WEBメビナビ

第42話
2月3日(土)
旧友の来訪
タケナカ最高総議長
 タケナカ最高総議長は、ニューヨークにあるGUYS総本部の責任者で、設立メンバーのひとりでもある人物だ。ウルトラ警備隊が活躍していた頃は、地球防衛軍で参謀を務めていた。ウルトラ警備隊の基地にも、何度も姿を見せているぞ。
キャプテン・サコミズ
 科学特捜隊日本支部には、ハヤタ隊員が所属していたムラマツ班以外にも、いくつかのチームがあった。サコミズ隊長は、そのうちのサコミズ班を率いるキャップだったけれど、宇宙任務を志願し、宇宙船の船長(キャプテン)として働いていたんだ。ミライのモデルになったバン・ヒロトの父、バン・テツロウ博士を火星に送り届けたこともある。
亜光速試験船イザナミ
 地球はまだ、人間を乗せたまま安全に光の速さを超える技術を持っていない。光の速さに近づくのは、物理学的にもとても難しいんだ。亜光速とは「光の速さに近い」という意味で、イザナミはサコミズが船長を務める試験船のひとつ。搭載艇のイカヅチは、岩本博士の開発によるハイドロジェネート・サブロケットエンジンを装備した宇宙ビートルの発展型だ。
ウラシマ効果
 光の速さに近づくと、時間の進み方が遅くなるために起こる現象で、双子のパラドックス、あるいはリップ・ヴァン・ウィンクル効果とも言う。時間がゆっくり進む亜光速の旅から帰って来たサコミズは、地球にいたタケナカよりも、はるかに短い時間しか過ごしていない。サコミズがタケナカと同い年なのに、ずっと若いのはそのためだ。不思議なようだけれど、この現象そのものは魔法でもSFでもなく、実験で何度も証明されている事実なんだ。

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