CBC web | 中部日本放送株式会社 / CBCテレビ / CBCラジオ

NEWS RELEASE

ニュースリリース

ニュースリリース

2017年度

第28回 「CBC小嶋賞」 決定のお知らせ

2017年11月17日

 当社グループの放送、事業活動に貢献した個人や団体に贈る第28回「CBC小嶋賞」受賞者が下記のとおり、決定いたしましたのでお知らせ致します。

第28回「CBC小嶋賞」受賞

タレント
東 貴博 さん

第28回「CBC小嶋賞」受賞

タレント
友近 さん

【CBC小嶋賞】

○東 貴博さん (1969年12月31日生 東京都出身)

 東貴博さんは、1969年東京都台東区浅草生まれ。父は昭和を代表するコメディアン東八郎さんです。1994年、お笑いコンビ「Take2」を結成。“下町のプリンス”や 東MAX”の愛称で親しまれ、テレビ・ラジオ・舞台はもちろんのこと、江戸文化歴史検定2級、温泉ソムリエなどの資格も活かしてマルチに活躍中です。

 CBCテレビで毎週土曜朝に放送中の生ワイド番組『なるほどプレゼンター!花咲かタイムズ』は、2008年4月の放送開始から10年目を迎えた今年、最高視聴率13.6%、占拠率35.8%と番組記録を更新するなど、他局を圧倒する高視聴率を獲得し、CBCテレビはもちろん、エリアを代表する番組へと成長しました。東さんには番組の顔として開始以来10年間、洒脱な語り口をいかして、番組を引っ張り続けていただいています。

 さらに、『花咲かタイムズ』以外にも、『花咲かタイムズEX』などの番組スピンオフ企画やCBCグループの協同企画である『旅MAX』に出演いただき、CBCグループの声価向上に大きく貢献し、今回の小嶋賞授賞となりました。

【CBC小嶋賞】

○友近さん (1973年8月2日生 愛媛県出身)

 友近さんは、2000年に吉本興業のタレント養成所NSC大阪校に23期生として入学。2002年第33回NHK上方漫才コンテスト優秀賞、2003年には若手お笑い芸人の登竜門と言われるNHK新人演芸大賞演芸部門大賞、2004年にはABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞を受賞。近年は映画やドラマなどで女優としての才能も発揮し、今を代表する女性芸人となっています。

 CBCテレビでは、『なるほどプレゼンター!花咲かタイムズ』の司会を、2008年4月の放送開始から10年間、東貴博さんと共に務め、視聴者目線のコメントや軽妙な話術で番組を盛り上げていただいています。

 さらに、『花咲かタイムズ』以外にも、ネット番組『旅ずきんちゃん』での司会や、『ゴゴスマ』の曜日レギュラー出演者も務めるなど、CBC制作番組への貢献は非常に大きく、今回の小嶋賞授賞となりました。

【第28回「CBC小嶋賞」授与式】

12月15日(金) 午前10時より CBC会館3階「CBCホール」にて


【CBC小嶋賞とは】

 当社の創業に尽力した故小嶋源作(こじま・げんさく)元会長の遺志によって寄託された3,000万円を基金として、1989年10月に制定されました。

 授与対象はCBCグループの放送・事業活動や社業の発展に寄与した個人または団体で、毎年社長が委員長を務める「CBC小嶋賞基金運営委員会」で受賞者を決定します。

 受賞者には12月に開かれる当社の創立記念式典で、表彰盾と奨励金100万円が贈られます。

【故 小嶋源作 元会長】

 中部日本放送の創立と発展に尽力した小嶋氏は、CBCの父とも云うべき人物です。

「中部日本放送、JOAR、1090キロサイクルでお送りいたします。昭和26年9月1日、我が国で初めての民間放送、中部日本放送は今日ただいま、放送を開始いたしました」。

 戦後の日本が、焼け跡の暗闇から抜け出そうともがいていた1951年9月1日午前6時半、記念すべき「民放第一声」が全国に先駆けて、名古屋から発せられました。

 戦後まもない頃、中部日本新聞社(現在の中日新聞)編成局連絡部長を務めていた小嶋氏は、「民主国家として言論の自由を取り戻すためのフリーラジオを」という強い願いから、民間放送局CBCラジオの設立に東奔西走しました。当時日本の放送といえば公的な機関であるNHKラジオのみ。それまでなかった民間放送という形態のメディアだけに、自分が勤める新聞社の説得、許認可権者である逓信省やGHQ(連合国軍総司令部)との交渉、また地元財界に出資を募るなど、前途には難しい問題が横たわっていましたが、小嶋氏はそれらを粘り強く解決していきました。

 「われわれは明日、NHK島に敵前上陸する」。会社設立当初、代表取締役常務に就任した小嶋氏は、社の綱領である「真実と自由を求める」「価値の創造に生きる」「協同と責任をたっとぶ」を体現しながらラジオに続いてCBCテレビを開局。兼営局としての放送事業を軌道に乗せ、その後社長、会長を歴任。民間放送の発展に尽くすとともに、今日のCBCの礎を築きました。

【小嶋源作氏年譜】
1905年(明治38年)01月元旦
石川県石川郡野々市町に生まれる
1929年(昭和04年)03月
名古屋新聞社(中日新聞社前身)入社
1949年(昭和24年)09月
中部日本新聞社出版局局長
1950年(昭和25年)12月
中部日本放送代表取締役常務
1957年(昭和32年)11月
   同  代表取締役専務
1959年(昭和34年)11月
   同  代表取締役副社長
1967年(昭和42年)11月
   同  代表取締役社長
1975年(昭和50年)05月
   同  相談役
1975年(昭和50年)12月
   同  代表取締役会長
1989年(平成元年)06月
   同  常任相談役
1989年(平成元年)08月7日
逝去(享年84)
1989年(平成元年)09月1日
中部日本放送社葬
1989年(平成元年)10月1日
「CBC小嶋賞基金」設立