダラとした朝とは違い、自ら起床してテキパキと準備をするんだとか。
しかし、その朝は様子が違ったそうです。
「ゲッ、スマホ充電できてない」と焦る娘。
「『出るまでに10分あるから急速充電したら?少しでもしてったらいいじゃない』と私が言うと、『9分じゃ遅いって。97分には出ないと混むんやて』と言います。97分って何?」(Bさん)
少しでも充電していけば?と促すBさんでしたが…。
「『だから97分には出ないとあかんのやて。3分が大事なんやて』と捨て台詞を吐いて出ていきました。もしかしたら57分のことを言いたかったのか?1時間は100分だと思ってる?」(Bさん)
つボイ「あと3分しかない。もう57分と言いたかったのが97分になった」
小高「100%充電の話と頭がごっちゃんなっちゃったんじゃないかな(笑)」
夏休み最後の夜
8月31日は夏休み最後の日。中2の息子についてのエピソードです。
「『あ、リコーダー洗うのを忘れた』とキッチンで慌ててリコーダーを洗い始めました。『明日始業式だから音楽ないよね?』と聞くと、『これは夏休みの宿題だから、今日やらなきゃ』と言います」(Cさん)
つボイ「音楽の先生が、普段使っているリコーダーは夏休みの間にきれいに洗っておきましょう」
小高「というのが、音楽の宿題とか課題だったのかな」
水筒を洗うブラシではリコーダーに入らないし、内部を洗えるものはないかと見つけたのが小さなメラミンスポンジ。
キッチンバサミでカットして、4つに分解したリコーダーにスポンジを突っ込んで菜箸で押し出して、筒の内部を掃除し始めたそうです。
もっと綺麗にしたい
Cさんのおたよりは続きます。4つに分解したリコーダーの3つは掃除完了。
しかし、吹き口のあるリコーダーの一番上のパーツにスポンジを突っ込んだら、出口がなく、奥で詰まってしまったそうです。
「『ママ、どうしよう』と言うので、『口から吹いて吹き飛ばせ』と思いつきでアドバイスしたら、甲高い音がピーッと鳴って夜の田舎に響き渡りました」(Cさん)
ピンセットやアイスの棒などで引き摺り出そうとしましたがなかなか手強く、薬さじを使って出したんだとか。
「その後も懲りずに漂白剤に漬け置きすると言い出して、アルトリコーダーが収まる容器がなくて、ペットボトルの上部をハサミで切って縦に漬け置きしています」(Cさん)
小高「アイデアがすごいね」
「忘れずに取り出せばいいんですが、翌朝、ヤマハのマークが消えていても私は知りません。意外なところに落とし穴があり。油断できない夏休みの課題でした」(Cさん)
ホルンを風呂場で洗ったら
このおたよりを読んだ後、自分の学生時代を振り返る小高。
小高「吹奏楽部に入ってた時、ホルン持ち帰って風呂場で洗ったら、湯気でメッキが剝がれて、えらい怒られたよ」
つボイ「風呂場で洗えば何でも綺麗になると思ってる(笑)」
ホルンなどのメッキがしてある管楽器を綺麗にする場合は、専用の磨き剤が必要です。
小高「ボロボロになりましたからね。『お前は卒業するまでそれ使え』って怒られました」
さらに小高は、Cさんの息子がメラミンスポンジでリコーダーを掃除したことについて解説。
メラミンスポンジは目が詰まっているので、指で塞いでいるのと同じ効果になるためピーッと鳴るんだとか。
小高「口で吹いても、メラミンはめちゃくちゃ滑りにくいから、なかなかポンと出てくれないんです」
経験者ならではの解説です。
(尾関)
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