中日・梅津晃大投手のお立ち台が早く見たい!CBC若狭敬一アナ、声を大にして訴え

中日・梅津晃大投手のお立ち台が早く見たい!CBC若狭敬一アナ、声を大にして訴え

4月20日放送のCBCラジオ『若狭敬一のスポ音』では、パーソナリティの若狭敬一アナウンサーが中日ドラゴンズの梅津投手について取り上げました。「梅津投手のお立ち台が早く見たい」と訴えた若狭アナ。その理由とはなんでしょうか?

勝てなかった2度の登板

梅津投手は2022年にトミージョン手術を受け、長いリハビリ期間を経て、昨年一軍のマウンドに復帰。9月25日の阪神戦では1,177日ぶりの勝ち星を上げました。

手術をした当時の梅津投手は独身でした。
仙台から父・滋さんが名古屋まで来て、1ヶ月間にわたり世話をしてくれたそうです。

今シーズンの初登板は4月4日。バンテリンドームナゴヤでの読売ジャイアンツ3回戦でした。6回2失点とゲームを作りましたが、打線が不発で0対2と敗戦。

2度目の登板は4月14日、バンテリンドームナゴヤでの阪神タイガース3回戦でした。こちらは8回2失点13奪三振。手術をしてからは最多となる117球の熱投でした。
しかし、またも打線が振るわず1対2で敗れました。

各メディアで報じられていますが、14日は仙台から梅津投手の両親がバンテリンドームナゴヤに来ていました。
8回には三者連続三振の力投。最後は雄叫びを上げました。

息子の勇姿が見たい

梅津投手は2018年、東洋大学からドラフト2位で中日に入団。
実はドラフト直前に、母・明美さんは脳出血で倒れ、その前後の記憶がなく、ドラフト決定した時の息子を見た記憶がないそうです。

ドラフト翌日、東洋大学に梅津投手を取材した若狭によると、当時の明美さんは、言葉が上手く喋れなかったり、右半身に麻痺が残っていたりと厳しい状態だったそうです。

若狭「そこから懸命のリハビリを続けて、やっとこの前、仙台から新幹線で名古屋に来て、息子の勇姿を見ることができたんですよね」

母からもらった手紙

若狭「私が気になったのは、あの試合の後、両親とどんな会話をしたのか?気になりますよね。実はお父さんとお母さんは試合終了後、梅津投手に会うことなく仙台に帰ってしまったそうなんです」

その代わり、お母さんは梅津投手の奥さんに手紙を託していました。若狭はその文面を紹介しました。

『よく頑張ったね。野球場に通うこと大事にしてくださいね。身体大事にしてくださいね。明美』

若狭「『よく頑張ったね。次勝って』じゃないんですね。野球場に通うこと、つまりマウンドに上がれることを大事にしてください。そして何より身体を大事にしてください。これが母の伝えたかったメッセージなんです」

ファンはどうしても勝つか負けるかを見てしまいますが、プロ野球選手でも母からするとひとりの息子なんですね。

梅津投手は若狭に「まだちょっと利き手の右は不自由なところがあるので一生懸命左手で書いてくれたと思います」と教えてくれたそうです。

若狭「早くお立ち台見たいなと思いましたね」

お立ち台が見たい

「今日はここで終わるのではなく、私なりにお立ち台への希望があるんですよ」と言うと、若狭は梅津投手について話し始めました。

4月4日の初登板、0対2で負けた試合の後、ウエイトルームで身体のメンテナンスをしていた梅津投手の元へ、ひとりの選手が来てくれたそうです。

「梅津悪かった。絶対打ってやる。今日はナイスピッチング」と声を掛けられた梅津投手。

4月14日に1対2で負けた試合後も、同じ選手が梅津投手の元に来てくれたそうです。

「悪い!勝たせたかったなあ。次絶対打つわ。今日もナイスピッチングだった」

打撃陣を代表するかのように声をかけたのは、中田翔選手でした。

若狭「プロ野球選手もひとりの人間ですから人間ドラマがある。梅津晃大投手と中田翔選手のふたりのお立ち台が実現したらグッときちゃいますね。
多くのファンに、そしてご両親にお立ち台に上がる姿を見せて欲しいと切に願っています」 
(尾関)
 

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