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●大盛況 おとなの朗読会

昨日は、CBCアナウンサーおとなの朗読会を開催。

大盛況のうちに幕を閉じました。


アナウンス部としては、10年ぶりの開催。さらに、
フルートとピアノとのコラボという初の試みにも関わらず、
台風のため、延期にー。
ようやく披露できた作品は、待ちに待った思いも加わった気合の入った朗読となりました。
ピアニストは西濱由有さん。フルートは小島祐加さんです。

光山アナは、ショートショートの大家、星新一さんの作品を披露。借金に追われる男が、占い師にそそのかされて強盗をする場面では、ドラマのワンシーンのようにハラハラする生演奏とお送りしました。

宮部アナは、ノンフィクションのボクシング秘話を。実際の試合の場面は、実況アナウンサーにしか読めない白熱した朗読となり、男性のお客さまにも好評でした。

私は、芥川龍之介の「蜜柑」をー。ある列車の中に乗り合わせた田舎者の小娘との出来事を、主人公が独白していく作品です。列車が動き出す前の陰鬱な空気と、それを一変させる温かくさわやかなラスト。朗読だけではとてもここまでは盛り上げられないという素敵な演奏をつけてもらいました。
大好きな名作をこんな形で披露できて幸せでした。
さらに・・・

小高アナは、乙一さんの小説の一部を朗読。目の見えない主人公が、友人とのトラブルをへて一歩前に踏み出すまでを描いたシーンは臨場感にあふれていました。

古川アナは、およそ30分という長編朗読に挑戦。平凡だが、満たされない日常を送っている主婦の、ささやかな抵抗と小さな裏切り。放送では披露しずらい、テレクラバイトのシーンなど終始ドキドキ・・・こちらも、演奏とのコラボがとても感動的でした。

会場となった伏見のドルチェ・アートホールは音が素晴らしく、
今回、スタッフ側だった澤、南部、田中アナも含め、すべてのチームワークで成功できた朗読会。
打ち上げは、もちろん次回のアイデアで大盛り上がり。

お越しくださいました皆様ありがとうございました。

 

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