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NEWS RELEASE

ニュースリリース

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2015年度

第26回 「CBC小嶋賞」 決定のお知らせ

2015年11月20日

 当社グループの放送、事業活動に貢献した個人や団体に贈る第26回「CBC小嶋賞」受賞者が下記の通り、決定致しましたのでお知らせ致します。

第26回「CBC小嶋賞」受賞

喜劇俳優
三宅 裕司 さん

【受賞理由】

○三宅 裕司(みやけゆうじ)さん (1951年5月3日 東京都出身 64歳)

 三宅裕司さんは、明治大学在学中に落語研究会で活躍。卒業後は喜劇役者を目指し、1979年「劇団スーパー・エキセントリック・シアター」を旗揚げしました。1984年からラジオ番組「三宅裕司のヤングパラダイス」(ニッポン放送)のパーソナリティを務め、テレビ番組「テレビ探偵団」「三宅裕司のいかすバンド天国」(共にTBS)で人気を不動のものとします。キレの良いトークを武器に数々のバラエティ番組の司会を担当する一方、役者としても、数多くの舞台・ドラマ等で活躍を続けながら、2004年からは東京軽演劇を継承すべく「伊東四朗一座」「熱海五郎一座」を公演。また、自らのビッグバンドでライブ活動も行うなど、多彩な才能を各方面で発揮し続けています。

 CBCでは、全国ネット番組「週刊!健康カレンダー カラダのキモチ」のスタート時(2006年4月)から司会を務めて頂きました。三宅さんの軽妙な司会ぶりとマジメで円満な人柄によって、日曜朝に相応しい明るく前向きな健康番組となり、多くの視聴者に支持されました。

 2012年4月からは新たな全国ネット番組として「健康カプセル!ゲンキの時間」が始まり、三宅さんには引き続き司会者を務めて頂いております。日曜朝の顔として、各地区で安定した視聴率※を維持し、来年3月には「カラダのキモチ」から通算し丸10年を迎えます。CBCのレギュラーネット枠で長きにわたって三宅さんが果たした功績は大きく、今回の受賞となりました。

※参考「ゲンキの時間」視聴率

2012年度通期
関東7.4% 関西8.0% 名古屋8.4%
2013年度通期
関東6.1% 関西7.5% 名古屋8.6%
2014年度通期
関東6.0% 関西7.8% 名古屋8.2%
2015年度上期
関東6.7% 関西7.5% 名古屋8.3%
【第26回「CBC小嶋賞」授与式】

12月15日(火) 午前10時より 本館3階 「CBCホール」にて


【CBC小嶋賞とは】

 当社の創業に尽力した故小嶋源作(こじま・げんさく)元会長の遺志によって寄託された3,000万円を基金として、1989年10月に制定されました。
 授与対象はCBCグループの放送・事業活動や社業の発展に寄与した個人または団体で、毎年社長が委員長を務める「CBC小嶋賞基金運営 委員会」で受賞者を決定します。
受賞者には12月に開かれる当社の創立記念式典で、表彰盾と奨励金100万円が贈られます。

【故 小嶋 源作 元会長】

 中部日本放送の創立と発展に尽力した小嶋氏は、CBCの父とも云うべき人物です。
「中部日本放送、JOAR、1090キロサイクルでお送りいたします。昭和26年9月1日、我が国で初めての民間放送、中部日本放送は今日ただいま、放送を開始いたしました」。
 戦後の日本が、焼け跡の暗闇から抜け出そうともがいていた1951年9月1日午前6時半、記念すべき「民放第一声」が全国に先駆けて、名古屋から発せられました。
戦後まもない頃、中部日本新聞社(現在の中日新聞)編成局連絡部長を務めていた小嶋氏は、「民主国家として言論の自由を取り戻すためのフリーラジオを」という強い願いから、民間放送局CBCラジオの設立に東奔西走しました。当時日本の放送といえば公的な機関であるNHKラジオのみ。それまでなかった民間放送という形態のメディアだけに、自分が勤める新聞社の説得、許認可権者である逓信省やGHQ(連合国軍総司令部)との交渉、また地元財界に出資を募るなど、前途には難しい問題が横たわっていましたが、小嶋氏はそれらを粘り強く解決していきました。
 「われわれは明日、NHK島に敵前上陸する」。会社設立当初、代表取締役常務に就任した小嶋氏は、社の綱領である「真実と自由を求める」「価値の創造に生きる」「協同と責任をたっとぶ」を体現しながらラジオに続いてCBCテレビを開局。兼営局としての放送事業を軌道に乗せ、その後社長、会長を歴任。民間放送の発展に尽くすとともに、今日のCBCの礎を築きました。

【小嶋源作氏年譜】
1905年(明治38年)01月元旦
石川県石川郡野々市町に生まれる
1929年(昭和04年)03月
名古屋新聞社(中日新聞社前身)入社
1949年(昭和24年)09月
中部日本新聞社出版局局長
1950年(昭和25年)12月
中部日本放送代表取締役常務
1957年(昭和32年)11月
   同  代表取締役専務
1959年(昭和34年)11月
   同  代表取締役副社長
1967年(昭和42年)11月
   同  代表取締役社長
1975年(昭和50年)05月
   同  相談役
1975年(昭和50年)12月
   同  代表取締役会長
1989年(平成元年)06月
   同  常任相談役
1989年(平成元年)08月7日
逝去(享年84)
1989年(平成元年)09月1日
中部日本放送社葬
1989年(平成元年)10月1日
「CBC小嶋賞基金」設立