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『国宝』だけじゃない!映画館の興行収入が好調な理由

『国宝』だけじゃない!映画館の興行収入が好調な理由

映画『国宝』(監督:李相日)の興行収入がついに105億3000万円に達しました。邦画の実写作品が100億円を超えるのは、2003年公開の『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』以来、実に22年ぶりの快挙となります。8月19日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、光山雄一朗アナウンサーと山本衿奈が、中日新聞の記事を基にこの話題を取り上げました。

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歌舞伎界にも広がる『国宝』効果

映画『国宝』は歌舞伎役者の人生を描いた作品ですが、歌舞伎界にも影響が現れているようです。
「本物の歌舞伎を見たい」という問い合わせが増加しており、チケットの販売実績も上昇しているとのことです。

作品を実際に観た山本も、この効果に納得の様子でした。

山本「私も歌舞伎見に行きたいなっていう気持ちになりましたし、本当に圧倒されました」 

今年度の映画館の業績好調。その理由は

名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマを運営する会社によると、今年度の業績は過去最高だった2019年並みになる見通しとのことです。
コロナ禍で映画館から離れていた高齢者層が戻ってきたことも好調の要因とみられています。

映画館にとって夏は「稼ぎ時」と言われていますが、ミッドランドスクエアシネマではスクリーンをフル稼働させるために、上映開始時間を午前7時台に前倒しして対応しました。
上映回数を増やしても、満席で入れない回が出るほどの盛況ぶりだったそうです。

猛暑の影響もあり、「涼しい場所で映画を観たい」という需要が高まっている点も、この夏の映画館の賑わいにつながっていると考えられます。

鬼滅の刃も大人気

さらに、映画『国宝』だけでなく、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』も話題を呼んでいます。
公開から4週で興行収入は257億円に達し、2020年公開の歴代1位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(408億円)に迫る勢いです。

今回の『鬼滅の刃』はアニメ映画としては異例の2時間超え。しかし「長さを感じさせない」との声も多いようで、山本も以下のように感想を語りました。

山本「鬼滅も2時間半とかで、国宝も3時間。でも、どちらもその長さを感じさせない。テンポ感だったりとか、こうストーリーに引き込まれる感じだったりとかね。長い映画でも集中して観られる作品」

光山も山本の感想に深く共感した様子。

光山「鬼滅の刃はテンポ感とかストーリーの濃さ、濃密さっていうとこに惹かれても時間があっという間に感じる作品でした」

この夏、映画館は例年以上の盛り上がりを見せています。
まだまだ熱は冷めそうにない映画館に、足を運んでみてはいかがでしょうか。
(ランチョンマット先輩)
 

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