株式会社CBCテレビ
番組審議会
第670回CBCテレビ番組審議会
開催日 | 2021年7月9日(金) |
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出席委員 (敬称略) |
伊藤孝紀、加藤博、鹿目由紀、上条厚子、 島田佳幸、戸苅創、渡邉好作 |
書面参加 (敬称略) |
勝部陽子、竹内秀樹、宮田昌彦 |
議題 | 1. TBSテレビの全国ネット番組及び、 テレビ全般へのご意見ご要望 |
1. TBSテレビの全国ネット番組及び、
テレビ全般へのご意見ご要望
《審議委員の主なご意見》
<ニュースについて>
- TBS制作の『報道特集』は、時間と労力をかけられていて見ごたえがある。テーマがタイムリーで非常に考えさせられる。
<情報番組について>
- 『あさチャン!』はビジネスマンが出勤前に知りたい情報を、夏目三久アナの進行で心地よく入手できる。秋からの新番組は、新キャスターの司会進行が、視聴するかどうかの大きなファクターになりそう。
- 情報番組全体として、芸能人の発言を取り上げることが多いが、それよりも学識者のコメントが聞きたい。次の学識者を発掘・育成していってほしい。
<ドラマについて>
- 火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』は、主人公がSNSでバッシングを受けながらも前向きに克服する様子が描かれていた。社会状況を取り込んだこの回は、SNSとの向き合い方を顧みるきっかけになったと思う。
- 『着飾る恋には理由があって』“若い人たちの今”を感じさせられる作品だった。次は、このファミリー版のような形で、“多様な家族のあり方”をドラマで見たいと感じた。
- 全体として漫画原作のドラマ作品が多いのではと感じている。複雑な伏線を鮮やかに回収していくオリジナル脚本のドラマが見たい。日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』に期待している。
<バラエティ・その他について>
- 『ジョブチューン』たまに見ると、テーマが“コンビニ”や“飲食店”が多い気がする。それ以外の職種をもっと取り上げても良いのではと思う。
- 音楽情報番組が少ないと感じる。若者はスマホやタブレットなどで常に音楽を聞いており、音楽番組が増えれば若者がテレビを見る機会が増えるのではないかと思う。
<インターネットとテレビについて>
- YouTube動画は、短時間で手軽に情報が得られるが、同じようなものばかりで次第に飽きる。テレビには、テレビにしかできない質の高いコンテンツや新しい試みをどんどん追求してほしい。
- 若い世代にテレビを見てもらうには、生放送における司会者が魅力的であることはとても大事だと思う。視聴者が生放送をリアルタイムで見たくなる方法を研究してほしい。